散歩の途中で見つけた小さな小さなお店。
4人席が2つとカウンターのみ。 女性シェフとフロアメインの男性の二人で。
店頭にメニューが出ておりますが、非常に魅力的な食材がならんでいたのでかなり前から気になっていたのですが、たまたま行くよい機会があって。
店内は非常に暗く、また暖色系のライトなので、上記の写真とは趣きは違っておりますので、ご了承を。
コースは3種類。 2つはパスタをメインにしたコースで、一番高いコースは6000円でメインはお肉がチョイスできます。
このときはビゴール豚かフランス産うずら(内臓付きで熟成/2人で半羽)のいずれか。
入店したときにはアラカルトで・・・と思っていたのですが、コースはかなりお得になっております、、というお店の方のチョイスもあってこの6000円のコースに。
嫌いなものがあれば、変更は可能ということですが、特に何にもなく塩分控えめとポーションは少量でとだけお願い。
なお、こちらも店内は小さいとはいえ、少人数による運営のため、客を選ぶお店と思ってもいいでしょう。
スマートなサービス、テンポのよい食事を期待される方というより、よい食材をシンプルにプラスαの手間を加えることでその味わいを最大限に引き出す味わいを求める方に、、
また料理をご覧いただければ分かりますが、繊細な料理ゆえにがっつり!というイタリアンではありませぬ。
自家製シューとリコッタチーズのキッシュ。
自家製シューは焼きたてとは異なるようですが、さっくり。 生地のうまみと風味がしっかりと。
中には真鴨のレバー、紅玉のジャムが入っておりますが、レバーはふわっとした食感とりんごのジャムと相性はぴったし。
ジャムのほんのりとした酸味がレバーの濃厚さ、うまさを引き立てて、イメージとしてはブータンノワールに近いかも。
リコッタチーズのキッシュは、軽さと優しさがメイン。
上には、ラルド(どこ産かは失念)がもっとがつんとくるのかと思ったら、それほどでもなく、塩分控えめの印象。
二人でやっているにしては、手の込んだ突き出しだなぁ〜 と思って、あとで伺ったところ、最初の1品は大事なので気を使っているということでした。
さもありなん。
この突き出しを頂くと、この後の期待感が嫌でも高まってしまいします。 ある意味、シェフの思惑通り?(笑)
パンは自家製とのことで、あたりにパンの優しい香りが広がります。 あつあつで。
こちらのグリッシーニも自家製とのこと。 手で引き伸ばして作るということで、他のお店のものとはちょっと変わっていて面白い。
(すいません、他のお店、そんなに知りませんが。。。)
焼きたてでふにゃっとした食感があるものの、時間と共にぱりっととした食感に変わっていきます。
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