「 文華 Man Wah 」 part 2   ★★★○  2000. 10






入店



香港最後の夜をかざるのはこちら。  昨日の昼にきて再び。かなり気に入ったらしい私たち。

夜は最初に来た夜と同じ席。 どうも2人用の席として位置づけられているようである。


風景






注文




夜はかなりシックな装い。 まずはアペリティフを。 当方、やや(かなり?)胃が 疲れきっており、食欲がまったくといっていいほど、ない。 これは困った。  とりあえず、こちら。


クラディベイ 

ワイン


かなりしっかりした樽香。 普段だとやや遠慮したいワインの範疇になると思うのであるが、 これが中華と合わせると気にならなくなるから不思議である。 酸もしっかりしており、 まずまずではないだろうか? 



料理
 

アミューズ



アミューズ




初めてかな? アミューズは。 そして、これがうまい。 湯葉でしょうか? しっかりした歯ごたえが楽しめ、かみ締めるとジュ〜と口中にひろがる中華の「スープ」。

う〜ん。うまい。 なんでこんなものがうまいんだ。





茄子とホタテのお鍋



茄子とホタテ


ホタテの絶妙の火加減は相変わらずであるが、特にこの茄子が美味である。

なぜ、こんなにも甘いのであろう?

またソースにちょっと辛みがあり、それらの対照がエクセレント。 また茄子はトロトロで、口の中でとろける。 茄子がまたでかい。 



鍋風景





鳩のミンチ レタス包み



鳩のミンチ


今回、香港の渡航で感動の一品。

料理自体は、かなりオーソドックスなものであると思うが、しかし、これはこれは。 お店の人が、一人一人にレタスに鳩ミンチを包んで皿に盛ってくれる。  レタスをほんの少し赤酢につけて、包むのである。

鳩肉のうまみ、プルーンソースの甘みと酸味、レタスにつけた酢の酸味が味の対照。
レタスのシャキシャキ感と肉の食感と対照。

こんなにうまいとは・・・・びっくりである。



野菜の炒め物。じゃが芋のかごつき



野菜の炒め物


前回の訪問でかなり気に入り、今回も胃に優しそうだったので。こちら。前回ほどの感動はないけど。 やっぱり美味しい。



チャーハン



チャーハン


すでに定番といっていいだろう、チャーハンである。 やはり、前回の訪問の時の感動はないが、まずまず。 量も1ボウルというのが 軽く注文ができるというものである。 昼と夜で味の違いはないようである。




デザート
 

マンゴープリン



マンゴープリン


もう、これしかないでしょう? ということで。

一人二皿ぐらい食べたかったのであるが、そこは自粛。 う〜ん、すばらしい。



プティフール



プティフール


プティフールも始めてかな?

それぞれ異なった味わいのこちら。 下手なフレンチのプティフールより美味である。 ただ、お茶と合うかなぁ〜 









総合



う〜ん、すばらしい。

都合3回目の訪問となったが、現在のところ「一押し」と言っていいレストラン である。 他のレストランも美味しいことは美味しいのであるが、こちらは やはり次元が違う気がする。

  「対照の妙」「香り」「完璧な歯ごたえ」

「中華」というひとくくりにできない料理ではないだろうか?

また、サービスも一番いい気がする。 各皿へのとりわけ。 気配り。  あくまで快適な食事タイムを演出するためのスタッフ。 同じサービス料10%とと言っても、 これほど違っていいのだろうか??
 
また、料理は昼より夜のほうがよい気がする。 



料理もフレンチ(というかロシアスタイルか?)のように、一品ずつサーブされる。サーブされる順番は 適当に頼んだ料理を向こうでアレンジして順番を調節してくれるものである。

これで料理が冷めることなく、また次の料理を楽しみにしたり、のんびりとして食事をすることが 出来る。 この辺りも私が好きな理由の一つであろう。



クイズ


メニューのコピーは こちら (重いです)。上記の料理はどの料理になるか想像してください。



 
 
  正解は私も覚えていません。