定番系のフォワグラのお料理。
野菜の優しいコンソメブイヨンにてアスパラをミジョテ(弱火で煮る)。 生ハムの塩分とコクでフォワグラに負けない風味を加えております。
香りがまたよろしい一皿。 コンソメのせいか、アスパラにしっかりとした味わいを感じます。
ワインとはもう言わずもがな、という相性。 イベリコ、フォワグラ、アスパラを3つ一緒に食べる幸せ。
2007 Chateau Montus Alain Brumont
ワインはフォワグラに合わせての定番。 この手の会ではまさしく鉄板。
泡々のソース。 香りもいいですね、こちらも。 スプーンが必須な一皿。火の入りの加減は文句なく、ソースがやっぱり旨い。
手長海老の火の入りもちょうどよく、素材のよさが分かります。
素直に美味しいが、贅沢を言えばもうちょっとひねりがほしいか?
ワインともよく合いますが、この前の一皿もどちらかというストレートなお皿だっただけに全体の調和という観点でも。
表面をさっとあぶったもの。ニンニクのローストをソースにしてアクセント。
子羊の上にのった青いソースが見たままのようなちょっと青々した風味をプラスしており、羊にゆっくり火を通した旨みが楽しめます。
付け合せはインゲンに胡麻の上に、フレッシュシェーブルを使ったクリームが乗っており、
インゲンの歯ごたえと胡麻の風味のアクセントとクリームがつないでいます。
いやいや、こいつもほどよい食感と味わいのバランスもよく、いいなぁ〜 今回。 レベル高いわ。
これは自分たちで来て食べないといけないな、、としみじみ実感。
2007 Cotes du Vivarais Gallety
それにあわせたワインは、グルナッシュ・シラーを使った果実味とスパイシーさを併せ持ったワインとのこと。
アラン・ギャルティ。コート・デュ・ヴィヴァレという地区は1999年にAOCに昇格した南部ローヌということで初耳のワインでした。
この地区では最良の作り手という評判のようです。
スパイシーさを感じさせつつ、上品な味わいに樽香がほどよくプラス。 バランスの整ったワイン。
それでも羊にはちょっと勝ち気味だろうか?
〆はさっぱりと。 フロマージュブランは軽井沢のもの。
こちらはまた素晴らしい一品。 グレープフルーツであって、グレープフルーツを超える風味。
酸味と甘みをグレードアップさせて、それを上品にまとめあげております。
・・・というか、モロ私好みなだけか?(笑)
フロマージュブランの適度のコクがまた〆のデセールをかざる一品に。
2006 Muscat de Beaumes de Venise Perrin et Fils
これがまたデセールにあうんだなぁ〜 どちらかといえばデセール単体では甘みはそれほど強くないところを、
このワインは甘さをプラスしつつ、風味も増強。
ネットによると品種はミュスカ・ア・プティ・グラン・ブラン 60%、ミュスカ・ア・プティ・グラン・ノワール 40% とのこと。
ひらまつ系のワイン会なんかでは多用されているようですが。
いやぁ〜 今回はやられたなぁ〜 満足度高し。
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