アルザス
和食でありながら、最近の風潮であろうか? 食前酒はいかがですか? と。
シャンパーニュもひかれたが、私はアルザス ’99(作り手失念)を。
800円。値段に比にして、その量を考えれば、まあまあか。
嫁さんは今月(月替わり)のグラスシャンパーニュ。ルイロデNV 1000円。
豊富な泡を見ると抜栓したてであることが分かる。 味はすっきりとしていてい気分を
盛り上げてくれる様はやはり好感度が高いぞ、と。
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前菜 |
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根芋ときのこの海苔和え
根芋って何?(笑)
「ふき」に似たそれは、しゃきしゃきとしており歯ごたえを楽しめる。 出汁をそこそこ含んだ
それは口に入れてもしっかり味を主張してくれる。 海苔の風味と、きのこの風味と。そしてちょっぴり酸が効いている。
量が少ないけど ^^);
シャンパンやワインとの相性もまったく気にならない。。
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名物バサラ玉子
名物といいながら、中はふっくらとした普通の玉子焼き。添えられた木のスプーンですくっていただきます。
それが、出汁の中に入ることで、なかなか印象的なものに。 中華風でいえば、かに玉。
それが和風の出汁と玉子の中に何も入っていないと言う違い。 和風の出汁は軽めの酸味と
同じく軽めの甘さ。 出汁の風味が渾然一体となり、口のなかでふわりと舞い降りる感じ。
なかなかではないでしょうか? こっちの方が量が多くてお腹が空いているむきには適している。
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中菜 |
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蓮根豆腐の揚げあんかけ
これも、和食の経験が少ない私には面白い。
いってみれば、中華の大根もちに近い感じ。 蓮根をすり下ろしたものを四角くまとめ、表面を
(非常に)かりっと揚げておき、上から和風出汁をかけたもの。
かりっとした表面の香ばしさもさることながら、中のふわっとしつつもしゃっきりした蓮根の食感も
なかなか捨てがたい。 それを静かに支える和風出汁。 あちこち和風出汁と
かいているが、それがそれぞれ異なる風味をもち、飽きさせないところは非常に
評価してよいのではないでしょうか??
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徳島 秋鯖の棒寿司
またまた同じ中菜でもボリュームが違う・・・
あ〜ん、お腹減ったぁ〜 などといいながら、こちらは嫁さんのセレクト。
こんなのはあまり好きじゃないはずなのに・・好みが変わったのかな?
印象より、鯖くささもなく、大人しい一品。
もっと荒々しい鯖を期待していたのですが・・・決して悪くはないです。
上品といえば上品。 しかし、鯖は鯖らしくありたい。もっとお酢が効いていた方が好みかも。
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主菜 |
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秋茄子の葛煮
なぜか、野菜ものを主菜に。 おいおい、結局私のセレクトは肉も魚も
とらずに野菜オンリー? なんてヘルシーな。。とかいいながら。
ふっくらとした茄子の甘さと、たっぷりとかかっている出汁の風味が
よくあっており、なかなかに好みである。上にはたっぷりと茗荷の千切りがのっている。
しかし、あまり満腹度がない(笑) 見た目のボリュームはたっぷりです。
茄子に負けないくらい立派な椎茸。厚みもあり噛むと椎茸の味がふわっと口の中に広がる。
主菜にはご飯(押し麦入り)、赤だし、香の物がつく。
そして、ここの特徴はこのご飯であろう。 釜で炊いたそれは非常に
ふっくらとしており、美味しいご飯である。 義母が一口食べて、
「あ、懐かしい」と申しておりました。 昔はこんな味だったとのこと。
押し麦が入っているせいか噛みごたえもあり、ご飯だけでもぱくぱくと食べられてしまう。
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本日の魚の変わり揚げ
本日の魚はスズキ。 食べるとあまり脂がなく、非常にすっきりとした一品。
すだちを絞っていただく。また脇には、カレー塩が添えられ、お好みで。揚げの衣は新上粉の様なとても細かい白粒々。
とてもさっくりと揚がっています。
このカレー塩をつけると、また印象ががらりと変わり、面白くいただける。
肉厚の椎茸、シシトウなどと一緒に。
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デザート |
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ヴァニラアイスクリームと麩焼き
う〜ん、甘さ、コクなどをフレンチの物と比べると(比べなくても)さっぱりしたデザートである。
シャーベット的なイメージが強く、あまり感心できない。 繊細といえば、繊細だけどね。でもちゃんとヴァニラの
粒が見えるあたりしっかりと作っているなという印象を受ける。
麩焼きって何?と思っていたらさっくりと軽いクッキーの様な感じ。
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三味寒天あんみつ
こちら、もっとさっぱりとしている甘味である。 甘みはあるの? という感じ。
餡と白玉団子の玉がいくつか入り、黒蜜がかかっている。黒蜜の割にさっぱりである。
もっともっとコクのある方が好み。寒天はしっかりしていていい感じでした。
まあ、食後に口中をすっきりさせるという役割は果たしていると思う。
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