「ロアジール」   ★★○  2000. 12






入店





今日で、年内の仕事も終わり、さあ翌日。。。

嫁さんは仕事だし、一人でぼぉ〜としているのもちと寂しい。こんなときは知人でも誘って ランチだ!!!


さっそく知人の都合をきくとOKとのこと。
非常にありがたい知人である。こういう知人は大切にしないとね。。
などと自戒をしながら、お店の希望は、と聞くと。


  ロアジール


とのこと。大分お気に入りのようである。 が、なにを隠そう、私も同じ気持ち(笑)


さっそく、お店にアポをとっての来店。



どうやら前回、我々が来ているのを覚えているらしい。いかん。。。うるさかっただろうか??   などと不安になりながら、メニュを物色する。メニューはいつもの通り日替わりである。 一部、お決まりのメニューもあるようだが・・・・


メニュは、前菜メインワイン(一部)。画像のみで重いです。



なお、お店はかなりの来客数である。 結局満席になり、何組か席につけず、帰って行った客も 多い。もし来るなら、予約をお勧めしておこう。

料理は、1500円と2500円のコースオンリー。それぞれ前菜、メイン、数品からのセレクトで プラスαはないメニュー構成。




注文





前菜
 

鶏白レバーのムース ポルト酒風味


鶏白レバーのムース  鶏白レバーのムース


2500円のコースよりの前菜。

かなり甘目の味付けである。中には干し葡萄であろうか? 大き目の葡萄が見える。
のんびりとワインでも飲みながら、だらだら話に花が咲く ^^);

ただ、ワインとの相性は今一つであったろうか? ワインが負ける。。。。
レバーの臭みはまったくなく、苦手な人にはいいだろうが、我々にはちと物足りない。




フォワグラのテリーヌ アルマニャック風味

フォワグラ  フォワグラ


同2500円のコースより。

う〜ん、印象的に弱く、どうも・・・・な一品。 ちょっと要勉強。
なお、臭みはない。

なお、添えられたたっぷりある多少苦みのある葉ものは、もしあたれば、優雅なランチタイムを 更に楽しませてくれるであろうことは必須である。




メイン
 

和牛ほほ肉の赤ワイン煮

和牛ほほ肉


この手のお店の定番品であるが、やはり煮込み好きな私には注文を止めることはできない。

さて、このお店の味はどうであろう?

ほろっ とくずれる適度な柔らかさ。 ほんのりとした苦みとやや足りなめの旨み。

う〜ん、誉めれた味ではないような気がする。もちろん悪くはないのであるが。塩分は適当であった。
 



鹿フィレ肉のロティ


鹿フィレ


こちら、今回の一番のお気に入り。 かなりのヒット作品。


なんとシンプルなメニューであろう。しかし、これがなんとうまいことであろう

たったこれだけの料理であるが、かなりうまい。 これが味わいたくてこのお店にくるのである。 シンプルな塩だけのように感じる。 余分なソースはなく、肉の旨みを存分に引き出し、噛みしめる 度に口のなかに広がる。。。 ああ、至福の時である。。

前回もそうであるが、ロティを食べずにしてこのお店を測ってはいけない!!




ワイン
 

Cote du Roussillon Clos St-Georges 1990


ルーション ルーション


ちょっと古めなコートデュルーション。

ティスティングでちょっとおかしなニュアンスを感じたが、すぐに消えて一安心。

するする飲めるタイプのワインであり、私にはほっとできるものであるが、これらの料理に ちょっと弱い印象がぬぐいえない。

それにしても昼酒はよく効く・・・・

それにしても裏ラベルにある、食品添加物なしって。 「SO2」も入ってないの?? と突っ込みを入れたくなるのであるが。
  



デザート
 

盛り合わせ


デザート  デザート


前回と同じく、料理に比べるとやや弱いデザート。 向こうが勝手に盛り合わせて持ってくる。 クラフティとレモンのシャーベット、イチゴのタルト、栗のムース

レモンのシャーベットはなかなか特徴的であり、やや苦手な印象。となりの客とお店の方の会話からすると パスティスの風味らしい。 すいませんねぇ〜 分からなくて。。。

そのお客はこれを評価できる旨を言って、席を立った。。

知人と顔を見合わせて・・・・一言、う〜ん、好みが違うわ。 いいですね。味覚が一緒の人って。


エスプレッソはやや普通。








総評



今回、一品を除き、やや不満の残る料理の展開であったのは残念である。

が、その一品があれば、このお店へ再び訪れることを確約したい。

I'll be Back!!!


サービス料はとらず、消費税のみ。二人で9660円。