前回頂いた雲丹の一品は美味しかったのですが、雲丹が感じにくかった、ということでリベンジの一皿。
雲丹はそれほど入っているわけではありませんが、うーん、かなり美味しい。
未来とは、とうもろこしの新しい品種の1つで、その甘さが特徴的で、生でも食べられるというもの。
糖度が高くて、皮が薄く、小型だそうです。
今回のは埼玉県産。
フレッシュなまま一度ピュレにして、クリームにあわせて軽く火を通している、とのこと。
湯がかないので、水っぽさがないのをねらっているそうです。
見た目にはご覧の通りに綺麗です。
雲丹の濃い目の黄色、オリーブオイルの点々、蟹のジュレの濃い茶色。
オリーブオイルはその香味も特徴的。
とうもろこしのフレッシュ感がたっぷり出ており、甘さもかなりしっかりしています。
しかし、雲丹もジュレもそれぞれが味を主張しており、とうもろこしの甘さと雲丹の甘さがそれぞれ引き立ち、
雲丹の塩分、ジュレのうまさもそれぞれとうもろこしとよく合います。
シブレットの香りもアクセント。
料理としては、結構な甘さではありますが、飽きの来ない、しみじみとした味わい。
Bourgogone Hauts-Cotes de Nuits 2002 Meo Camuzet
樽香もほどよく感じられますが、これが雲丹の香りにあって、かなりよい相性。
もともとスープにはワインは合わせなくてもいいか、、というアイディアもあったそうですが、ここはシャルドネであわせたいということで
このセレクションだったそうですが、これは確かにあったほうがいいでしょう。
ワインも2002ということもあり、充分な酒質。 適度なミネラル感もあって、よいバランスが楽しめます。
どちらかというとすっきりとした香りですが、後からふくよかな感じもあって。
えーー ちょっとびっくり。
公式サイトがある、、日本語で。
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