入店
大きな銀色の器に何本ものワインが氷で冷やされている。
アペリティフを聞かれたので、ここは珍しくシャンパンを。
中にはドンペリも見えたが、さすがに恐かったのでモエシャンを
かなり立派な注ぎっぷり。
抜栓は午前中ぐらいか。泡はやや弱。やや甘みもあり、酸はにぶめ。
疲れた体にはこのくらいがいいかも。
なお、このお店はメニューにお勧めマークが書かれているので選びやすい。
またポーションは他のお店に比べると少な目。
二人にはちょうどよい量かもしれない。いろいろ食べられてうれしい。
また、小皿に取り分けてくれる。
注文
料理 |
|
ホタテとエンドウの Black Bean ソース炒め

ホタテとエンドウの火の通し方が絶妙。ソースが何層にも感じる。
中華というとどちらかというと単純なソースと感じることが多いが、ここのは
意表を突かれた。香りもすばらしい。以後、ここの料理はすべて香りがよく
料理に異なる印象を与えることに成功している。
| カニ爪の蒸し物

生姜とネギの香りが香ばしい。
ベースのスープにカニの出汁がしっかりでている。
これは一つ単位で注文可。カニ爪はやや出し殻で味弱し。
| 鳥肉としいたけとブロッコリーの炒め物

ブロッコリーの歯ごたえと鳥肉のソース。醤油ベース。表現がうまく出来ないが・・・。
| 野菜プレート

さまざまな野菜の炒め物の盛り合わせ。
ジャガイモの籠(バターの香りがよろしい)に入ってくる。それを崩して、一緒に各皿
に盛ってくれる。各野菜の歯ごたえがそれぞれにばっちし。塩ベース。
各野菜のうまみなど十全に引き出されて好感。
| チャーハン

懲りずに日本人である証「チャーハン」 リベンジ成功!!!
これこそ私たちの求めていたものだ。
グラスワイン(白)は銘柄不明であるが、飲んでカルフォルニアのシャルドネって感じ。
樽はそれほどきつくないが、中華にそこそこあうか・・・な? これも量がたっぷり。
さて、デザート。
| マンゴープリン

とある本によると「マンゴープリン Of マンゴープリン」との記述あり。
何万の食費を払ってでも食べる価値ありとの記述を読んで、非常に楽しみであった。
マンゴーの酸味がよく。クリームはもう少し濃厚な方がよい。9点。
最高かと問われると、問題かと思うが、高水準にあることは確かだ。
| ポーチドピーチ 陳皮のスープ

洋風にあるりんごのコンポートの桃版みたいな感じ。
甘いけれど、陳皮でさっぱりな印象。が、他の料理に比べてはやや弱いインパクト
| 燕の巣の卵白プリン

非常に面白い。本当に卵白。フワフワの食感と燕の巣の食感との Matching 。
| | | | | | | | |
総合
非常にいい。前回、今回の旅行あわせて、一番印象的なお店。
量も2人がいろいろ食べられる量でいろいろ楽しめる。雰囲気も静か目で私の好み。
(どうも騒がしいのは苦手なので)
しかし、客層はかなり欧米人が多い。もしかしたら、私の舌はそちら系なのであろうか???
お茶もなかなかよかった。
|