Sinp's Wine

スイーツパティシエ展

パティシエ展


Eat In  2002. 11


新宿三越で行われているパティシエ展に行ってきたので、簡単に(?)レポートを。

季節柄、モンブランの食べ比べが出来るというのだ。知人を誘って計3人で。

食べた、食べた。 私も甘い物は好きだが、さすがにこれは食べ過ぎである。
蛍光灯の明かりのため、どうもあまり美味しそうに見えないのですが、その辺は御了承を。

左の写真は、マルメゾン


ムースマルメゾン:
350円。ムースがなめらかは1個は小さめ。

キャラメルのムースだ。 キャラメルの苦みがなかなか香ばしい。
甘味も強く、キャラメルのアフターが長い。

酒をたっぷりしみこませたスポンジも入っており、一つのアクセント。

☆☆☆○



モンブラン:
350円。 こちらも小さめ。

さっぱりとした風味で、あまりモンブランっぽくない。
色は薄め。 また栗っぽさも少な目。

生クリームが主ではあるが、非常に栗と生クリームのバランスがよいのが印象的。

甘みも強く○。

☆☆☆





続いてモンブラン3種。

ルクープピュー:モンブラン
430円。 あまり名前を聞かないケーキショップだが、場所は荻窪らしい。

大きさは最大級のもの。

中にブルーベリーのソース。 中はほとんど生クリーム。下にはタルト。
またカスタードもはいっているようだ。

そして、最初の印象はあまりよくない。 ブルーベリーの酸味が非常に邪魔に感じられる。

しかし、一つ一つ味わっていくと各パーツは美味しいことに気がつく。
生クリームが勝ち、栗を殺している。 栗のペースト自体はなかなかの旨さなのに。

☆☆○



コヌレ広尾:モンブラン
以前から聞いたことのあるケーキショップだが、今回初めて。

女性のパティシエによるイタリア菓子らしい。

下にはチョコレートコーティングされたメレンゲ。

そのため、かなりメレンゲ部分はカリットした食感が楽しめる。
生クリームの甘さは控えめ。

全体としても甘さも控えめで、香ばしさが引き立っている。  ☆☆○



パティシエシマ:モンブラン
好きなケーキショップだ。

こちらのモンブランはどうであろう? と興味津々。

かなりミルクっぽい仕上がり。 すごく甘い。 強いお酒を感じる。  生クリームかなり脂肪分を感じる本格なものだ。

生クリーム自体もかなり甘く、色も他の生クリームと違って、黄色がかっている。

これだけいろいろケーキを食べると結構飽きる感じの味だが、いつも1個だけ 食べるとするとやはりこれだけしっかりしているものが好ましい。

☆☆☆


続いて

鎧塚俊彦

ベルギー三ツ星レストランのシェフパティシエをしていたという氏は現在、出展準備中らしい。

現在はここでしか食べられないということでかなり期待大。

他の食べたいものがあったが、2つも。

モンブラン
350円。

マロンクリームがすごい。中までマロンクリームだ。 生クリームではない。 粒々した栗の食感もなかなか面白い。

下にはパイ生地。  ☆☆☆



ブリュノー
350円。

これは凄い。 かなりの濃さだ。

このチョコの濃厚さはこういう食べ比べの時にはかなり不利な感じ。 これ一品でかなりの満足感が得られることだろう。

中にはピスタチオクリームがはいっているのだが、チョコにマスクされて まったく分からない。

良くも悪くもチョコ、チョコ。

自分のお店を持ち、少し様子を見てみたい感じ。 現在のレシピでは、ちょっとバランスにかけた感じが否めない。

☆☆○



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