ブーブクリコ イエローラベル
先日も飲んだブーブクリコを。
リンゴのさわやかな酸の香りとともに、飲んでみるとやや樽がきつく、バランスが崩れた
印象もないでもない。 多分、昨日抜栓したものであろう。
なかなか、いろいろな表情を持ち、難しいね。 シャンパンは・・・・
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アミューズ |
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タカベのシュー

ネーミングがなかったので、適当でこちらにつけたもの。
説明によると、タカベ(魚)、オニオン、アンディーブなどをシューの中に入れたものである
ようである。シューは非常に軽く、実際に食感も軽目であるが、中はバターの香りとしっかりした
白身魚の旨み。一口で食べられるベビーシュー程度の大きさ。 よいスターターである。
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パン |
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自家製パン

最近ここの焼き立てのパンがうまい、と思う。
あつあつである。
しっかりとしたパンの旨み。 ソースに付けてもよし、そのまま食べてもよし。
特に、前菜が来るまでの間にペロリと1個食べてしまいそうな自分が恐い。
しかし、何個でもくれるので安心して食べたまえ・・・(笑)
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前菜 |
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今日のテリーヌ 〜たらば蟹〜

かなりさっぱりした味わい。ちょっと冬には合わない感じもするが、他2品の前菜が
こってり目系だったので、それはそれで。
ちょっとネチョとした食感が面白い。タラバの淡白な味わいを存分に楽しめる。
テリーヌの周囲はほうれん草がまかれているが、サーモンピンクのテリーヌと深緑のほうれん草の組み合わせは
見た目にはちょっと美しくないと個人的に思った。
付け合わせは同蟹のコロッケであるが、ハーブが強く、蟹の味を消してしまっているのは
残念か?
添えられたトマトソースは濃厚である。 一緒に食べたらどうだったのかな??
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エスカルゴとキノコと栗のフリカッセ

グリーンの色合いと味わいはパセリが一番強いけど、それだけのグリーンではないと思う。
またニンニクもしっかり。 エスカルゴのこの食感とキノコの食感がよろしい。
ネトッとしたソースはエスカルゴのものか? 旨みも充分。
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鱈の白子のムニエル

私の前菜の一押し。 メニューにはなく、口頭で伝えられたもの。
見た目も一番気合のノリを感じる。白子自体はカレー塩味。白いソースはレフォールソース。

白いレフォールソースは生クリーム・クリームチーズ(?)もほのかに。脇のパートフィローの
パリパリとした食感と鱈のブランダートとの食感の妙。 ブランダートは鱈とジャガイモを1:3
の割合で混ぜたものらしい。
またメインの白子も塩の旨みとカレーの風味と白子のねっとりとしたクリーミーな味わい。。
う〜ん、好みな一品だ。
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ワイン |
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Volnay Clos Des Santenots 1994 Domaine Jacques Prieur

予算をいって、適当に選んでもらったもの。これは・・・・うまい!!
94年ということもあり、あまり期待していなかったのであるが、なんといううまさだ。
色合いもかなり熟成感を感じ、香りもかなり古さを感じさせる。
にも関わらず、ものすごい獣香とそのバランス。。

このドメーヌ・ジャックプリュールは1988年に一部をアントナンロデに買収されたが、その後品質が
著しく向上したらしい。今回飲んだ畑はムルソー村にある1級畑のモノポールものらしい。
新年早々、こんなにうまいワインが飲めるとは!!
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スープ |
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かぼちゃのスープ

生クリームとかぼちゃが非常に強く、甘みはいやみがなく適度な感じで
うまみもたっぷり。シナモンで香り付けしていらしいが、あまり気にならなかった。
言われてみて納得。
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コンソメスープ

地鶏のコンソメらしいが・・・・? コンソメって牛じゃなかったっけ?
非常によい香りで、また澄んでおり、あまり想像したエグさはない。
中にはニョッキと海老などが入っている。 ニョッキの食感がスープに面白い。
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メイン |
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シャラン産鴨のロティ

ソースはバルサミコベース。 +2500円。
鴨にそれほどのインパクトはないのであるが、付け合わせのポワロネギやベーコンがうまい。
ポワレネギはソースをたっぷり吸って旨みを持っているのであるが、このベーコン、ただものではない。
非常に旨みが強い。
不思議に思って、何かと尋ねたら、アルザスのベーコンであるらしい。 アルザス?
わざわざ・・・こんな付け合わせまで・・まあ、この値段なら当然か?
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子羊のロースト

ニンニクのソースにて。 しかし、それほどのニンニクは感じない。見た目はかなり薄めな色。
なんか怪しいなぁ〜と思いつつ、試食するとこの肉、うますぎる!!
聞くとシストロン産らしい。要はプロバンスの方らしい。
脂ののりが非常によく、脂のうまさはピカ一であるとのこと。ポイヤックなどの羊も有名であるが、
脂を考えるとこちらの方が美味しいと考えている、とは支配人の弁。
いやぁ〜 うまい!!
+2500円だから当然かな。。。 あと付け合わせのラタトィユも味が濃く、よい!
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牛フィレのロースト クルミのソース

あまり牛肉くさくない一品。 「牛肉は好きではない」といってはばからない知人が
食べられるぐらいであるから。 焼き加減は適度で心地よいほど。 味としては
やはり羊と比較してしまうと、ややつらいか。
キノコの心地よい食感。ロースとしたクルミの香ばしさが好印象。
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デザート |
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盛り合わせ

正直にいって、こちらのデザートにはあまり感心していなかったのであるが、
シェフが変わったおかげかかなり向上(というか好みの味)した。
酸味を大事にすることは変わらないが、甘みがかなり強くなり、コクが出てきた。
私の盛り合わせは、パッションフルーツとキャラメルのアイスクリーム、
ガトーショコラ、カシス、フランボワーズとマスカルポーネ(だったかな?)のケーキ。
また、他の人のはキンカンのタルト、バナナのクラフティなど。 特にキンカンのタルトは
美味しかった。

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