店名:「ペペロッソ」
日時:1998年4月
場所:中目黒
時間帯:ランチ

  入店 

見がてら、目黒アルコタワーのイタリアン「ペペロッソ」へ。
昨夜からのお酒が残っている上、近くのワインショップで数種の試飲をさせてもらい、もはや体調はベロベロ。もう酒はいい・・・そんな状態で望んだイタリアン。前回の好印象を保てるか?

午後1時ぐらいに入店すると、前回とは打って変わった喧噪と活気。花見で客が多いのか、それともこれが日常的な週末の風景なのか?

今回は気合いを入れてランチコースにて。魚のコース(2300円)と肉のコース(2800円)。前菜、パスタ、小サラダ、メインとデザート、コーヒーの構成。
(コーヒーはグラスワインと交換可)


   注文

前菜
まあ、よくあるパターンの前菜。 味はまずくないという程度。前回湯気で出るほど熱かったパンも冷めている・・・・でも、パンは結構いける方だと思う。付け合わせのバターはともかく、ジャムが最低。前回はもっとうまかった気がしたのだが、ただ甘いだけに感じる。

もっとも後から来た隣の客へのパンは、「熱い」とか言って手を引っ込めていたようだから、これはたまたまのようだ。

パスタ(ペンネ・クリームソース)
クリームはチーズが香ばしいが、その他の具はなし。また他の客には出していたパルミジャーノレジャーノをくれない。。もらおうと思ったのだが、とにかく忙しいらしく相手をしてくれない。お腹が減って我慢出来なかったので、食べてしまった。
メイン:スズキのバジルソース
最低。バジルソースは確かに香ばしいが、これは自宅でも制作可能。魚の質が悪いのか、調理が悪いのか、魚自体が全然うまくない。生臭いとは言わないが、そんな感じで火の通し方が不適切なのも確かだと思う。
メイン:ミラノ風カツレツ
まあ、よくある奴であるが、結構おいしいかった。今までの印象が悪かったから余計にそう思うのかもしれないが。薄いとはいえ、皿一面に広がるカツ。付け合わせはラタトイユ。これもなかなか。ボリュームも十分。
デザート:ガトーショコラとホイップクリーム添え
クリームは全然甘くないが、上の流れからすると結構な出来。

  感想 

そこそこの広さの店内をギャルソン(?)3名で切り盛り。かなり急がしそうだ。そのためか料理の展開が遅く、だからと言ってのんびり出来る雰囲気でもない。前回の好印象とは打って変わった悪印象。料理も忙しいと味が落ちるのであろうか? そんな気がしないでもないが・・・。店を出た後「パスタコースで良かったね」と言った連れの言葉が印象的だったが、目黒という普段行かない場所故、多分もう行かない。。

以上、お粗末。