Sinp's Wine

レストランひらまつ

        ★★★○         2011.6

IMGP0006.jpg(134983 byte) 久しぶりにこちらにフリーで訪問。

この間の株主食事会でレベルの高い食事を供していただき、こりゃ自分たちでもこないとね!と思っての訪問。

というわけで期待度かなり高め。裏切らないでくれよ〜

平日の真夏のランチという、普通の人ならフレンチなんて!というところですが、我々は食べる気満々で。

すっかりお酒が弱くなっているということもあったのですが、思わずこんな泡ものを食前酒に。 気分が盛り上がりすぎてます。

Duval Leroy Decor Pari Brut NV

ひらまつの最近のグラスシャンパーニュになりますね。
公式ページは こちら



市販価格6000円で、グラス売り1900円か・・・なかなか強気ですね。

しかし、味わいは本格的。
最初はすっきりとしたリンゴ酸の風味でかなりシャープな印象。温度低めの提供ということもあり、しかし時間とともに香り、味わい共に広がりをみせより華やかな感じに。

泡も繊細で、喉に優しい心地よくするりと。。


それにして、、、真夏の平日のランチですよ? ほぼ満席ってどういうこと??
すごいなぁ〜 有閑マダムっぽい感じが多かったですが。



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IMGP0009.jpg(189468 byte) アミューズとしてグジェール。

3種のチーズを練りこんだというこちらは、外はさっくり、中はややもっちりとした食感。 風味もチーズがほどよく強すぎないところがまた素晴らしい。

このスターターからして、気分を高めてくれます。



IMGP0012.jpg(214808 byte) パンも相変わらずレベル高いです。

ちょっと酸味のある感じと濃厚なんだけどしつこくないバターとの組み合わせが・・・止まらなくなります。


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甲殻類のムース ハーブの香りのガンバス海老のコンフィーと共に
鴨胸肉の軽い燻製のエマンセのスティック レフォール風味のクリーム
豚足のクロケット メロンとミント風味


Amuse - bouche
Mousse aux crustaces, gambas confites aux herbes, sorbet tomate
Stick de canard fume emince, creme au raifort
Croquette de pied de porc au melon et a la creme de menthe

前にも食べたことがあるようなものもありますが、無心で頂きます。

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IMGP0020.jpg(109543 byte) (写真上)豚足のクロケット

スプーンにのったものを一口で頂きます。
クロケットとメロン、ミント(クリーム)の相性としてはそれほど感動的なものがありませんが、かといって喧嘩することはなく。

それにしても、それぞれの風味の高さが素晴らしい。
豚足のコクとうまみ、メロンの甘み、ミントのすっきり感、そしてクリームが全体を優しく包んでくれて食感的にも違和感なく。


(写真左)鴨胸

こちらは以前も頂きましたが・・・・燻製の風味が前回より押さえ気味に感じるのは気のせいか?
前回も3つのアミューズが並びましたが、一番印象的でしたが、今回は他のもレベル高く。

常に改良しているんですね。。(多分)
ネーミングでは前回はレフォール風味のアイスクリームで、今回はクリームの違いですが。



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(写真上)甲殻類のムース

赤いのはトマト、、と聞きましたが、どちらかというトマトはバランスを整える味わいで、 どちらかという甲殻類をあっさりと食べさせてくれる一品。
暑いから甲殻類の味わいがいいのかなぁ〜 美味しいです。 こいつ。 一口、、というのがもったいないレベル。

こいつらで食前酒のシャンパーニュを頂けば、言うことはないです。

IMGP0026.jpg(158823 byte) さてワインですが、普段なら料理にあわせてグラス、、というのが定番なのですが、その場合 美味しい!!で終わってしまうことが多く、ここは時間とともにワインの変化を楽しもうと食事を通して楽しめる軽めの赤、というお願いで。

チョイス頂いたのはこちら。

1999 Louis Jadot Savigny Les Beaune

公式ページは こちら




軽めの赤で1本通したいのですが・・・というリクエストでこちらをお勧めいただきました。 どちらかというとボーヌが好みで、、というのを伝えたのもあると思いますが。

いやいや、こちらなかなか立派です。

ほどよい熟成の味わいとそれでいてフレッシュな果実も若干感じさせつつ。
料理との相性とはいろいろありますが、ゆっくり1本楽しむというのも楽しいですね。
(ちょっと多いですが)

それにしても本当に綺麗な熟成しているのにびっくり。
うちもそれなりに状態の管理には気をつかっているつもりですが、到底かないません。

色合いもご覧のように、比較的濃いめに見えます。
村名ですよね? これ、、、
食事が終わるまでいろいろな変化をみせてくれます。
2000年代ではもしかしたらこうは行かないのかもしれませんが。

おいしゅうございました。



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レタスで包まれた手長海老とリー・ド・ヴォーのラビオリ仕立て 甲殻類のムースリーヌ

“Ravioli” a la langoustine et au ris de veau en laitue, mousseline de crustaces

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こちらは前回頂いたものと同じもの。
やはり美味しかったので、今回も注文・・・というかランチのコースの選択肢はほとんどないので。

その分安定した料理がいただけるというのもありますが。
前回はソースがもっと強かった印象がありますが、今回はバランスが整って一皿としての完成度が高まっているかな? とも。

しかし、このお皿が意外に赤ワインにもよくあって・・・。

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