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こちら
以前から気になっていたこちらのお店。
ブログを拝見するようになって、国産ウサギを今から仕込んで2〜3週間後にリエーブルロワイヤルを作るというので
早々に予約しての訪問になります。
食べログではかなりの高評価ではありますが、渋谷のファッション街?のど真ん中という立地もあって、
さて、気に入るかどうか、、というところ。
7時に入店するもすでにほぼ満席のようなのですが、場所柄、、というか、客層がかなり若くてびっくり。
フレンチってこんなに若い?? いつの間にかすっかり中年の域だな、、とややブルーな感慨からスタートの食事。
最初は泡からスタートしました。
お店のかたからは簡単にワインの説明もあって、丁寧な接客はうれしいものです。
ピノとシャルドネ半々とのことでしたが、頂いてみると意外にすっきりとした印象。
グラスはスペギローでしたが、こういうグラスもあるんですね。
このグラスでこういうすっきりに感じる可能性も頭をよぎりながら、、、
泡立ちはなかなか元気で、アフターに残るピノの雑味がちょっと面白い。
ネットで検索するとフィラデスのサイトに詳しく書かれていますね。
シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%。 土壌的には砂が多いようですね。
熟成もそこそこしていそうだし、ボリュームのある香りもするので、もうちょっと大きいグラスで飲むとまた面白いかも、、
お値段もそれほどお高くありませんし、機会あれば自宅でも試してみたいですね。
メインでいただく仔豚の腿をつかった自家製とのことで、優しい赤身の旨味と柔らかさが印象的。
これは、仔豚の身質によるところのやさしさを生かし、最初のスターターとしては心地よいスタート。
身は柔らかく、ピリッとしたコショウがアクセント。 そして、ふんわりとした香りが食欲をゆっくり加速させてくれます。
牡蠣はミルキーで優しく、久しぶりにいただく牡蠣はうれしいですね。
ただ、一皿とすると酢橘ががっつりかかっており、酢橘の風味と味わいが強く、牡蠣を殺してしまいがち。
もう少し牡蠣を生かしたほうが私的には好みかもしれません。
そして、残念ながらシャンパンには合わないなぁ〜(笑) <<これはまあ致し方ないとして。
こちらは酢橘をよけて、身を露出させたところ。 ナイフが入っており、食べやすくなっております。
レストランならではちょっとしたところはうれしいですね。
洋風どら焼き。フォワグラに無花果のチャツネを挟んであり、残念ながら(笑)アンコははいっていない
とはメニューから。 一番に下にメニューを載せておりますが、こういう一文は選ぶ基準にもなってうれしいですね。
もっとも、メニュー名から想像して提供されてびっくり!というのも、私はWelcomeですが(笑)
(好き嫌いはまったくないので)
まあ、想像通りといってしまえば、その通りなのですが、なかなか美味しかったですね。
ふわっとしたどら焼きの柔らかさとイチジクのジャムの風味と甘さ、バンドエピスの香り。
こういうスパイシーな料理が好きなもので。
最初に歯にあたる柔らかい生地に続いてジャムの甘さ、後からふわっとバンドエピスの香りとフォアグラの脂とコクが後追いしてくれます。
花巻の石巻牧場で寒さに弱いほろほろ鶏を温泉を利用して育てた国産もの。
一枚に開き、ホロホロ鶏にフォワグラと黒トリュフを巻き込んだそうです。
ホロホロ鶏は結構な高級なので、家では入手も調理も気軽にはできませんので、こういうのはうれしいですね。
胸肉でフォアグラ、モモ肉、ピスタチオを包んであり、右のソースはキンカン、りんご、プルーンをべーすにしてあるそうです。
かなりしっかりとした身質でそれは表面の状態から分かると思いますが。
ソースをつけて変化をつけていただけますが、今回3人でいただきましたが、ややインパクトに欠ける印象でしょうか?
淡泊な身質にフォワグラのコクをだしているのは分かるのですが、どことなく身が締まってしまい、味わいとのアンバランス感もあって。
バゲットはどちらかのものでしょうか?
皮はパリパリはなかはふんわりとしたもので、食事のお供とするとこのくらいの按配が好みですね。
メニュー名失念。
自家製ベーコンの歯ごたえが素晴らしいですね。 このグニグニという表現が正しいのかわかりませんがこの感じ。
肉肉しい感じ。 あえてのこの厚さと見ましたが。
長谷川農園のマッシュルーム、タゼリ、クレソン、と風味の強い野菜と脂の相性は定番のもの。
葉の苦味とくるみの風味がバランスとって。
あえて言えば、オーソドックスですが、もうひとひねりほしいところです。
市販のものより厚く切ってありますが、あえてもっと厚く切ってベーコンを主張させるとか? いえ、例えばですが。
結構焦げもつけて風味ましているようですね。
こちらうさぎさん。 もちろん、今から調理するわけではありませんので、こちらは後日提供されることになるのでしょう!
しっぽふさふさ〜
千葉県松が谷さんが曽田江輝ミルクしか飲んでいない皮つき仔豚のロースト 同じく千葉の名産の落花生の香る軽いソース
とメニューから。
さすがの繊細さの一皿。 身質も柔らかく仕上がっており、皮つき?はしっかりと。
ソースもジュをベースとしたシンプルなものがこういう調理にはあいますね。
Meursaut 2008 Maison Sylvain Loichet
食前酒のあとは、こちらの豚までちょっと濃い目の白、、とお願いしたところ、こちらのチョイス。
ペアリングでいただくわけではないので、各料理とベストマッチというわけにはいきませんが、どの辺に標準をあわせたのかぁ〜
ワインとしてはなかなか美味しいのですが、さすがに繊細な仔豚とはややアンマッチな印象。
しっかりとしたミネラル。ちょっと甘さのある香りと、、
ボトルをあけて、ゆっくりしていても、どんどんよくなってくるので、ワイン自体のポテンシャルは相当ありそうでした。
村名なので、結構すごいかも〜と。 ビンテージ由来のものもありそうですが。
Saint-Joseph 2011 Pierre GAILLARD
しっかりとメインに合わせてグラスの赤を。 メニューにない(?)グラスの赤を提供いただききました。
ムンムンしたミルキーな味わいでしっかりしたタンニン。 なかなかワイン美味しいのだすなぁ〜
ちゃんとお勘定見ていませんが、ワインがかなりお値打ち、、という噂もききますし。
国産は青森のうさぎ、、ということで、フランスでいただくウサギとはまったく別物と考えたほうがよいことは過去にも勉強すみ。
同じようなものを求めるのが間違っているので、そこは置いておいて。
見た目は濃厚、の一言。 このダークな色合いはメインとしての貫禄十分。
もっと平らなものをそうぞうしておりましたが、意外に背が高い(笑)
すいません、書いたのがずいぶん前だったの、有りがちなスイーツの記憶があいまいで。
静岡伊豆の大島桜を使い、どこか桜餅をイメージさせるさっぱりとした味わい。
ほのかに酸味と苦みのあるすっきりとしたプリン。 アカシアの蜂蜜のアイスクリームをそえて、とのこと。
ご覧のようにメニューに説明がありますので、分かりやすいですね。
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