切り分ける前に見せていただきます。
当初1匹で2人前ですが、3人でちょっと少なめになります、とのことでしたが、さすが1.5匹ではお願いできませんので。
まあ少なければ、チーズでも足せば、、というスタンス。 でも、、、結構でかいんじゃない?
あとで伺ったら、一番大きなサイズの鴨をとっておいていただいたそうです! かなり食べ応えありましたよ。
上記のようにコルベールを1羽を丸ごとにローストし、薄切りにした肉にソースをかけていただくスタイルのようですが、
ルーアン風というのはちゃんと調べたことがなかったので、調べてみました。
ルーアンの鴨はナントの鴨に比べて大きく、また体内に血を残したまま残しておくので、肉は赤くなり、味がしっかり目に。
ソースは血や内臓をつかうそうで、タイユバンで有名な鴨の血のソースみたいに「プレス・ア・カナール」
という専用のプレス器を使って、ザーヴィスマンが客の目の前でソースを仕上げたりも。
ということでかなりクラシックなソースの模様。 ベースは、、なんでしょうが(笑)
しかし、、、こいつめっちゃうまい。
鴨肉がしっとりとして、非常に柔らかく口の中で優しい食感と噛み締める赤身のうまさとソースのコク。
それでいて、濃すぎて飽きるということがない。
そして、この腿の部分の肉もまた面白い。 食べると海たっぷりのミネラルがあります。
青首鴨は何度も食べてはいますが、こんなことは初めて、きっとシェフが何か手を加えたのだろう、と後でお伺いしてみるとそのまま塩で焼いただけだという。
嫁さんは海の塩が染み込んだんだ!と主張しておりますが・・・(笑)
そのため味に変化がつき、素材のそのものの旨みを引き出してくれております。
いや、最近ジビエちょっとご無沙汰でしたが、やっぱり一番好きかもしれません。 激しく堪能。
デザートメニューがこちら。
こちらはイチゴのサバラン。 案外さっぱり目でするっといけますが、物足りない味わいではありません。
クレームディプロマット、、というのはカスタードクリーム(クレームパティシエール)に生クリームを加えたもの、、かな?
こちらも安心していただけるデザートです。 最近どこのレストランも最後まで抜けがないなぁ〜
しかも、この焼きの濃さが私好み。
シェフのブログにもありますが、攻めた焼きがお気に入りとか(笑)
ここのチーズケーキも食べたかったのだが、、、すでにメニューにないし。またそのうち復活するでしょう!
なかなか好印象が続いておりますので、また知人をお連れしてお邪魔したいですね。
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