ちょっと知人の誕生日ということで、急遽シンプルに食事会を。 とはいってもかしこまった感じではなく。
公式サイトはこちら。
最近、時間ができてあちこち食べ歩いている知人にお店をいくつか教えてもらって、気になったこちらにお邪魔してみました。
普段あまりイタリアン食べない私ですが、今までにない味わいですっかり楽しませていただきました。
料理はお値段だけ伝えてお任せにしてもらいました。
パン籠、、というよりパン袋?(笑) まとめてあると帽子みたいに見えて、一体なんだろう?と思っていたそうです。
最初は泡からゆっくりとスタート。
まだ開店間もない時間ではありますが、徐々に混んできてほぼ満席になります。 予約は必須でしょうね。
特に我が家からはそこそこ距離ありますので。
ポルケッタはこちらの定番の一品のようで、このフェンネルの香りがほどよく豚にまとわりつき、豚のよい香りを引き出しています。
皿が供された瞬間にふわんと香りが広がります。
皮はこりっ、くにゅっとした感じとゼラチン質の部位の食感の際も楽しい。
もう一方はドイツで勉強した方が作ったというチンタネーゼのサラミにイチジク。
ほどよい脂感がこのサラミによく合います。
イタリアンのこの手のシャルキトリーとフルーツという組み合わせはよくありますが、どんぴしゃりという感じにならないことが多いですが、こちらのはそんなこともなく。
どことなく八角(優しめ)にも似た香りがするのですが、これがあう要因でしょうか?
これもメニューにある一皿かもしれませんが、きれいなチーズがプルンと。
強い風味はないものの、そのミルクのフレッシュにほのかなクリーミーさが中にあり、ぽさぽさとした独特の食感が楽しい。
フルーツトマトは北海道のもの。
口の中に残るチーズ香がふんわりと。
プラティーナチーズとはプラナータ地方のチーズとのことですが、ちょっと調べてみるとあまり情報がありませんが、一般的な名称なんでしょうか?
レモン風味。 とても綺麗な身質、味がよく、サバっぽさをよい意味で引き出している。
ほどよいの脂とレモンの香りとほのかな酸味でバランスを取っています。
ワインはお任せで。 お値段もよくわかっていません(笑)
ラツィオ地方のワインで、作り手はcincinnato(チンチナト)というところ。
葡萄品種はBelloneというものですが、うーん、イタリアはさっぱりわかりません。
驚いたのは公式ページでは中国語のページが用意されていること。 そういう時代になったんですね。
ベルナッチャ(サルディーニャ島)のワイン?で煮込んだものだそうだ。
松の実とレーズン、玉ねぎなども見え、うなぎらしい香りをよく引き出してあります。
松の実でコクや玉ねぎのほんのりとした甘さもあって。
大きいものが入荷した時は炭火で焼いたりするそうですが、こちらは小さいので煮込みにすることが多いとのこと。
こちらはメニューにないかな? いつも入荷しているとは限りませんしね。
思いのほか、ほっそりとした身だが、ふっくらとしています。
さて、続いては目の前にワゴンが運ばれてきて、おもむろにトリュフが削れてふりかけられていきます!
フレンチでは比較的機会の多いトリュフですが、どちらかという加熱済みのものが多く、生の香りを存分に楽しめるのはやはりイタリアンならではでしょう?
もちろん、どちらとも甲乙つけがたい香りではありますが。
塩はややきつめではありますが、生ハムのうまさを引き出した味わいで飽きるほどの量はありませんので、ご安心を。
トリュフの香りがむんむんとする中で、いただくシンプルなリゾットがなかなかの美味。
なんといっても、このお米でしょう!?
伺ったところ、イタリアのお米だそうで、もちっとした食感と太めの粒。
外側は固く、これがアルデンテか!?と思わせる火入れの良さ。 生でもないというところが絶妙。
イタリアはロンバルディア州の有機米だそうです。 やっぱり素材が大事だわ。
|
|