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知人らとこじんまりと食事会。
ランチタイムではありますが、シェフとご相談させていただき、軽くお任せランチコースに。
ちょっとリッチなスタイルではございますが、ワインも事前にいただきますよ〜とお伝えしてチョイスしてもらっての楽々コース。
ワインはなかなか難しいですからね。 どうしても好きなもの、安定したものになりがちですが、料理との相性はまたいろいろあったほうが楽しいし。
ネックはちょっと寒かったり、暑かったりと空調がうまく効かない、、という印象があります。 こちら。
まあ奥まったスペースではなく、窓も広いので仕方ないところもありますので、その辺はお店の方に言って調節していだきましょう!
Le petit Consomme double
とろりと濃厚。玉ねぎのような甘みもあり、少量だけと食欲を刺激してくれる。
エスプレッソのような色合いと量ですが、琥珀色ってもっと薄い色合いを想像してしまいますが。
毎回味わいが異なるように気になるのはまた楽しいのですが、そもそもそれは記憶がいい加減なのか!?(笑)
最初に何も知らないで飲むとかなりドライな飲み口に、続いてしっかりとしたボリューム。
最後にりんご香り苦味アフターという面白いワイン。
葡萄はゲヴェルツトラミネールと聞いて得心するも、さっぱりわかりませんね。
甘目な印象のあるゲヴェルツですが、こうなると料理との相性の幅が広がりますね。
Carpaccio turbot Vinaigrette de Fukinotou
ちょうど今朝青森県産の平目をテレビ(食彩の王国)でみていたところだったけにちょうどよいタイミング(笑)
フキノトウの苦味は抑えめで酸味を活かした風味。
カルパッチョといいつつも、身厚に切られており、味わい・食感が楽しめるカルパッチョスタイル。
平目は想像より柔らかいのでほどよい熟成をさせているのだろう? やさしいうまみにソースも優しめ、というところでしょうか?
クルトンのサクサク、クルミのコクのアクセントも。
Blandade de Moru, Emulusion Moule
ちょっと明るさオーバー目だったかな? ディスプレイによって見方が変わりますので、その辺はご了承を。
ちょっとふわっとした食感とニンニクガッツリのガーリックトーストが引き立てる。
もっとビストロでいただくブランダードとは違った食感は面白いですね。 軽いのですが、しっかり。
アスパラの食感と彩りと。
ニュアージュはニュアンス、、かな? 風味とかそんな感じらしいので。 ムールの風味もふんわりと。
こちらのお料理の特徴としてはやっぱり優しいスタイルだなぁ〜。
ジュラのワインだそうですが、品種はプルサールというものだそうで、樹齢は40年ほど。
ビオディナミとSO2無添加のワインだそうですが、メインを食べ始める前に開けていただきましたが、食べている間は開かないままするっと胃の中に(笑)
グラスの最後のほうでようやく顔を出してもらい始めたころには、、、というちょっと残念な飲み方をしてしまいましたね。
ご覧のようにかなり薄めの色合いです。 しっかりとした強さのあるワインではありません。
Caille entier roti sauce porto
日本語メニューでは長いですが、フランス語表記ではあっさり(笑)
久しぶりですね。 鶉。 まだフランス料理食べ始めのころは、牛肉のほかはあんまり種類がなくて、鶉ばっかり食べていたような記憶があります。
もちろん好きだからですが。
ちょっと見るとジャガイモのようにパンパンに膨らんだいます。
鳥の皮っぽくないですね。 しみじみと。
中を割ってみると御覧のようにフォワグラ。 そして古代小麦と絶対的に美味しい組み合わせ。
小麦の食感が粒々とフォワグラのコクとなめらかさと。
肉は割ってみるとレアな部分もありますが、表面はしっかりと焼かれています。
これは短時間でさっと火入れしていることなのかな?
茸はソースに使われていたのかな? 話に夢中だったから、気にならずにするっといただいてしましたが。
Tarte tatin aux Amande
いろいろなリンゴの種類がありますね。
キャラメリゼしたナッツたちを添えものに。 バニラアイスとの相性は定番なもの。
カリカリのキャラメリゼとナッツのサクサク感がよいですね。 出来たてをほうふつとさせるもの。
ピンクレディーというリンゴのさわやかな軽い酸味。
バニラもそれほどしっかりとしつつ、さっぱり感もあって。
よくお邪魔するほかのお店と違って、万人に進められる味わいですね。
印象としてはっきりとした強いものが残るわけではないのですが、ふんわりと流れていつつ、美味しい料理群。
最後はコーヒーとカヌレ。
たまたま予約した日が大雪にあたってしまいましたが、ほぼ満席。 そんな中特別メニューで対応いただきありがとうございました。
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