はすとクラゲの甘酢

はすは5mmぐらいの薄切り。
しゃきしゃきとした歯ごたえはよいが、ごま油を和えているのであろうか?
う、くどい。。甘酢の味が中途半端で味がぼけている。
クラゲの方も悪くないが・・・・いきなりのスターターである。
無用に皿だけでかい。
| 食事 |
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蟹爪

さて、どんな料理になるのだろうか? やや疑問視しているこちら。
フルーツサラダ仕立てというのは・・・・
きました、きました。 洋風の料理。
涼しげなガラスの大皿にのった蟹爪のフライ。2つもあるとはびっくりである。
蟹爪の衣はさっくりあがっており、身もふっくらとして美味しい。白ゴマがふってあった。
ソースはキウィソース。キウィの種をイメージしたのか、黒ゴマが散らしてある。
ソースは甘酸っぱい軽いもの。
ソースはソースで美味しいのだが、蟹爪との相性はバラバラ。
悪い方にもいかないが良い方向にもいかない。そのまま。

蟹爪の出来は良いだけに残念。
また、蟹爪は下になっている部分が異なる色をしていて、食感が少しだけ異なる。
また中央にはリンゴと洋なし(?)だろうか?
甘く煮詰めたようなソースを絡ませてあり、これはこれで美味しい。果実の歯ごたえも楽しめるし。
しかし、相変わらず洋風の料理はよく分からない。
| フカヒレときぬがさだけのスープ

素晴らしい一品。 今までのよどんだ空気を吹き飛ばすかのような良品である。
器を開けるとハムの香りが支配的。赤酢をかけて頂く。
中華ハムの存在はスープの中にこそ見えないが、しっかりうま味と香りを出している。
また、スープを含んだ衣笠竹とその歯ごたえは、
好物の一つ。 だって、しゃりしゃりとしているんだもの。
そして、フカヒレは太く、長く、立派なもの。
プリプリとした食感とつるんとした食感を併せ持ち、
スープとの絡みが絶妙である。スープは当然、奥行きのあるクリアスープ。

フカヒレのスープの中で一番美味しかったと言えるだろう。
初めてフカヒレに高い値段が付く理由が分かった一品。
香港へ来て5度目にしてようやく本当に美味しいと思えるフカヒレに出会えた(ような気がする)。
| ほら貝と野菜のXO醤炒め

薄くスライスされたほら貝。ひらひらとした感じである。
アスパラと思った野菜は一体なんでしょう?
グリーンの野菜は食べると辛みと苦みがあり、アスパラとは別の野菜と思われる。
皮の感じも違うし。ネギ・ニンニク系か? ニンニクの茎より太い。
XO醤のソースはやや旨味が少なく、苦みが強い。
ここのXO醤は家で使っている。使っている野菜の違いなのか、いつもと印象が異なる。辛みは程々でよいのだが、それをベースに何か入れたもののようだ。

印象的に、貝、野菜、ソースと統一感があまり感じられない。
これは、評価が難しい。地元の味なのだろうか?
我々にはあまりこの苦みが美味しいとは思えない。
何度か食べると変わってきそうな気もするが。
| ツバメの巣、豆苗、ホタテ

とろんとした「あん」と一体化しているのが、ツバメの巣か?
何度か食べたが、今ひとつ美味しいとは思えないこの素材。 ま、健康にいいのかもしれないが。
つぶつぶ(?)とところどころに固まっている蟹などの卵かと思われる
濃厚なこってり感は十分に美味しい。(かなり好きである)
豆苗は昨夜と同じく葉っぱが日本のものより大きい。 本場物はやはり違うらしい。
日本のは近種なのか? それとも土壌か?

帆立は角切りになっており、豆苗の存在感にかくれがちで、印象は弱い。
が、うまみはしっかりソースに出ている(?)。
よく見ると、蟹の身も入っているようだ。
それにしても、美味しい料理だった。
| エビそば

大きなエビの塊が小さなボウルに4つも。
本来なら「わくわく」ものであるが、このエビ。美味しくない。
少し臭みがあるのである。一昨日と同様である。
当然、残す。 しかし、信じられない。
具は、ネギ、唐辛子の千切り(辛くない)、青菜。 青菜は茎が太く、歯ごたえは十分。
ソースはチープな感じで、カップ麺系の味わいに近く、苦手。 今回の焼きそばは今ひとつ。

| デザート |
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マンゴープリン

あの翡翠の器はやめてしまったようですね。
今日はハードタイプである。 クラシックな作りという。

レンゲを入れると、確かにハードタイプ。 味わいはやや薄目。
上に載っているマンゴーの果肉を食べても味が薄めなので致し方ない。
しかし、非常にマンゴーを素直に表現した味わいである。
とすると、真夏のあのしっかりとしたうま味の載ったマンゴーを使ったら?
冬には冬のレシピが合うのかもしれない。
今回は本来とは違ったものをお願いしているので、文句は言えないのですが(笑)
真夏にこのレシピでチャレンジしたい。 ああ、奥が深いマンゴープリンの世界。
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