Sinp's Wine

Aux Delices de Hongo オ・デリス・ド・本郷

        ★★★★○         2006. 7


入 店
テーブル

今回も旬なものを中心にスペシャルで事前にお願いしてみました。
ただ、予算もかなり大幅にアップしております。

特に今回はシェフも初めての挑戦というものもあり、かなり大変だったようです。 いろいろと。 なお、今回のメインは2度とお出しできませんので・・・と、くれぐれも言われました(笑)

他は、通常のメニューのアレンジが多かったようですが、そこはそれ一味違います ^^);

テーブル

フォワグラとアップルマンゴー ミュスカのジュレ

夜の一番高いコースの前菜(?)に近い一品だそうです。
もちろん、フランス産フォワグラの輸入解禁を意識して、今回はフォワグラをお願いしてみました。

今回はアミューズとして。 これが、アミューズ?
細切りとはいえ、お口初めというのはいささか気になるボリュームではありますが・・・ しかし、このフォワグラはかなりうまい!!

ハンガリー産でも味は変わらないといいますが、気のせいでしょうか? 食感のねっとり感はなかなかよい。

かなり試行錯誤して使った一品といいますが、フォワグラとマンゴーを別々に頂くお客さんが多いこというこで、 このようにジュレで一体感を演出しているそうです。
ジュレはアルコールを飛ばしたミュスカを使っており、それだけ頂くと最初に甘さが広がり、あとにかなりしっかりとした苦味が広がります。

アップルマンゴーは、どちらかというとすっきりとした甘さで酸味は抑え目。
これらを一緒に頂くと、確かに想像通りとはいえ、ミュスカの甘さ、フルーツの甘さ、脂の甘さがそれぞれに感じられ、 フォワグラの口溶け感、マンゴーのやわかさ、それらをジュレが包んで食感としても楽しい。

最後にはフォワグラのテリーヌのブランデーでしょうか? しっかりとした風味とミュスカの苦味がアフターに残ります。
若干、私には苦すぎるようにも感じましたが、素晴らしい味わいだと思いました。

テーブル

テーブル

Laurent Perrier Brut

ただのNVなんですが、また違った味わい、、と思ったら、2年ほど業者さんのところで熟成(?)していた、との1本。
ローランペリエは若干苦手な作りなのですが、独特の鉄分の上にちょっとシルキーというかミルキーな感じがたっぷり載って。

ちょっと面白い味わいに。

このミルクっぽい感じをフォワグラに合わせてみました、とのこと。
お見事!


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