Soupe d'oignons nouveaux
メニューを見て、最初の前菜が新たまねぎのスープか、、と正直にいえば、ちょっとがっかりしたのは事実。
しかしながら、頂いてみるとそんなちゃちな想像を覆すような美味しさ。
サービスの方からは、下からすくってお召しあがりください、とのこと。
一番下にはたまねぎをしっかり炒めたソフリトのようなものをおき、その上から新たまねぎのスープをいえてあるようで、
さらには表面は泡つき。
これが非常になめらかな食感であることは当然としても、一番下に茶色にまでしっかり傷められた玉ねぎと中層のスープと表面の泡
の一体感がなんといっても素晴らしい。
玉ねぎということで甘さもしっかりとあるかと思いきや、かなりすっきりテイストなのが、また最初の一皿としてはよい印象。
それでいて、旨さは飽きない程度に十分あって、ほどよい塩加減。
口の中ですっとなくなるぐらいような食感。 また、何かの香辛料でしょうか? ほのかに香るのも印象的。
あっさりとしているけど、印象が強い一皿。 いやいや、最初からいいです。
Pate en crute a la Stella Maris
巨大なパテの一部と思われるパテが中央に。 その上には、トリュフが。
まあ、それほど驚きのないクラシックな料理かと思いますが・・・・
食べてみると意外にあっさりとした印象。 確かにもっとしっかりとした味わいのほうが一品としてのインパクトはありますが、
まだこの先いろいろあるので、この位のほうがいいかも、と思います。
パテの内部の上部にはコンソメが流し込んであり、パテ自体はかなり厚めのパイ生地(?)で覆われております。
中には豚肉のミンチ、フォワグラ、鴨肉、他にも鳥のささみみたいの? もあり、なかなか盛りだくさん。
先も書きましたが、味はあっさりとした感じ。 もっと濃厚なイメージでいたので、更に、、
食べてみるとそれぞれの食感が生きており、素材の味自身はそれぞれ楽しめるものになっております。
コンソメもそれほど強いうまみではなく、全体をとりまとめております。
ワインは、白ワインを1本お願いしましたが、やや濃い目の風味のため、ややドライな印象のシャンパンとパテがかなりのよい相性のパテでした。
口の中にパテの風味がふぅ〜と広がって。
こちらも印象としてはかなりしっかりとしており、好感度高し。
|
|