Sinp's Wine

丸ゆべし 輪島          2004. 12


丸ゆべし
輪島での銘菓として名高い「ゆべし」(柚子餅)。
(写真左:中浦屋のゆべし)

ゆべしは他のところにもあるだろうが、輪島のゆべしはちと違う。

柚子を丸ごと使用してあるのである。  簡単に要約すると、柚子の上部を切って中味をくり抜き、 皮は透けて見えるほどの厚さに。その中にもち米の粉と砂糖、水あめなどを詰める。 その後、蓋をして蒸籠で蒸して乾燥させる。これを五、六回くり返して完成となる。

蒸し直しにより、賞味期間が伸びるとの記述があるが、製造元ではそのような保証はしていないようで。

そのために、輪島にゆべしをうりにしている和菓子屋が何店もあるようだが、1個1000円以上と やや高価なため、そんなに購入できない。 今回は3店舗で購入。

丸ゆべし 丸ゆべし
丸ゆべし
左上が 柚餅子総本家 中浦屋。

右上が 梅屋。

左が 尾坂柚餅子本舗。

最も有名なのは、中浦屋だろう。


丸ゆべし 丸ゆべし

丸ゆべし
左上が 柚餅子総本家 中浦屋。

右上が 尾坂柚餅子本舗。

左が 梅屋。

同じ柚餅子(ゆべし)とはいってもご覧の通りの断面。


どれが一番美味しいと思いますか? 試食してもらうと本当に見たままです。

私も実際に写真で比較するとこんな違うとは予想外でしたが・・・
(同時に食べているわけではないので)

ここは中浦屋のコメントを。

割と固く、最初の一口はあまくないなぁ〜 というどちらかという期待はずれ。
これは小で1050円。 中だと1575円。

しかし、食べ進んでいると割と病みつきになる感じ。
口の中に残る柚子香は長く、苦みもアクセントで。
ちょっと高いだけあるかも。。

ちなみに他店は1個約1000円で、それに比べると中浦屋は高く感じておりましたが、こう見てみると納得。

(表皮の)色合いはその時の写真撮影の状況により異なりますが、中まで色が変わっているかどうかで。


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