Sinp's Wine

Tasting
2002. 2  1版

今回、同じようなメニューを異なるお店で食べる機会を得た。
これが比較してみるとなかなか面白いと思う。

ここで、比較してみることにしよう。

北京ダック
北京ダック
文華  にて。     2002年1月

割と小さめのダック。ピンのうまさは今ひとつ。料理の位置づけはメインの肉料理。
しかし北京ダックの皮を堪能出来る。 そして、味噌が・・・・絶妙の出来。 1個、1個がかなり大きい。

なんという美味であろう。

正直に言うとダックの皮というより、 味噌とネギのコンビネーションが素晴らしい。

これだけでもうまいんじゃないだろうか?(笑)

かなりの脂分である。手が脂でぎとぎとになるぐらいであるから。 しかし、食べて脂っぽいとは全く思わない。 最後まで飽きることなくあっという間にぺろり。
北京ダック
欣圖軒  にて。     2002年1月

大きめのダック。ピン自体が柔らかくうまい。位置づけは最初の一品。
二人なんだから、そんなに大きくなくてもいいのに。

ピンは昨日に比べて、かなり小さめ(餃子の皮大)。
ピンにダックを載せて、自分でまくように、と。 あ、そうか、ここは自分で巻くんだっけ?
さてと、そのお味は・・・う、うまい。。

やや甘めのソースに、かなり脂たっぷりのダック。それが絶妙にマッチしている。 かなりファーストインプレッションが強い。

ただ、最初の一皿に2枚。 以後、一気に飽きる料理。

前回はこんなに早く飽きたっけ? という程に。
最初の一品がこんなに甘いというのはどうなのだろう? 

パパイヤのフカヒレスープ
パパイヤのフカヒレスープ
文華  にて。     2002年1月

パパイヤ1個に入ったフカヒレのスープである。 見たまんまですね。 こちらも上品。最初、やや金華豚系の香りが強かったのですが、徐々に 落ち着いてきて、その統一感はなかなかのもの。

中にはフカヒレとホタテ(生かな?)がたっぷり。さすがにフカヒレはそんなに太いものではないが。  しかし、時間と共にスープにパパイヤの甘みが加わりマイルドに感じられる。 ただし、思ったよりパパイヤは主張していない。 

もっとパパイヤをとって食べるかと思ったが、あまり味はなく、そんなに 取れる訳でもない。はしでつつくと穴が空いてしまわないかとちょっと冷や冷やもの(笑)


パパイヤのフカヒレスープ
凱悦軒  にて。     2002年1月

上に載せられたハムの細切りのにおいが、かなり強い。 さっさとスープの中にいれてしまう。入り口はかなり狭め。 

上部2割ほどしかパパイヤを切っていない。パパイヤの果肉を崩してスープを食べ進む。 実際食べてみるとハムのにおいはそれほど感じられなくなる。

「文華」で食べたスープよりかなり強めの出汁、塩分、甘みであり、総じて力強い。 中に入っている鶏系の肉の旨味も強い。他に蟹肉。

パパイヤの味も甘めであり、それがスープとよく合う。

フカヒレの量は少ないが、歯ごたえは十分。 ステンレススプーンはマンゴーの切り崩しに大いに役立つ。 がつんとした主張が印象的な一品。
イーフー麺
イーフー麺
文華  にて。     2002年1月

目の前に現れたのはほとんど麺だけの一品。

なんだこれ? とか思いつつ、一口。 う〜ん、麺はややインスタント臭いぞ? と思う間もなく(見た目ぺやんぐ並)、なんだこれは。 はしが止まらない。。

おお、とか言っている間にぺろり。 いけませんな。これは。 麺は柔らかめで水分はほとんどなし、このソースは一体・・・・・

卑怯な味付けである。 ソースは人工っぽくない。 袋竹と青菜だけのシンプルな料理。 予想外に旨くてびっくり。
こんなに食べきれないよ!なんて言っておきながら、結局2人で食べきってしまった。。
イーフー麺
欣圖軒  にて。     2002年1月

大きなエビの塊が小さなボウルに4つも。

本来なら「わくわく」ものであるが、このエビ、美味しくない。 少し臭みがあるのである。一昨日と同様である。当然、残す。しかし、信じられない。

具は、ネギ、唐辛子の千切り(辛くない)、青菜。 青菜は茎が太く、歯ごたえは十分。

ソースはチープな感じで、カップ麺系の味わいに近く、苦手。 今回の焼きそばは今ひとつ。

イーフー麺
凱悦軒  にて。     2002年1月

ヌードル系の麺は今回3回目。 見た目は昨日の Yan Toh Heen に似ている。やはり赤酢と一緒に。

酢はかけた方がよい。

具はネギとふくろ竹。麺だけで考えれば、それほどの差はない。 が、かなりシンプルなだけに具はさっぱりとした味付け。 だが、こちらの品は油は結構強いように思う。

残った皿は油がたっぷりと残るぐらいに。


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