ル ベルクレイ (Le Berkeley)

★★★★         2013. 4
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いつものこちらに。 時間としてはランチですが、関係なくお任せにて。
最初は泡もいい季節なのですが、白からはじめてみました。

グラスの白リムーとのこと。 詳細な名前は失念。 リッチな感じだがしっかりとした酸味がいい。
また大振りなグラスもまたいいスタートから、いくぞ!って感じで。 こちららしく〜 ワインの色は濃いめですね。

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今回はちょっとレンズを変えてみましたが、、料理にはやっぱり不向きですね。
上のような写真はいいのですが・・・ちょっと反省。

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アミューズは定番である ヒシコいわしのマリネ

普段より味濃いめ?久しぶりだからそう感じる?
ちょっとアンチョビちっくで酸味甘味強く、内蔵のようなニュアンスが感じられます。
長いこと浸かっていたのか? 季節感なのか? 面白いものです。 どちらでも好みなところですが。

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続く一皿もこちらの定番  蝦夷鹿のカルパッチョ

ちょっと酸味強く熟成感。 マリネと方向性が一緒ですね。 夏向きスタイルか??
肉にねっとりとした口当たりと旨味。 強いアタックだが、マッシュルームの酸味とハーブでさっぱり感も。
ホースラディシュだろうか?  辛みと風味。 トリュフオイルはわずか。

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ここからが本当に今回のメニュー! アミューズも美味で不満などまったくないのですが、こちらも最初からやってくれます。 サクラマスの低温コンフィ
Confit de Saumon with Barigoule de Legumes

すごい柔らかい! 今までにない柔らかさ。
ナイフを入れた瞬間に、何か違う! と。

そして、口の中でほろりととろけるようになくなり、風味が後からあふれ出てきます。
付け合せの野菜や酸味がリセットしれてくれ、これだけの魚をペロリです。

この手の料理はありがちだがなかなかすごい!と思わせてくれました。
実は、料理の見た目と説明を聞いて、ふーんとどちらかというと驚きや想像できる味わいにそれほどあがらなかっただけに、その予想外の一品に衝撃。

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ふんわり燻製のような香りとフルーツトマトの凝縮感じ。 皮薄いなぁ〜
甘さと酸味。 アーキチョークの風味とふんわりとレーズンの香り。
食感の程よく、オイル、長い部分もアーキチョークなのでしょうか? ぴしっとしまった酸味がアクセントで。
筋がシャキシャキと。

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続く一皿には赤ワインはあいませんが、こちらはメインにあわせてボトルにて頼んでいるのでこれくらいから。

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ホワイトアスパラの茹で上げと半熟卵 アスパラのヴルーテとフローレンス風ピュレ   Creme de Asperge Blanc with ouef Moulette a la Florentine 



底にサラダ菜とエストラゴンのピュレ、そしてどうどうと中央に鎮座するのが半熟卵!
周りにはフランス産のアスパラをちょっと珍しいスタイルでの供しかた。
そして、ソースはふんわり泡立てたアスパラのヴルーテとのこと。

ソースは口当たり滑らかなれど、エストラゴンの風味と苦味はサラダ菜からでしょうか? それがアクセント。
口に残るアフターの楽しさ。

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ホワイトアスパラガスのほのかな苦味がピュレの苦味とよくあいます。
滑らかなソースとホワイトアスパラガスの食感との対比。 卵がいい仲介役になって白ワインとマリアージュを展開します。

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ホワイトアスパラガスの優しい甘味がまた違った味わいに。
穂先に行くに従って甘味が増すとワインとの親和性が高くなり旨味が増して。 

シェフいわく、このブルーテやピュレの濃度などを図ってつくあげている一皿のようです。
実際にその味わいは十分に感じられます。 

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