直径18cm位の生クリームケーキが1ホール。どう考えても2人で食べきれる量ではない。
せめて直径10cmにして欲しかった。テイクアウトする程のケーキではなかった。(連れ)
10時間の飛行の後、コロンボにてモルディブ行きの飛行機へ乗り換え。機関銃を構えた警備兵がいて、
ちょっと恐い。乗り換え後1時間でモルディブへ到着。その間にも機内食が。サンドイッチ 3切れ
(蒸し鳥、ツナ、チーズ)、チョコケーキ。
サンドイッチのパンがパサパサでうまくない。具に味気がなくうまくない。ぶーぶー言いながらも 全部食べた。チョコケーキは甘すぎてうまくない。紅茶もおいしくない。なんで?(連れ)
モルディブの飛行場に到着(現地時間で夜9時ぐらい)。非常に蒸し暑い。過ごしやすく ないのか?? もはや日本時間で深夜2時ぐらいなので眠い。そのくせ、入国審査がやけに 遅く、たらたらとやっている。かなり切れそうになる。まわりはみな黒人。(当然だが…) 慣れない外国なのでちょっと恐い。その後、船に乗りリゾートへ。高速艇で1時間ほどの道 程なのだが、半地下の船室へ。あたりは真っ暗。外にはほとんど明かりが見えない。非常 に蒸し暑い。酔い止めの薬をのんで意識を失うが、あまりの不快さに目が覚める。その後 10分程度で到着したが、気が付いた時は汗びっしょり。
あまり汗をかかない私だけど、この船の中では滝のような汗が流れていた。酔い止めを 飲んだためか途中何度か目が覚めたものの、気づいたらリゾートに到着していた。(連れ)
最初の印象はあまり良くない。小さな桟橋に到着してチェックインを済ませるが、その桟橋には
小さなブラックチップ(サメの1種。大きい物は1mを超えるが、ここにいるのは30〜50cm)
が数匹泳いでいるのが見える。チェックインを終えて、説明が始まると聞いていたのに、朝の食事
間のみ言い渡されて解散。おいおい、いいのか? 部屋に入ると、同じくHappy Wedding と書かれ
たケーキが1ホールある。そんなにもらっても…。それに味が…。とりあえず一口食べて申し訳な
いが残りは捨てた。
(あの気温と湿度でどの位もつか全く不明だったため。)
ケーキはハート型のバタークリームケーキ。砂糖がジャリジャリしていて、おいしくなかった。気持ちはうれしかったが、申し訳ないと思いつつ、残してしまった。(連れ)
後程わかったことだが、日本語のインフォメーションを配布して説明することになっているらしいのだが、コピー機が壊れて一切の情報がないまま、その後を過ごした。
ここでは、ダイビングのチェックを受けて、OK をもらうと、1日3本まで自由にその島の周り (ハウスリーフという)を潜ることができる。その他、ボートが午前、午後1回でるので、 前日までに潜るかどうか申し込みを行って潜りに行くことができる。翌日のポイントはホワイト ボードに書き込まれており、自由に選択できる。従って、本来ならチェックダイブを受けて、ダイビングに 燃えることになるのであるが、日程に余裕があるので、まずは体をモルディブに慣らすことにして、 初日はシュノーケリングのみ。
天候は晴れ。雲一つないとはいえないが、十分明るく、強い日差し。風は非常に強かった。
例年ではこんなに風はないらしい。そのおかげで、ボードダイブのポイントが限られたとも聞く。
そのおかげで涼しい。海から上がると寒いぐらいに感じることもある。
またボードダイビングで海があれ、遊園地のバイキング状態になったことも滞在中あったようだった。
「酔うより恐かった」というのが体験者の言葉だ。ボートは外枠(縁)がなく、捕まっていなければ、
簡単に振り落とされそうだったとの事。行かなくて良かった。
船の中ではフィンなどがあっちこっち流されていたとの事。スタッフの人間が話していたのだから、
めったにある事ではないのであろう。
食事は、1つしかないレストランで。毎日同じ決まったテーブルで、決まった人が滞在中サービス
に当たる。すべてモルディブ人。挨拶ぐらいなら、何とか日本語が通じるが、小さな声で英語を
話すので、よく聞き取れない。(もちろん英語がわからないからかもしれないが)
私たちのテーブルは、窓際の場所であったがクーラーから非常に遠く、
またクーラーに近い人が寒いため消されてしまうことが多く、昼間は非常に暑かった。
朝食 バイキング形式(以下、毎日ほとんど同じメニューを食べる)
以下左のテーブルから並んでいる順番に、
昼食 バイキング形式
夜は昼に比べて非常に質素。特別ディナーもよく催されるが、それは別にして、
通常のメニューはコース。前菜(スープか前菜の2種のうち、どちらか)、
メイン(カレー(3種)、肉、魚、野菜の4種から選択)、デザートの3品。味は、昼と同じ感覚。
特筆すべきものはまったくない。
以上の食事でとりあえず私たちは全く食事に困るようなことはなかった。
おいしいと思える事は少なかったが、飽きたり日本食が恋しくなるような事はなかった。
持っていった味噌汁のインスタントやカロリーメイトなどは最終日に日本人スタッフにあげてしまったぐらいだ。
アイランドホッピング
地元の漁師の島、無人島(そこでバーベキュー)、他のリゾート、サンセットフィシングを1日がかりでまわる。船はドーニというモルディブ特有の船。波と風次第で、かなりの波しぶきがかかる。かかるというよりは「かぶる」といった感じ。非常に参った。風が強く非常に寒い。まさか南国へきてこんなに寒い思いをするとは思わなかった。特に陣取った席が一番前で一番水をかかる場所となってしまったのが、最悪だった。
同行した人は日本人4人。私たちのほか1人できたらしい女性客が2名。残りはすべてイタリア人のようだ。非常にうるさい。ガイドはイタリア語で説明してくれていたが、最初に英語で説明してくれた以後、一切英語でのガイドがなかった。どういう事だ!!
日本人をなめているのか? まったく何もしないガイドだ。わからないことは付き添いのモルディビアンにつたない英語で聞いたりしていた。それにしてもイタリア人がうるさい。特に変なおやじが最もうるさかった。ささいな事で騒ぐ。非常に気になる。船が大きく揺れて、水しぶきがかかる度に大騒ぎをする。
そんなに水飛沫がいいなら、一番前の私たちの席と代わってやろうか!と思うほどであったが、さすがに疲れたのか途中静かになった。
〜 漁師の島 〜
リゾートから30分ほど。見るところはなにもない…。お土産屋が並んでおり、値切りを楽しむ(?)ぐらい。
一応モスクもあるらしいが訪れず。価格はリゾートより安い。雰囲気は楽しんだ。女子供が多い。
〜 無人島 〜
船で1時間ぐらい。非常に砂浜はきれいであったが、シュノーケリングはBiyadooの方が面白く、
単調。珊瑚などはいいが、透明度が非常に悪く。そうそうに日焼けにはいってしまった。
食事はヤシの実に無造作に火をつけたバーベキュー。素材がアルミフォイルに入っており、
そのまま火をかけただけのもの。鶏肉の香辛料入りと白身の魚の半身(かなり大き目)の2種。
鶏肉は美味。魚は周囲に新鮮であるはずなのであるが、それほどおいしく感じないのはなぜだろうか?
リゾートでも同じ。身が非常にパサパサしていてうまみがない。なんでだろう?
ただ、ベトナム在住の日本人は魚が普段魚がめったに食べられないとかで、ソースをよけて醤油をかけて
食べていたとのこと。また、無人島では他のリゾートからの観光客がきたが、それがすべて韓国か中国系
でこれもうるさい。どうしてあんな大声になるのであろうか?
〜 他のリゾート 〜
そのリゾートには日本人が珍しいらしく、じろじろ見られた。
ドイツ人が多そうだ。結局、何もすることがなくぼっ〜として過ごした。そのままリゾートへ向かい、
途中で釣り。太い針金のようなでかい針でつる。竿はなく、釣り糸のみ。こんな物でいったい何が釣れ
るのであろうか? 結果、アカマツカサみたいな魚が釣れるようだ。えさも豪快。魚の切り身がえさ。
釣れた人は4人ぐらい。連れも釣ることができた。(記念写真あり)。
とは言っても途中からモルディブ人が代わりに、引き上げてくれた。大きさは40cmぐらいはあろうか。
さすがに引きもすごかったとのこと。また釣れた時のイタリア人の騒ぎといったら、
「うれせえ!」とどなりたくなるぐらい。人の釣っている脇から場所を横取りしてくるし。
どういう連中なんだ。
そういえば、レストランの席でとなりがイタリア人だったことがあったが、これが本当にうるさい。
後で聞いたのだが、夕食でメニューにないパスタを要求して無理やりウェイターに出させたりしていた。
物好きにも観察していた人がいたのであるが、相当無理を言っていたらしい。今回のツアーでは、
イタリア人への印象が相当悪くなった。
その他のツアー:ヘリコプターツアー、アイランドホッピング2(他のリゾート3つに行く)、
サンセットフィッシング、マーレ観光(マーレはモルディブの首都)などがある。
夜にレストラン前のサンデッキでDISCOが催された日があったが、かなりハッスルし て踊っているのを見かけた。タフなじじいだ。。。(連れ)
ダイビングスタッフの話を聞くと年齢は70を超えて、毎年2ヶ月ぐらい滞在する常連らしい。 海外は休暇が長いと聞くが、それにしてもうらやましい話だ。また、ダイビングのスタイルも 相当違うらしく。絶対インストラクターの指示に従わないで勝手に行動するらしい。 体がでかいから寒くないのか、水着にTシャツで潜っているやつもいるし。
なにしろデブが多いので非常に見苦しい。そのくせにとんでもない水着を着ているやつもいた。 水着が贅肉に隠れて股間のみ黒い布を覆っているように見える男性もいた。見たくない…が、 それを見て大笑いしたこともあった。
たしかに見たくはない光景だったが、しっかり目に焼き付いてしまい今でも思い出して 笑ってしまう。(連れ)
またあの体でフィンキックするため、日本人に比べて相当早く動けるらしい。 その代わりにエアの消費もアメ車並みらしく、相当早くエアがなくなる。一度チェックダイブで 一緒に外国人と一緒に潜ったことがあったが、私がエアを60残し浮上したところ、そ の外国人はもう20〜30のみを残すのみであった。(私はエアの消費は早いほうである)
また、あの日差しの中で寝ていてやけどをしないのであろうか、あの連中は。 ダイビングに血眼になっている日本人を尻目に滞在期間が長いヨーロピアンは日光浴したり、 シュノーケリングをしたり、非常に優雅な物だ。何をしているのか、浅瀬に二人で温泉のように 浸かっているのも多く見た。日本人のこの少ない休暇はなんとかならない物か、痛切に感じる事多々あった。
夜になると星がきれいであった。蚊が恐かったので夜はあまり外には出なかったが…。最後にイタリア人と韓国(中国)人は非常にうるさかったが、再訪を誓う私たちであった。もうちょっとダイビングがうまくなったら…
かなりモルディブ何回目という人が多かったのもうなずける場所であった。
2日目
午前中にチェックダイブ(passage 6→1)を受けて何とかクリア。チェックダイブは
水深5m前後にロープがはってあり、そこでマスククリア、オクトパスブリージング、 レギュレータクリアを行う。
チェック後、ビギナークラスと経験者クラスに分けられ、それによってボートダイビングなどの
クラス分けが行われる。
午後は、初めて2人だけでダイビング(passage 6→5)。非常に緊張した。初めてのポイントで
どのくらい泳げばいいのか、いつ目的地につくかわからない。そういう不安が潜りながら頭をよぎる。
結果、なんとか無事に生還することができた。
最大水深14m、平均10m、潜水時間40分と浅めに流した。
3日目
1本目 passage 6→5
メインの桟橋脇からのエントリーで、途中水深10m前後に小さなケーブがある。
Passage 5はスポーツ専用の桟橋で昔はギンガメアジが群れていたところであるが、今はいないようだ。
2本目 passage 5→5
passage6へ向かったのだが、潮の流れが強くエントリー場所に戻った。
3本目 passage 4→3
passage4-3間は珊瑚の発育がすばらしく、潮の流れも弱い。ただエントリー/エクジットがちょっと遠いのがやっかい。
4日目
1本目 passage 4→5
非常に長いポイント。ゆっくり流すと60分ぐらいかかる。後で聞いた話だとナポレオンフィッシュ(1m)が見ることができたそうだ。その他、飛びエイやブラックチップが遠くに見えることが多い。
2本目 passage 6→5
いつもお世話になっている八丈島のダイビングショップのインストラクターが同じ島にきていたことが判明。なんという偶然。そこで、一緒にダイビング。エントリー直後カメがお出迎え。透明度も良く、純の面倒も見てくれたので非常に楽で気持ちのいいダイビングができたと思う。
3本目 passage 6→5
モルディブで知り合った女性と3人でダイビング。午前中の印象が良かったのであるが、結果今滞在中で最悪に近いコンディション。エントリーで相当の流れと透明度の悪さ。
ちょっと残念でした。
6日目
1本目 passage 5→5
2本目 コーラルガーデン
モルディブで初めてのボートダイビング。ドーニにて移動。あまりゆれずに助かった。
ポイントは白い砂地に珊瑚の根があるような感じ。昨日ここでマンタの群れが見られたらしいので楽しみにしていたが、やはり無理だった。(通常、雨季に見られる)
ガーデンイールを始めて見た。後で聞いた話によると、島の周囲の砂地にはものすごい数がいたらしい。そこまで深く潜らなかったので知らなかった。クダゴンベも居たらしいが未確認。
7日目
1本目 passage 6→5
2本目 ハラベリレック
ボートダイブ。沈船ポイント。水深30m〜20m前後の所に、5年前ほどに沈んだ船とその近くの根をまわる感じ。船は沈んでまもないため、まだ魚や珊瑚などはついていない。初めてのレックダイブとなった。その近くの根はオーバハングや穴がところどころにあり、ツバメウオが群れている。かなり大きいものもいるし、1m前後までよれる。カメラを持っていかなかったため、撮影ができなかったのが、残念だった。魚影も濃い。さすがといったところか。
8日目
ああ、哀愁の最終日
1本目 passage 6→5
2本目 passage 3→4
純は体調がすぐれず、モルディブで知り合ったベトナム在住の日本人女性と2人で、大物はでなかったが、潮の流れも少なく、気持ちのいいダイビングだった。
3本目 クダギリ
ボートダイブ。これも私一人だけで潜った。モルディブ最後のダイビング。超初心者向けで根の回りを周回する感じ。結構単調で、これならハウスリーフの方が良かったと思う。ただ透明度は午後にしてはよかったと思う。やはりボートだからだろうか。