さて、次の店を物色。 目黒には安い(特別うまくはない)フレンチが一軒があるが、そういう気分ではないので、別のお店を考える。
中目黒のイタリアンのランチがあるとのことで、中目黒まで散歩。。
徐々に暑くなっているため、あまりいい散歩日和ではない。途中、お勧めのママッチーニというイタリアンがあるらしいので覗いてみると、土曜はやっていないようだ。。。(平日はランチあるらしい)
我々が目的地に到着すると、店は徐々に混み始めている。いきなり「ボナセーラ」との挨拶。 本にも書いてあったが何でイタリアンだとこういう声を上げるのか? フレンチで「ボンジュール」と大声で言われたことなんかないぞぉ〜、やかましい! と ややご機嫌斜めになる。 と、やくたいもないことで怒りはじめところが私らしい。
イタリアン人ウェイターに席に案内され、メニューを開くと、ランチがない!!! ピ〜ンチ。予算オーバーだ。
「飲み物は何にしますか?」
「お水ください」
「ミネラルウォーターがございますが」
「ただの水で良いです」
「かしこまりました」
周りのテーブルを見ると、ほとんど飲み物はこのミネラルウォーターを注文しているようだ。しょうがない貧乏なんだから。。 500ml(400?) で 500円だったかな?
バゲット(?)とグリッシーニがバスケットに入ってやってくる。
バゲットは4つ、棒っきれは6本ぐらいか。温めていない。まあ当然か。。
(このパンは別途請求されてはいなかった。特別うまくはない)
しばらくすると、ピザが運ばれてくる。結構大きめ。生地はパリッとしているのではなく、良くできたパンのような感じ。 オリーブオイルがふんだんにかかっており、見た目は油が多く、しつこそうな感じを受けるが、食べては非常に軽い。個人的にはこのパンのような生地は好きだが、連れは好まなかったようだ。味は良い。今までイタリアンはほとんど行ったことなかったが、これなら納得できる味だ。(さすがにパスタ専門店などとは味が違う。 今まで食べた中では一番うまいと実感。)
食べ終わると皿を下げ、しばらくするとペンネが到着。 ペンネはアルデンテに 仕上がっており、チーズとペンネがうまく絡み合っている。塩分、コクなど満足すべき味。
さすがにいい値段を取るだけあって、無造作に皿を並べるようなまねをしなかったのも感心。(料理が同時に来るかと思って冷や冷やしていた。 ピザを下げてから、ペンネを調理してそれを持ってくる。 そういった点は完全に制御しているようである)
そのころには席は満席。
デザートも勧められるが、止めておく。 隣のテーブルで食べていたチェリー(?ベリー)山盛りのクラフティには興味を惹かれたけど・・・・我慢我慢。
勘定に行くとウェイター共から「グラッチェ」と言われる。
「だから、やめろぅつうの!!」
と思いながら、勘定を済ませる。 4000円。。。
サービス料が取られていないのはよかった。(昼だからでしょうかね)