入店野菜のうまいリストランテがある。・・・・・・・・・・・・・それは私にとっては 魅力的な響きである。 日曜はやっていないと言うことで、なかなか訪問する機会がなかったが、とうとう行くことが できた。「料理王国」などのあらゆるメディアで野菜を売りにしている。 かなり 期待入っちゃっているのである。 やや、店の場所に悩むも、なんとか到着。 時間は昼1:30である。 やや遅めのランチである。 当然予約はしてあるが・・・・ 入店すると意外に広い。 あまりメジャーではないと勝手に思いこんでいたせいか、 こじんまりとしたお店を想像していたのだ。 が、結構広い。 既に、ほとんど満席で、正直にいって「うるさい」。 なんという「ありがちな客層」であろうか? 有名雑誌を見てきているかのような客層である。 この瞬間かなり嫌な予感が走る。 この手の客層を持った店であたったことがない。 気を取り直しつつ、メニューをみると、1600円、1800円、2500円、3500円とある。 2500円は、アンティパスト、パスタ、メインからなり、パスタ、メインそれぞれ4種から選べる。 詳細は、こちら(重いです)。メニュー1、 メニュー2、 メニュー3、 メニュー4、 メニュー5 注文
総評一言。 がんばっているのではないだろうか? 私が求めるコンセプトとは一致していないので 評価は悪いが。。。 一番廉価なコースが1600円から用意されており、それで全て皿はリモージュ、グラスはスペギロー、 そして丁寧なサービス。 明るくフェミナンなインテリア。 そして表参道という立地。 お昼にはサービス料を取られないにもかかわらず、椅子を引いてくれるような対応は 記憶にほとんどない。 これらを考えて、料理における原価率は見えてこないだろうか? そしてソースでごまかしが きかないイタリアンにとってそれは致命的なものとは言えないだろうか? とすれば、あまり期待してはいけないのではないだろうか? 実際に、客層を見ても明らかに そう思わせるし、しかたないな、と納得してしまう。 20代前半とおぼしき女性が7〜8割に及び、 またその話声で店内はあふれている。 そういうお店である。 野菜がうまい、ということであるが、あまりそういう評価はできなかった。 確かにメインに比べれば 一番アンティパストが良かったけれど。 そして、味がコースの中で重なりすぎ、もっと緩急が欲しい。 これは素材とは関係ないのであれば、改善の余地があるのではないだろうか? 全体的に飽きやすい味が続く。セレクトが悪かったとは思わない。パスタのほとんどはトマトソースベースであり、 全体的にトマトを多用している。そしてトマトは甘みが非常に強い。最初は美味しく感じるが、それが続くと飽きてくる。 なお、当然のことながら、皿の温度は室温である。 最後になったが、グラスワインの白を頼んだ。 軽めとミディアムボディーがあるとのことで 両方とも頼んだのだが、どちらもなかなかのセレクションであり、ソムリエの眼力には期待していいと 思う。 周りを見てもあまり飲んでいる人は見受けられないので、非常に残念なことでないだろうか? もっとワインの出るお店に・・・・ 800円と1000円。 |