久しぶりに知人を交えての3名にて。 というか、私もちょっとご無沙汰しているかも? 2か月以上?
昨今はお客さんの入りも順調で何よりです。 これからジビエの季節ということもあり、さらに人気が増すことでしょう。
まあ、このくらいで済んでいるのが吉というものです。 メディアなどで変なとりあげをされると異常になりますので。
さて、ワインは事前に決めておきましょう!とお願いして、適当にもってきてもらいます。
いずれも気になるものばかりで、うりゃと。
今回はボリューミーな構成ということで、アミューズはなく前菜の一皿めへいきなり突入。
コンフィとはいってもこのようなこのような鍋でのデモストレーションから。
ピント甘めで、失敗な一枚。
コトー・ヴァロア ‘クロ ド ラ トリュフィエール’
Clos de La Truffiere 2004
シラー50%、カベルネ ソーヴィニオン50% というプロヴァンスのワイン。
AC Coteaux Varois というのは1993年にAOCになったそうで。
こちらのワインは、ドメーヌ・デフォンのプレスティージュワインで、あたりからはトリュフが取れるということでこちらの名前になっているとのこと。
こちらのワインで前菜〜魚まで通していきつつ、順次メイン用の赤にシフトしていこうと予定。
鍋もいいですね。 こういう鍋でのデモも気持ちよいものです。 どんだけちゃんと磨ていているんだろう??
もちろん、こちらに限らないとは思いますが。。。
さて、実際の一皿はこのような煮こごりがのったサラダ仕立て。
今回はどうもピントがイマイチなことが多く、後悔な食事会。
久しぶりのヒヨドリということですが、こういうスタイルは初めてで。
さて、味わいはというと内蔵ちっくな味わいで、赤身。
私は骨ごとバリバリ頂いてしまいますが、女性陣は小骨をとりつつ食べるので、ちょっと食べにくそう。
好みでいえば、カリッと揚げて一気に食べられるような熱い一皿のほうが好みだったかもしれません。
味わいのしっかりとしたところとしては、こちらのほうが楽しめるかもしれませんが。
この辺は好みということで。
トリュフの香り、そしてビネガーの香りがふんわりと香る一皿。
カレーに似たスパイス感はしっかりとしたもの。 何のスパイスだったけかなぁ〜??
こちらも冷製で、しっかりとした身質が印象的になります。 付け合わせの野菜にもセージでさっぱりと。
シェフの魚料理は私の好みからすると半々という感覚で。
きっとこういうのがシェフの方向性と思われます。 味わいとしてはぶれていないので。
見た目はシンプルな一皿かもしれませんが、下にはオマールのフランという贅沢な一皿。
ちょっと甘めな感じがいいですね。 うまみに満ちていてシャンピニオンとオマールとのバランスもよく。
びっくりなことに合わせた赤ワインのヌフとよく合いました。
甘さとワインの果実味がよく合うのかだろうか?
シャトー モンルドン シャトーヌフデパフ
Chateau Mont-Redon Chateauneuf du Pape 2007
グルナッシュ主体となるワインとのこと。 ちょっとメモなくて記憶があいまいなのでコメントは差し控えます(笑)
見た目シンプルですが、味わいは深く楽しめる一皿。
中には豚フィレ、子牛ヒィレ、という鳩を生かしながら深さをましているものと思われます。
肝心の鳩もミンチ肉と胸肉のかたまり、そしてペーストは鳥レバーとフォアグラという濃厚な一皿。
素直に今回の感想でいえば、、、、
パイ生地が厚く、それ自体がかなりのボリュームと味わいを持ってしまっていました。
その関係もありパイの味わいを強く感じるというスタイルに。
これが狙うところだったのかはわかりませんが・・・・
シェフのパイ包みは好きだっただけに、ちょっと私としては残念だったかな?
かなりおなか一杯で。 奥方はメインを少し残しての持ち帰り作戦に。
こういう関係もあって、メインの感想にもなっているかもしれません。
それだけにこういうのはさっぱりとうれしいですね。よりおいしく感じられます。
キウイのソルベもそえられており、食感がちょっと面白く、ちょっともったりした感じ。
これも狙ったもの??
洋ナシも季節ですね〜 こちらのコンポートは酸味甘みがしっかりして美味。
それにしても、すごいアルコールを感じます。 ウイスキー?
酒好きにはたまりませんが、食後酒がほしくなります(笑)
こちらのスペシャリテでしたが、一時期オンメニューされていなくて。 今回見つけたので、初トライ。
こちらのシェフのことですから、前もこういう味わいだったのかわかりませんが、すごく柔らかく、ふわっとしたという表現まではいきませんが、
そういう感じの一皿。
想像ではチーズの濃厚さとコクがあいまった一皿をイメージしておりましたが、その逆をつかれたという一皿。
面白いです。 ある意味ほかにない一皿かもしれませんね。
チーズの種類によって軽くさせているのだろうか?
今回も楽しく食事させていただきました。 次回はもう予約してありますので、その時には私の好みになることを祈って(笑)
|
|