知人が東京にいらっしゃるというのお店をチョイスを任されて・・・
最近、そうそうヒットと思えるお店が少なくなってきたので、こちらをセレクト。
どれも平均以上の料理を安定的に提供してくれることと、ワインもいろいろ料理にあわせて出してくれるので。
公式ページは
こちら。
詳しくは以前のレポートをご覧ください。 ざっくりと。
相変わらず満席のご様子でした。
最初の突き出しはカット。 例のパン。
こちらはやはり突き出しの2つ目。 アナゴのフリット。 トランペットのニョッキ。
上には秋トリュフ。 下にある透明なソースは、甘酸っぱいソース。
甘酢っぽいソースといいましたが、、ちょっと説明してもらったら、えらい手間がかかっているのにびっくり!?
とても、メモれないレベルです。
イメージはエスカベッシュのような料理で、魚の揚げたものと甘酸っぱいソースを換骨奪胎させたものようでした。
先入観なくいただいてみると、そんな印象はなく、かなり洗練されたものになっております。
ただ、、あえていえば、アナゴの独特の風味を他の何かで消したほうがいいと思う一品でした。
サクサクとした食感を生かすために、どちらかというバラバラな印象も。
天然ひらめ 聖護院かぶのピュレ。
カブはピュレとスライスの2種で異なった味わいと食感を演出。
さらには下には平目でセロリのかつら剥きしたものをくるりと巻いて。 さらに、カブのピクルスも。
平目のちょっとこりこりとした食感とさっぱりした味わいは、どちらかというカブが主役になった一品。
ガツンとしたインパクトには欠ける料理ではございますが、カブの風味がしっかりと楽しめるので、季節感が感じられ、
精神的な満足感は高いです。 見た目以上に。
ひらめの肝も。 キモは割りとあっさりとしたもので、それほど印象はなかったですが。
その印象のよさはこのワインたちにも要因はあります。
こちらではいつも、料理にあわせてグラスワインを出していただきますが、そのセレクトは非常に安定しており、
安心して任せることができます。
手前がひらめにあわせたワイン。
Elena Walch Riesling ALTO ADIGE 2007
すいません、全然イタリアンは詳しくないのですが・・・エレナ・ワルクはゲヴェルツでトレビッキエーリを取った作り手のようです。
リースリング独特の石油香は控えめに、さっぱりとした感じもありつつ、芯が1本通った感じのもの。
チンタセネーゼのパウロ(パオロ?)さんの生ハム、、、といわれてもよく分かりませんが、イタリア各地のレストランの垂涎の的となる豚の生産者だそうです。
肩ロース、ネックなどを使ったもの。 80℃ぐらいの低温でじっくり調理したというもの。
大きさはCDより大きいでしょうか?
チンタセネーゼで検索してみれば、いろいろ書いてありますが、松の実やどんぐりしか食べずに生育に時間がかかる野生に近い豚だそうです。
このパウロさんがこのチンタセネーゼを復活させた立役者のようですね。 どうも・・・
参考ページは
こちら。
実際に頂いてもらうと分かりますが、その風味の高さとしみじみとした美味さがあります。
このハムの下には野菜やイチジクなんかもあります。
やや塩分が強いハムと一緒に野菜と、、というサジェスチョンは確かに、、と思いますが、イチジクは今ひとつかな? 相性は。
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