8月2日〜4日の2泊3日で八丈島ダイビングへ




いつもの7:45の始発羽田発にて渡島。
夏休みシーズンとあり、前後の席に子供が乗り、うるさく、
あと30分あったら、たぶん手を出していたかもしれないというのが
ややリスキー。


機内で朝御飯をコンビニで買ったおにぎりをほおばりつつ、1年
振りのダイビングへの緊張を高めていく。
そのためか、かつてこれほど 着陸が下手なのを見たことがない。
エアー日本の機長にもその危機感が伝わっていたかもしれなない。


さて空港に到着するも、例によってアバウトなショップで、迎えが来ない。
電話すると「あれぇ〜 来るの今日だっけ?」などと言われつつ
ダイビングへの緊張が更につのっていく。



ダイビングスポットは、沖縄への台風上陸の余波を受け、初日は底土港しか
潜れない。 見る魚はいつもの通り。 うねりはやや強めではあるが、
安心できるポイントだけに、のんびりダイビングができた。



2日目


ボートダイビングとなり、午前中はやや波があれ、嫁さんが船で完全に
ダウンとなる。ただ見た魚はグレイトであり、ダイビング自体は非常に透明度もよく
楽しめた。

ツバメウオ
バラクーダ
ニザダイの群
ムロアジの群


などなど。
イソマグロや亀もいたようだが、私は見損なってしまった。非常に残念である。
午後は、やや波が落ち着き、大物などは見られなかったが、透明度がよく非常に
気持ちがよいダイビングが可能であった。なお、午後は嫁さんは午前中の船で参って、
休憩モードに入った。



3日目


あっという間の最終日である。午前中1本目を潜るつもりでナズマドへ
行くもエントリー、エクジットポイントの波が厳しく、私たちは休憩とした。

さて、こんな感じであった。 天候は一時期、夕立など降るも、ほぼピーカン。
風は心地よく、気温はほぼ30度であるが、湿度は60%と東京に比べて、
10%ほど低いため、過ごしやすい。 



宿


宿はショップが最近借りている(?)場所へ。これがまたグレイト。
以前、民宿だったところだったらしいが、一部屋毎のしきりはふすまのみ。
夜中はシロアリのかさかさ言う音が響きわたり、朝の4時になると、
鳥たちの鳴き声で目が覚める。
ちなみにクーラーやテレビもないため、窓は開けっ放しで寝ている。。
宿代は飯なしで3500円







さて、今回の目玉はやはり、


「三富」


という食事所であろう。
今回3回に渡り、食事をしたが、 その味は家庭料理を遙かに下回る。


最初に食べたのが、

 定食:鳥の照り焼き。付け合わせの野菜3種。盛りは見事。しかし、その味は・・・
 冷やしたぬき:うどんがちょまずとは嫁の弁。しかし、私はだしの味のまずさに退いた。


翌日

 前日で懲りて、親子丼とカツ丼に逃げる。 個人的にはどうにか食べられる。
 しかし、親子丼には、卵のかけらが数個入っており、そのスリルも同時に楽しむことが
 できる。 一瞬、その音に歯が欠けたのかと。。。

その翌日

 カレーライスと天丼。 まあ、この2品は前作品たちに比べ、まだ救いが
 求められても良い。。。が東京の標準と比べるのは罪であろう。


その他は

 芝浦の中華屋の支店となるお店で中華でランチ。(四川)
 ご飯が食い放題で、かなり食い散らした。 などなど。
 8人でおひつ3つを平らげるのはもはや悪鬼であろう。
ちなみに、女性は半分以上である。



さて、改めてみると、ダイビング、滞在費などは9万円。航空運賃が5万6千円。
食事代は、まあ一回1000円としても大した金額ではない。
どうも航空運賃が幅を利かせているのがネックか。
ただ、他にお客が少なく、のんびりとダイビングが楽しめた。


特に、印象的だったのが、2日目の午後に安全停止をしている最中であろう。

前後左右、上をのぞき(水面が見える)、一面ブルーしか見えない。

もちろん、実際は30m以上先が見えるにも関わらず、視界を遮る物もなく
自分がそのブルーにとけ込んでしまうかの錯覚にとらわれること約5分。
その間、日常の雑務を忘れ、その虚無感を知ってしまうと、また再び戻って来たくなる。

さて、今年は秋にももう一度ダイビングに行こうと心に誓う。