ディナーにてふらりと。 ブログでみた鮎があるかなぁ〜と。
お任せのコースが比較的多くなってきたフレンチですが、こちらはスタイル的に違うかな?と。
デフォルトのコースにて。
しかし、いまどき+αがないというのも珍しいですね。 って、最近よく知りませんが。
今回はこういうメニュー。 ブログは読んでましたが、サイトにはきっちりメニューまであるんですね。
訪問後に認識(笑)
予約を入れた際、希望時間からずれた時間をご指定いただき、、、特に用事もないので了解。
おそらく厨房などの関係で同時入店を避けていると思われます。
ぱっと見どうかと思うシステムではありますが、結果的に自分達の満足度につながる配慮でもありますので、ウェルカムです。
まだちょっと明るい、、感じも。
アミューズとして軽く。
軽いチーズの風味と食感がいいですね。 本当にパリパリ!!
ふんわりクリスピーな感じがしながら、ワインと一緒だと味わい深くコクが出てくる感じ。
これが素人とプロとの違いでしょう、きっと。
Chateu Pesquie Viognier 2009 シャトーペスキエ ヴィオニエ
メインまで料理を選んでこれなら白ワインで通せるな、、と読んでマダムにワインをご相談したところこちらをお勧めいただきました。
食前酒もこちらで。
プロヴァンス地方のようで、おっと市販1800円程度ですか!?
この価格帯としたら、恐ろしくクオリティが高いと見ました。
もっともワイン単体で飲むと、最初ドライな感じからミネラルな苦味を感じさせつつ、どちらかというするっとしたそれほど特徴のないものに感じられますが、
これが料理との相性でいえば、非常に面白いものになります。
スパイスとよく反応するのか、鮎、トマトやそのほかのスパイスに反応して、ころころと異なる表情を見せてくれます。
メロンの甘さの後に鮎の苦味 それからスパイシーさが続き、ワインを飲むとさらに複雑さがましてドライな感じが倍増。
今までにない、、というほど鮎を食べているわけではなかったが、なかなか特徴的でいてそれでいてよいバランスなのがすごい。
この最後のスパイシーさ加減はコショウだろうか? あるいはもっと複雑な感じ。
我ながら味覚と記憶とのリンクが弱いようで、さっと見抜けないのが情けない;; この辺が私の限界なのだろうと。
パンはこちら。焼き濃い目です。
大き目のグラスで最後までのんびりと頂きました。
どの料理にも比較的より添ってくれましたが、最後のメインにはやや巻き込まれた感じもしましたが、善戦善戦!!
ブロッコリーにもスパイスを使っていたり、それぞれの野菜自体に強い味があるわけではないのだが、スパイスで使って、楽しい一皿に。
蜂蜜の甘味?がほんのり。トマトにも別のスパイス。
適当に使えばよいというものだけに、すごいと思いました。
こちらもスパイスしっかり。肉は赤身なんだけどスパイス使いが巧みだなあ〜と。
パイと一緒だとワインはフルーティーさが増して感じられます。
ラタトィユと一緒だと旨味を、トマトの甘味で複雑みが増すような感じに。
やっぱり全部あわせていただくと素晴らしいバランスになります。
どっかにアフターに苦味があって最後を締める感じに。
最初にお邪魔した時も同じようなパイ包みを頂きましたが、そのときはややスパイスがういた感じがしたのですが・・・
今回はツボりました。 季節感なのだろうか? あるいは熟成感か? それともアレンジが変わったのか?
いやぁ〜 楽しい。
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