トリュフとビネガーの香りがふんわりと。 ポロ葱は蒸して。 四年物の天然ホタテはスライスして。
ホタテは甘みもあり、ちょっとシャキリとした食感が非常によろしい。
ホタテとポロ葱の甘さ、ほのかな甘さに支えるビネガーの酸味、トリュフの香りが一体になり、なかなか素晴らしい一皿に。
なんか簡単なコメントに聞こえるかもしれませんが、かなりいい感じでした。
さらに、セロリの葉もアクセントに。 シャンパンとの相性も素晴らしく。
メニュー名は、”天然ホタテのカルパッチョと真狩村のポロ葱 トリュフ風味のドレッシング”でした。
メニューからは、”ポルト酒風味の鮟肝フランにトリュフ風味の百合根のピューレ 手長海老のスープ カプチーノ仕立て”とあります。
下には鮟肝のフラン、海老の出汁にクリームを加えて泡立てたものを上に。
蓋付きの皿で供され、開けるとふわっと香りが広がる瞬間は至福の時。
海老の香りとトリュフの香りというのも、なかなか珍しいかもしれませんが、それもまた非常によろしい。
肝のコクとふんわりとしたソース、そしてこの料理で一番旨さをだしていたのでが、百合根のピュレ。
このピュレに野中にもトリュフのみじん切りがはいっていたようですが、それらがベースになっており、全てを包み込みます。
あえていうなれば、海老がこの中で味が薄く感じてしますので、その辺は工夫の余地があるかもしれません。
また、百合根のピュレがないと味全体にしまりがなくなり勝ちなので、食べ方にバランスがいるかも・・・
是非、全てを混ぜていただいて欲しい一皿。 さすれば、非常な美味が!
|
|