「廣州」(広東料理)   ★★★○  1997. 5






入店




ランチにて。

場所は飯田橋駅から歩いて10分程度のホテルエドモンドの地下1Fにそのお店はある。 内装は茶色ベースに統一されたインテリア。(詳しく聞かないで)

席数は10〜20席程度、家族連れが多かったが、うるさくはない。 ランチメニューは2500円、3500円、5000円の点心コースと3000円の 中華コース。


当然、一番安いコースを注文。 お茶はポットにてフリー。但し、色が付いているだけで、味がしない。 臭いもあまり。。何のお茶か不明。


10分〜15分ぐらい経ったろうか。 料理がずらずらと並べられる。 見た目、あまりうまそうに見えない。一気に並べられたせいもあるが、あの蒸気が勢い よく出ているアツアツ感も感じらず、評判倒れだったかと感じる。 量もあまり感じられず、満足出来るのかと心配になる。






注文





鳥のゴマソース和え


よくある料理だが、うまい。 ゴマソースにコクがあってうまかった。




ダイコンと人参のスープ


よく分からない出汁。 赤身が入っていた。さっぱりとした味。あまりうまくはない。




シュウマイ


エビシュウマイと普通のシュウマイ 1つづつ。普通のシュウマイは、干しエビ、 椎茸などが入っていて、見た目は駅弁の弁当並。だが、食べたときの味わいが違う。 熱くないのが欠点。エビシュウマイをほおばると、ブリッとしたエビの身が飛び出す。 但し、時間をおいて食べたため、美味しいとは思わなかった。。。




季節の野菜炒め


中の具は不明。 青(色)物が中心でさっぱりとしてうまい。 塩味ベース。コリコリとした歯触り。




春巻き


なぜ、なま温かい。。 どうして熱くないんだ!! 特徴はないが、味はいい。 




ちまき


まあ、特別な事はない。でも、美味しいと思う。




ゴマ団子 1個


今回のお気に入り No.2 

箸で持つと、柔らかく、直径が半分ぐらいにまで変形する。 モチの周りにゴマの身が、まぶしてある。 一口ほおばると、柔らかく、何処までも 深く深くモチの中へ歯が・・。 

そして歯と歯でかみ切る瞬間、ゴマを噛むと口の中で「ギュッ」と音がする。 このゴマがうまい。(一粒一粒が口の中で存在感を主張する。)  餡は黒くなく、そして甘さ控えめ。




杏仁豆腐


今回のお気に入り No.1

実はあまり好きではなかったのですよ、杏仁豆腐って。なんか薬臭くって。 美味しいのを求めていたのですが。。

小さな皿に豆腐が固めてある。 切り込みは入っていない。 スープ(?:あの甘ったるく、薬臭い奴)がない。  

実にうまい。味についてはうまく表現できません。杏仁豆腐への見方が変わった。 でも、これが本当の味なんでろうね。今までの店は何をやっていたんだと怒りがこみ上げる。







総評




噂通り、味は高水準。(私の中華体験度は考慮に入れて)

コーチ印のキャビネット(「厨房ですよ」)でもよく出ているが、良かった。 ただ、熱くないのが最大の欠点。(スープは熱かったが)この分だとメインの 中華の方も期待できるかな? お皿は全て、「ナルミ(と書くのか?)」でした。

現在はシェフが変わっているので、注意。