「高麗」   ★★  2001. 1






入店




今回は、AKIKOさん のオフ会へ参加。

嫁さんと一緒に参加の予定であったが体調が悪く急遽ダウン。突然キャンセルして申し訳ございませんでした。 さて、早朝から降り続いた雪もようやく止みかけていたが、東京はすっかり雪景色。

場所は、新大久保から歩いて15分程度であろうか? 普通の日であれば。


ただし、その雪のため途中の道は、ぐちゃぐちゃ。 帰りは半分道は凍りつき、溶けかかって、 最も滑りやすい状態にあった。 道の途中にある数多くの韓国料理屋も閑散としているようである。 普段なら、おそらくたくさんのお客で満ちていることであろう。
なおこのお店の入りも想像に難くなく、当日お店はガラガラであったことは注意しておく必要はあろう。

実は、この辺りは始めて来たのであるので、なかなか物珍しい。。。


さて、お店は、「高麗」。 近くの韓国食材店が昨年秋にオープンしたまだまだこぎれないお店。 店の規模もかなり大きいようだ。 この手のお店はどうも小汚く、狭いのが多いので、こういうお店はうれしい。
今回は個室。

席



なお、韓国料理にも精通していないので、名前などは非常に適当であるため、その辺は御留意を。総勢9名にて。





注文





オードブル
 

おつまみ?

小魚  ナムル

キムチ  豆腐??


まずは定番な品々。どれも標準的なお味でしょうか? 

割と印象的だったのは小魚でしょうか? ごま油の風味と小魚の食感 とマッチしてビールが進みます。 右下のは豆腐の薄切りっぽいのですが、なんでしょうか?



韓国産ビール


ビール  ビール



一口だけ頂きました。 非常に軽い感じが特徴的。 温度はやや室温気味だったので、これで キンキンに冷やしたら味ないでしょう?? これって韓国料理にあうんでしょうかね??

原材料も書いてないけど・・・・そういえば、ハングル文字もなかったな・・・・なんでだ?




焼き肉
 

肉の盛り合わせ


肉 肉



残念ながら、肉を見ただけではその価値を計る目は持ちあわせていない(笑)。 従って、食べてみるしかない。見た目には正直、かなり脂分が多い。ほとんど脂しかない肉もある。



焼き



脂に火がつき、立ち上がる炎に歓声があがる。。
やっぱり脂が多いような気がする。これをたれに付けて食べる、食べる。 

一つ気になったのであるが、牛肉くさくない。 なぜなんでしょうね?  味としてはまずまずでしょうか? 気になった脂はすっかり落ちて、さっぱりと頂ける。 ただ欲を言えば、もう少し肉(赤身)の旨みを味わいたい気もする。なにせ脂の味しかない。

また、ミノは焼きが足りなかったのか、頂けなかった。。。


これをサンチュや味噌を巻いて食べるのであるが・・・・実際のところ、気が付いたら肉だけ 食べて、もうお腹一杯でした(笑) 合わせたら異なる側面も見られたでしょうか??  ちょっと残念。


サンチュ 味噌



手前の紫蘇みたいのであるが、これはゴマ科の植物らしい。 



サラダ
 

トマトのサラダ


トマトのサラダ



特に印象なし。




粉物(笑)
 

ちぢみ


ちぢみ



カキのちぢみだと思われる。2皿来たが、明らかに「焼き」が違う。 そうあえていえば、レアとミディアムぐらいであろうか?

レアのほうは、カキはクリーミーでとろりとしており、絶妙な火加減であり非常においしそうである。

が、生臭さを前面に感じてしまい、個人的にはやや苦手である。それに比べて ミディアムのほうにはカキの風味は損なわれているが、こちらの方が好みである。

なお、かなり分厚い「ちぢみ」である。 って皆さんがおっしゃっておりました。(笑)



 

タコ鍋


鍋



見た通りである。 ぐつぐつと非常においしそうである。 ただ色は地獄ラーメンに 通じるものがあるが。 この湯気がさらに温かさを感じさせ、こんな寒い日にはうれしい限りである。

ただ食べてみると、かなりスマートかつナチュラルな甘みがある。 辛さはほどほど(中程度)で色からする想像すると味とは「うらはら」である。 この甘さが印象的。 なかなか美味である。

この段階ではもうかなりお腹一杯なので、あまり食べられなかったが、特にスープは美味である。
これが、韓国産唐辛子の力か。。。。。 う〜ん、気に入った。 早速、自宅での 料理に取り入れてみることにしよう。。

でも、本当に、唐辛子だけの甘さだけなんでしょうか? < かなり疑い深い ^^);



ぞうすい


ぞうすい



上の鍋の残りで作ったぞうすい。 うまいスープで作ったぞうすいがまずいわけがない。 問題は私の食欲である。 いやぁ〜 もうお腹一杯。



 

MAJUANG Mosel-Saar-Ruweer Riseling Kabinett 95


Wine Wine



メニューには韓国産高級ワインとあったので、挑戦してみた。

はたして、ワインが到着すると・・・・・・あれ???

表面のラベルは思いっきり、ドイツのモーゼル地方のカビネットである。ただリースリングらしさは あまり感じないが・・・・・まあ、値段から考えるとこんなものでしょう。 お店で2500円だもの。
裏面にはハングル文字で書いてあるが、当然読めない ^^);


つまり韓国メーカがドイツに畑を持って作っているのか? 法律はどうなっているのか、などとちょっと くだらないことまで気になったりして・・・・

とりあえず、韓国でワインを作ってないことで納得。



まっかり


まっかり まっかり



要は日本の濁り酒だそうです。初めて。 微炭酸ということらしいですが、まったく 感じることができない鈍感ぶり。

味は甘酒から砂糖を取った感じ。室温にて。 とろりとした飲み口で非常に臭みがない。 ほんのりとしたグリセリン(?)の甘さ。


他に韓国産の焼酎を2種ほど飲んだが、どれも非常に飲み口がさっぱり。 度数もポート酒より ちょっと高い程度らしい。 なんでも二日酔いしにくいらしい。。。。
が、なによりこの飲みやすさは危険度120%(笑) あまり飽きがこないのでいくらでも 行けそうな感じである。

しかも市販価格500円程度とは、非常にお買い得でしょう。 日本の焼酎も見直したほうが いいのかもしれない。

ただ、好みをいうと何か他のアクセントが欲しいけど・・・・ただ、今後我が家の寝酒に 韓国産焼酎が加わることは必須であろう。。。 困ったことである(笑)







総評



たっぷり飲み食いして一人5000円。  もちろん、大人数で卓を囲んでいるという効果を考えも安いのではないだろうか?  場所は駅からやや不便なところにあるが、こぎれいだし、まずまず。

そう、もし会社がこの近くにあれば、忘年会なんかはこういうところが好ましい。


従業員はすべて向こうの人なので細かい注文はしてはいけない。 それがルールである。
なお天候により、店内はがらがらで非常に静かであったが、これが満席であった場合、サービスや 騒音・料理の出方などどうなるのか、気になるところではあるが・・・・・・・


食べ終わってしばらくすると、なにか食べたくなるのは、なぜであろうか?

そう、甘いものがないのである。 ただ、料理のあちこちに甘いものがあるのは日本料理に 近いものを感じるため、やはり食後の文化は発達しない可能性も考えられる。。。


それにしても、楽しいオフ会であった。  いろいろお気遣いいただいた主催者の方に感謝。