店名:「ビゴロッソ」
日時:1997年9月
場所:渋谷
時間帯:ランチ

   入店

渋谷区公演通り沿いの地下1F。ランチ2人で3500円というリーズナブルさにひかれて、来店。料理の鉄人にも出演したことがあるそうだが・・・以前のアロマも鉄人に勝利を収めたらしい。。。。のであてにはしていない。

地下に降りると比較的暗めの照明。私は、カプリチョーザのような印象を外見から持っていたが、意外にもちょっとリストランテ(というのはちょっとですが)のような感じ。少なくても、安っぽい感じはしない。ただ、ランチだけにもう少し明るくてもいいかも。

メニューは2人で3500円の他はアラカルトと1人で3000、3500円のコース。
とりあえず、味見と言うことで3500円に。

内容は、前菜盛り合わせ、スパゲティ、ピザ、デザート、コーヒー

   注文

まず、パンが来る。付け合わせ(?)はオリーブオイルだ。中にパルメザンチーズが入っているとのこと。
前菜
2人で7〜8種程度だったように思う。見た目はその辺のと同じ。だが、作りが丁寧なのが感じ取れる。感動するほどのことはないが、何かひと味違う。つい、ワインがほしくなる。。。。が、今日は我慢。

この辺でこの店への期待が高まってくる。

パスタ
+500円で、ボルチーニ茸と羊のミートソースに変更してもらう。皿が到着すると、非常に良い香りが。わずかに羊くさいが、私たちはこのくらいOK。ソースには、ゴルゴンゾーラの香りがする。が、味は感じられなかった。羊の出汁か?しっかりしたソースでパスタを食べる。これこそ、イタリアンを食べている感じがする。羊は小さく切られており、茸も「しこしこ」といい感じ。ただボルチーニ筍の良さはそれほど分からなかったかも。

ただ、残念だったのが、運ばれてきたとき、パスタがアルデンテではなかった。やや固め。 芯がまだ残っている。 食べているうちに消えたが、これは残念。
ピザ:モッツアレラとゴルゴンゾーラのピザ
半分ずつにモッツアレラとゴルゴンゾーラがのっている。ゴルゴンゾーラの方がうまいが、まあ特筆すべき物はなし。モッツアレラはちょっと単調。今までの店の流れからすると、ちょっと凡庸。
デザート:黒ゴマのシャーベットとティラミス
黒ゴマのシャーベットはそれほどおいしいとは思わないが、香りがよく、楽しめた。またティラミスはお酒がふんだんに使われており、その辺の安っぽい(?)味とは雲泥の差。

   感想

料理の説明(といっても名前を言うだけだが)もあり、丁寧な応対。勘定の時、サービス料を心配したが、取られない。 う〜ん。いい。皿を運んでくるだけで、平気でサービス料をとる店があるが、見習ってほしい。
計4200円 この味で、この値段なら満足できるでしょう。 渋谷でようやくいいお店を見つけました。
是非、3000円のランチコースにて、メインにも挑戦したい。

  # 最初、期待していなかっただけに、予想外の展開で点が多少甘いかも

しかし、帰りがけにカプリというイタリア料理(スパゲティ&ピザ)には行列が・・・ 「ランチ:980円バイキング」、おいおい。そう言われて見れば、先ほどの店、結構年齢層高めかも。