伝統的な一皿です。 シェフも季節になったら、一度は作ってみたい、、とおっしゃっていたので、お願いしてみました。
でも、 一回試験的に作っての今回が本番とのこと、、、いつもすいません。
今回は、シェフが登場としてのプレゼンになります。
なにしろ、これが載るお皿がなかった、、というこで。
前に作ったときは唇をつけたら、金魚っぽくなってしまったそうで、今回は唇はなし(笑)
ヒレの大きさも鱸本来のサイズぐらい?
徐々に日もかげってきて、ホワイトバランスが変わってきてしまっておりますが、ご了承ください。
それにしても身厚な一皿で、目の前に現れたときは、こんなに食べられるの!? と・・
鱸は2.5kgぐらいのものだそうです。
パイのバター香はふんわりと。 イメージではもっと強いかと思っておりましたが、意外におとなしめかな?
なかに挟まっているのは帆立のムース。 ソースショロンはエシャロット、白ワイン、卵黄、トマトを使ったもの。
ソースはトマトの酸味がかなりしっかりきいており、バターの濃厚な感じをマスクしてくれる。
この酸味のおかげか、こんなに食べられない、、と見て思ったのが、皆さんするりと食べきっておりました。
Meursault 1er Cru Genevrieres Michel Coutoux 2001
ワインは、ムルソー。 もっとバターをイメージして、濃厚なのを探してもらったのですが、最近はあまり
多くないようで。 今回は、こちら。
ミッシェル・クトーはミッシェル・ニーロンの義理の息子で1997年からワインをリリースしている気鋭の作り手。
確かにムルソーっぽいイメージではなく、シャサーニュのようなキュンキュンとするようなミネラルと酸味のバランスが取れた1本。
そのため、ソース・ショロンとの相性は素晴らしいものになりました。
うーん、もっと食べられたかも・・・と錯覚を起こしてしまうぐらいの仕上がり。
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