「オテル・ド・キタオカ」   ★★★  1999. 2






入店



ディナーである。



久しぶりのフランス料理だ。 正月のパリ以来。キタオカ自体も久しぶりといっていいだろう。 さて夜のコースを選ぶ。 お供はもちろんブーブクリコ。 メニューの選択に20分以上悩む。 ワインもたっぷり時間をかけてお店の方と相談して決めた。





注文



アミューズ
 

フォワグラのフラン

美味しかった。一口サイズ。 ふわふわな食感とスープのうまみ。



クロワッサン(アンチョビとチーズ)

アンチョビが効いていてよい。 超一口サイズ。もうちょっと欲しい。 小指の第一関節程度。



生ハムメロン

ふつう。。。。 メロンの甘さとハムのしょっぱさ。



ワイン
 

Chaplle Chambertin Leroy 1980

激うま。最初からパワー全開で望み、3時間経ってもそれほど変化しない。 いい歳をとっている感じ。 それでいてまだまだ行ける。。枯れてない。



前菜
 

ホタテ貝とウニのテリーヌ サワークリーム添え

まずまず。 サワークリームでさっぱり。 その後の食事への序曲となる さっぱり目な料理。 スターターとして快適。




まだらの白子グラタン風 リゾット添え

まだらの白子の食感がおもしろい。 やや苦み(くせ?)があったが。 リゾットは塩分も程良く、だし汁がふんだんにすっており美味。




前菜2 or 魚
 

エスカルゴのパイ風 キノコ添え

エスカルゴ。やっぱヘビー。 最近の胃の調子を考えると選択間違い。 パイとの食感がやはりいい。 エスカルゴがぬるぬるしていたのは?? そういうもの? キノコは味・コクともにgood。




尾長鯛のポワレ 赤ピーマンのソース

赤ピーマンの甘みが魚のポワレにあまり合わないと思った。




グラニテ
 

いよかんのグラニテ

伊予柑の味が素直に出ている。口中をさっぱりさせるグラニテの役割ok。




メイン
 

子羊のガーリックソース

このころはお腹がいっぱい。この状態でガーリック味はややヘビー。 骨付きの周りの肉が非常にうまい。 




ウズラの胸肉ともも肉のパイ包み マデラソース

同様に濃厚。マデラソースがやや甘め。この時の状態にはややヘビー。 特にもも肉のパイ包みが非常に良かった。 骨の周りにもも肉のミンチが付けられ、 それをパイが覆っているもの。 味よし。食感よし。




デザート
 


デザートはいつもの感じであるが、シャーベットはイチゴ、ミカン、ココナッツ、 キャラメル、赤いグレープフルーツ(ブラッディーオレンジ)。 お菓子は、サンマルク、洋なしのクラフティ、チーズケーキ、ガトーショコラ、 アーモンドクリームをいれたアップルパイみたいの。



プティフール
 

マドレーヌとアーモンドチュイール(薄い煎餅)