店名:「ビゴロッソ」
日時:1998年5月
場所:渋谷
時間帯:ランチ
入店
日曜日の昼下がり、軽くイタリアンかインド料理のランチかに悩み、結局イタリアンに
お店は以前行って好感が持てた「ビゴロッソ」。
駅からやや遠いが、この遠さがうるさい客を遠ざけて、ゆったりした食事場所を提供してくれる。
コースは一番安い2人で3500円のコースとグラス赤(800円)を注文。
赤ワインはちょっと高めだったが、グラスにたっぷりと注がれており。つい頬がゆるむ。
味わいは軽く、それほど悪くない程度。
- パン
- 特別に美味しくは無い(暖かくもない)が、バターの代わりにオリーブにパルメザンをいれたものが。これがチーズの風味で美味しい。
(もっとも自宅でも出来るレベルだが、さりげなくこういうがあるとうれしい)
- 前菜 : 男爵イモとモッツェレラと生ハムとサラダ(?)
- よくある感じではあるが、悪くない。こういうのをまずく出せる店があるが、どうやっているのか不思議な所だ。
- パスタ : 南昌豚(?)のベーコンのトマトソース
- ベーコンとチーズが香ばしい。+500円で蝦夷鹿のミートソースになったが、前回食べたので今回はパス。
# 何が違うというのは分からないが、自宅ではなかなかこの味にまで達して作ることが出来ない。あとちょっとなのに(と自分だけ思っている)・・・何が足りない?
- ピッツア: 片側にモッツァレラ、片側にゴルゴンゾーラがのったもの
- それ以外はトマトソースのみ。 あっさり系。モッツァレラの方は軽すぎる。 生地は非常に薄い。個人的にはもうちょっと厚いが方がいいけれど、ダサいのかな?オリーブオイルでもかけた方がよかったのか? (でも、デフォルトでは出してくれなかったし・・・・) ちょっと不満が残るピッツア。
- デザート : 紅茶のムースとアイスクリーム。
- 紅茶のムースは非常に美味。 んでアイスクリーム(シャーベット)の印象が消えた。
- コーヒー、紅茶
-
感想
サービスは丁寧で、悪い感じがしない。 席数が満席になればスタッフが足りなくなるとは思うが、我々が行ったときには、それほど客がいなかったため、多すぎるくらい。これだけ丁寧でありながらサービス料を取らない良識もよい。(もっとも丁寧以上の楽しさはないが、それを求めるのもコクであろう)
途中で電灯が突然消え(ブレーカーが落ちたらしい)、数分間暗闇で食事をするというハプニングもあったが、その後各テーブル毎に事情を説明にくるところなども好印象。(もともと地下のお店のため、明るい感じのお店ではない)
「激うま」と言うことはないが、価格と味、雰囲気など満足できるレベル。イタリアンでは非常に希少ではないだろうか?