知人をお呼びしての食事会。 こちらの料理を堪能してほしくて。
是非、この暑い時期にこちらのフレンチはかなりツボってくれるのではないか?と。
メニューはいろいろシェフに御相談にのっていたいだて。
前回は魚としておだしいただいた料理ですが、今回はアミューズ(前菜1)的な位置づけで。
前は時鮭と伺ったような記憶があり、写真を見るとレモンを添えてあったようですが、
その味わいの差をはっきりいえるほどの鋭敏な味覚は残念ながら・・・
今回もよい印象です。 軽く燻製の香りとレアっぽい食感。
単体ではほのかな鮭の甘味で楽しめるが、ラタトゥイユに近いイメージのソースとあわせるとさらにその甘さが増して、風味のバランスが整います。
なお、残念ながら今回私の体調が完全ではなく、いつにも増して味覚も鈍めであることは最初に言っておきましょう。
従ってスタートは私はガス入り水からなので、スパークリングワインとの相性は未確認。
シェフのブログからは
タスマニアサーモンの瞬間燻製 オレンジ農園風
とあります。
常に研鑽を続けるシェフのため、モディファイはされているかもしれないが、参考まで。
ホヤ香り全開!!ということで、おっかなびっくりお願いしてみました。
なお、ホヤ食べたことない方や苦手、、という方にも一口二口試食していただきましたが、全然大丈夫だったので、
挑戦してみるのも楽しいと思います。
ホヤは柔らかめのムーズ状よりちょっと固いテリーヌっぽい感じのもの。
その上にパパイヤが載り、さらにはその上は泡状のムース(?)ソース。
確かに下のテリーヌ単体でいただくとそれなりに風味が突き抜ける感じもしますが、
全体としては生クリームかバターなのでコクが増し、それらをパパイヤの甘さや風味をムースが包みこんで、完成度の高い一品になっていると思いました。
食感的には徹頭徹尾柔らかい印象なので、ややアクセントがあったほうが楽しかったかもしれません。
もっとも、その後ボリューミーな料理が続くので料理的にはこのくらいのほうがいいのかもしれません(笑)
同じくシェフのブログには
温かいホヤのムース パパイヤのレリッシュ添え
とあります。
旬の短い北海道天然赤ホヤ使用とのこです。
はるゆたかを使用したという最近焼き始めたというパンですが・・・もちろん試作を重ねるにしたにしても、、うまいです。これ。
特にバターをつけたときには最強かもしれません。 、、というわけで、ソースにももちろん好相性。
またもや太るようなものを;;
同じくシェフのブログには
はるゆたかパン
とあります。
シェフのブログを以下参照していただくとして、、、4名からということで今回挑戦してみました。
なかなかの迫力です。
こちら切り分けていただいたもの。左にはニンニクのロースト。 上には辛しレンコンのとんぶりのせ。
こちら辛しレンコンのアップ。 切ると少し糸を引きつつ、食べるとホクホク。
がつん、、と辛子、との皆さんのコメントでしたが、私は味覚鈍っていたのか、それほどでもなく。
逆にバランスとしてはこのくらいでよかったと思います。 あるいはアクセントになったのか?
ローストしたニンニクはソースのように肉につけていただいて。
同じくシェフのブログには
裏メニューその2 金華豚のロースト
とあります。
ご覧いただければ分かりますが、しっとりとした肉質。 豚によるある香りはなく、脂の甘さや甘味が楽しめる一皿に。
久しぶりに、ああ、豚も美味しいな〜と思わせていただきました。 ソースも美味。 これがワインにもよく合わせてくれて・・
Vin D'alsace Domaine Hering Rosenegart 2010
とあるブログでみると最近初輸入されたばかり、、というものらしい。
リースリング、ということでしたが、50%ほど。 後はいろいろはいっているようです。
混植混醸によるワイン、、というものらしいですが、初めてかしら?
一ヶ月ぶりのフレンチ、、しみじみフレンチもいいねぇ〜
最近ネーミングされて、こちらに。 以前は、(仮)仔羊の鹿見立て、として。
なかなか濃厚なソース。本来ならチャパタにソースをたっぷりつけていただきたいところですが、胃袋がそれを許さず(泣)
まあ、写真をご覧いただければ分かりますが・・美味です。こいつ。
比較的クラシックテイストに満ちた料理でありますが、羊を調理することで鹿の香りを纏うということでこういうネーミングだそうで。
同じくシェフのブログには
裏メニューその1 仔羊の鹿見立て
とあります。
そちらには
簡単に言うとシカのロースト ソースポワヴラードという料理を仔羊で作ったものです。
肉をワインと香味野菜でマリネしてから焼くと不思議と鹿の香りに! とのこと。
合わせていただいたワインは
Gote de Nuits-Villages Domaine Louis Boillot & Fils 2009
アンリ・ボワイヨ、ジャン・マルク・ボワイヨなどの一族であり、2002年に独立したドメーヌとのこと。
2009年ということでまだまだ若さはつらつだが、時間とともに落ち着いてきます。
なんだかんだと子羊も久しぶり。 脂の部分と赤身の部分でソース少なめにいただき、そのシンプルな味わいを楽しむもよし、
ソースをどっぷりつけて赤ワインとの相性を楽しむもよし、、
ああ、ソース残してしまってもったいなかったなぁ〜
結構羊という脂の部分が美味しかったりしますが、こちらは赤身の部分ということで非常に面白かったですね。
しみじみと。だから鹿っぽい調理がよくあうのか?
以前いただいたのですが、私的にかなりツボりましたので、知人にも試していただきたく。
楽しんでいただけたかな?
付け合せのフルーツにはリキュールをつかったゼリー寄せっぽく。
とろっとよくフルーツにからんで、かつこのリキュールは・・・なんだっけ? 聞けばああ!といいそうな感じ。
アニス? いや違うなぁ〜 >そんなレベルです。
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