「オテル・ド・キタオカ」   ★★  1998. 1






注文




いつものところなので、省略。


アペリティフ  :クリコのイエローラベル
アミューズ   :ブータンノワール


前菜
 

猪肉サラダ仕立て

猪肉は久しぶりだ。珍しいので、注文。 「フランスからの冬の トリュフのサラダ」なんてのもあったのですが、聞いてみると、「珍しい」という ことだけだったので、とりあえずこちらに。クルミ(じゃなかったかも知れない)オイル で香ばしくサラダ風に。肉自体はかなり脂分が多かったのですが、非常にさっぱり。 何の肉かも分からないぐらいにくせがない・・・・昼はかなり軽めに作っている そうだが、私はもっとヘビーな物を望みたい。できれば、クセをもう少し出して 欲しいかな、香辛料とか。


ホタテのポワレ(?)とエビ、いかのつみれ

ホタテが軽くいぶしてあるのか風味がよくて、ここのは好き。 (連れ談)まあ特別すごい素材でもないから、どこにでもあるとは思いますが。 ソースはトマトだったかな。 これも軽い。


スープ
 

サツマイモのスープ

以前食べたとの事だが、すっかり忘れている私。クセはなくて、ポタージュの 様に濃度高し。 個人的に好きな味。ただ感動はしないけど。


メイン
 

羊肉のローストとクスクス

クスクス好きな連れが頼んだ一品。クスクス自体はそれほどでもない。 まずくはないけど。しかし、相変わらず羊肉がうまい。油がたっぷり乗って、健康には 良さそうじゃないけれど、ここのは絶対頼んでしまう。


和牛頬肉の赤ワイン煮

非常にオーソドックスな料理。 煮込み好きな私は即注文。 味は、う〜ん、今一つ。プティポワンの牛テール煮込みにはかなわない。。。 しかし食べ進んでいるうちに、気にならなくなってくる、(特にワインとの 相性は抜群だった ^^);) 最初の一口へのインパクトは弱い。 しかし、特筆すべきは、その柔らかさだった。 ナイフで切るなんてもんじゃない。 触っただけで、「ほろりと裂ける。力なんか要らない。」そんな感じ。 牛テールだと 食べにくいのが難点ですね。


デザート
 


いつもの盛り合わせ。連れはバナナのシャーベットがお気に入りのようだ。 私はここのガトーショコラが徐々に病みつきになってきた。(最初はそんなに いいとは思わなかったのだが)


赤ワイン(グラス)  ボーヌ(90)
最初の訪問時には、なにこのワイン? って感じであったが、今回は良かった。 たかが1杯のグラスワインであったが時間と共に香りが開き、味も変わった。



白(グラス) : 不明
香りがほとんどせず。 時間がたってもほとんど変化無し。ちょっと残念。






総評




今回は、団体が2組入っており相当うるさかった。特にオバサンの8人(?)の団体 は帰れ!! って感じでしたね。 困った物だ。 今回も隣の客(アベック)が誕生日だったらしく、 メートルを含め数人で歌を歌ってくれた後、ろうそくを消していた。女性はそうとう感動 していたようだ ^^);


ワインもラベルを剥がしてもらうようにも頼んでいたようです。