ル ベルクレイ (Le Berkeley)

★★★         2012. 2
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昨年末お邪魔して好印象だったこちら。 ジビエの一番いい季節になかなかお邪魔できなくて。
そんな折、 シェフのブログの こちらを見て鴨確保のお願い。
ちょうど知人とご一緒するレストランを探していたところで。

1ヶ月ほど先のことなので、一体大丈夫なのか?と心配したが、ちょうどよい熟成具合にあいなりました。

知人はフレンチ好きではありながら、お産やら子育てやらお仕事やらでなかなかお時間がとれず
2年近くぶりのフレンチとなれば、エスコートする側とすれば失敗は許されない。そんな状況。
しかし、ここならば太鼓判、、を押していいかどうか1回では分からなかったのですが、勝負に出てみました。

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カリフラワーのポタージュ

アミューズ代わりに。
寒い日にはほっとする温かいスープ、、と言いながら食前酒はグラスのスパークリングはブルゴーニュのもの。

青リンゴのような爽やかさと比較的きめ細かい豊富な泡が印象的。グラスも割りと太く、量たっぷりめ。
酸味は比較的穏やかにフレッシュなものでした。 ちょっと冬にはもうちょっと濃い目がマッチしますが贅沢は言ってはいけません。

スープはちょっと塩分強めだが、しみじみ。 ポタージュだけに粘度は高めで。

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なお、今回はランチでは難しいかも・・ということでしたが、お任せのコースにしてもらえるならば、ということで。

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〆さばとホタテのサラダ仕立て


後でメニュー見たら普通の前菜にアレンジしたものっぽい料理でした。 ゆず風味。

トてリュフと思われる黒い粒々が細かくソースやホタテのからませてあります。
三つ葉、レタスなど、いろいろな葉っぱ。 
特に見栄え的にはあまり面白くない、、というか想像出来る料理なのだが、食べると変化球が楽しい。

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この想像付かないスパイスの塩梅が楽しい。 
私も家でスパイスを使ったりしますが、かなか配合が、、、何の香りでしょう?
オイリーで酸味を生かしたドレッシングではないので、ワインにもよくマッチして楽しい。

オレンジなどの柑橘類の風味も時折感じられてアクセントに。
鯖は〆てあるということだが、燻製香がついてあり、ホタテはトリュフにあった味わいでそれぞれの風味を引き立たせている感じ。

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レバーのソテー

豚かしら?  シェリービネガーとバルサミコのソース。
かなりド定番な一皿ではありますが、、ここのは何かしら変わっているものと、、

春らしく、空豆とグリーンピースの付け合わせ。 どちらも固めな仕上がりで。 マッシュルームとベーコンも。
表面はかりっとするくらいになっており、中はレアっぽい感じを残しつつ、、もちろん生な訳はないですが。

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がっつりとした量で心配しましたが、美味しいものはするっと入っていきます。

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前菜まではグラスのスパークリングで合わせたあとは、メインにもあわせて赤を1本。

Chassagne Montrachet Rouge Domaine Morey-Coffinet 2009

調べてみると、ドメーヌ・マルク・モレの息子とドメーヌ・フェルナン・コフィネの娘の結婚により誕生したドメーヌ とのことで、どちらもシャサーニュに拠点を置くドメーヌとのこと。
ワインは相変わらずお店の方に相談いただいたのがこちらですが、 これは シェフのブログにものっていたやつですね。

40-50%の新樽をつかっているということで、適度な華やかさもありつつ、 しっかりとした感じが感じられますが、まだ早いかな、、というのは否めません。
もう少し落ち着かせてからのほうが好みかもしれません。

メインがしっかりとしているので、ある程度パワーのあるほうがいいと思いますが、 そうなると少し弱く感じるかも?というところで料理には合います。

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