モルディブ体験記



ダイバーあこがれの地 〜モルディブ〜 へ行って来ました。
1月26日(月)

スリランカの航空会社(エアランカ航空) 12時30分発にて乗り換え先の コロンボ(スリランカ)へ向かう。サービスはスチュワードの方が多いが、 スチュワーデスが民族衣装だと思うが、ちょっと色っぽくていい。それに してもあんな薄着で寒くないのであろうか?
昼食は、メインのみ選ぶことができる形式でよくあるタイプ。アペリティフ も勧めてくれる。私はうれしい。とりあえず赤ワインを。さて、メニューは 以下の通りだった。
Smoked Chicken Julliene Seasonal Salad
ドレッシング無。スモークした香りがするが、肉の臭みが強い。(連れ)
Pork Curry Bean Curry with Tomato Steamed Rice
豚肉のカレーがおいしい。本格的な味。豆はインゲン豆かな?(連れ)
トマトの酸味は評価できるが、中の豆は今一つ。豚肉はよし。
Gateau Chocolat
機内食のデザートとしては十分。上に振ってあるココアが口の中でもたつく。(連れ)
この時、私は食前酒から食後酒まで飲み干し、かなりいい気持ちになっていた。
夜食は非常に簡素。量が足りないぐらい。以下、構成は次の通り。
SAVORIES
ただのスナックみたいな物。アメリカ系の航空会社でよく出るマカダミアナッツ (しょっぱいから嫌い)よりはおいしい。(連れ)
Lamb & Pepper Kebab
肉自体は良質と思えないが、味付けはよし。
Cod Fish with Lemon & Dill
同様に魚自体はうまくないが、トマトソースで結構食える。
白身のお魚で、ばさばさしている。(連れ)
Gruyere Cheese Pie
おいしくない
Orange Cake
最初の食事のデザートの方がおいしかった。スポンジ+バタークリーム+生クリーム+ ピスタチオ+オレンジスライス それぞれうまみなし
全体的にスパイスが効いていて想像していたよりも Good!!  ソースはスパイスを使っていて結構いける。機内食としては合格点。(連れ)
また、予め新婚旅行である旨の申請をしておくと、食間に シャンパンとウエディングケーキがもらえる。 (しかし、この申請は証明書など不用のため、申請すればもらえると思う) ケーキは3種から選べ、我々はチョコケーキを希望しておいたのであるが、もらったのは 普通のケーキ。中にフルーツがふんだんに入っており、生クリームは甘く、しつこい。 1ホールもらって残ったらテイクアウトしてくれる。とりあえず半分ぐらいは調子に乗って 食べたら、気持ちが悪くなった。全部食えるか!!  その後の移動にも荷物になって 結構困った。またシャンパンではなくてスパークリング(グラス)だった。

直径18cm位の生クリームケーキが1ホール。どう考えても2人で食べきれる量ではない。 せめて直径10cmにして欲しかった。テイクアウトする程のケーキではなかった。(連れ)
10時間の飛行の後、コロンボにてモルディブ行きの飛行機へ乗り換え。機関銃を構えた警備兵がいて、 ちょっと恐い。乗り換え後1時間でモルディブへ到着。その間にも機内食が。サンドイッチ 3切れ (蒸し鳥、ツナ、チーズ)、チョコケーキ。

サンドイッチのパンがパサパサでうまくない。具に味気がなくうまくない。ぶーぶー言いながらも 全部食べた。チョコケーキは甘すぎてうまくない。紅茶もおいしくない。なんで?(連れ)

モルディブの飛行場に到着(現地時間で夜9時ぐらい)。非常に蒸し暑い。過ごしやすく ないのか?? もはや日本時間で深夜2時ぐらいなので眠い。そのくせ、入国審査がやけに 遅く、たらたらとやっている。かなり切れそうになる。まわりはみな黒人。(当然だが…) 慣れない外国なのでちょっと恐い。その後、船に乗りリゾートへ。高速艇で1時間ほどの道 程なのだが、半地下の船室へ。あたりは真っ暗。外にはほとんど明かりが見えない。非常 に蒸し暑い。酔い止めの薬をのんで意識を失うが、あまりの不快さに目が覚める。その後 10分程度で到着したが、気が付いた時は汗びっしょり。

あまり汗をかかない私だけど、この船の中では滝のような汗が流れていた。酔い止めを 飲んだためか途中何度か目が覚めたものの、気づいたらリゾートに到着していた。(連れ)

最初の印象はあまり良くない。小さな桟橋に到着してチェックインを済ませるが、その桟橋には 小さなブラックチップ(サメの1種。大きい物は1mを超えるが、ここにいるのは30〜50cm) が数匹泳いでいるのが見える。チェックインを終えて、説明が始まると聞いていたのに、朝の食事 間のみ言い渡されて解散。おいおい、いいのか? 部屋に入ると、同じくHappy Wedding と書かれ たケーキが1ホールある。そんなにもらっても…。それに味が…。とりあえず一口食べて申し訳な いが残りは捨てた。
(あの気温と湿度でどの位もつか全く不明だったため。)

ケーキはハート型のバタークリームケーキ。砂糖がジャリジャリしていて、おいしくなかった。気持ちはうれしかったが、申し訳ないと思いつつ、残してしまった。(連れ)

後程わかったことだが、日本語のインフォメーションを配布して説明することになっているらしいのだが、コピー機が壊れて一切の情報がないまま、その後を過ごした。


〜リゾート解説〜

リゾートは Biyadoo といい、インド人が経営者。 ゲストはヨーロピアンが70〜80%でそれ以外が日本人。GWや夏休みなどは日本人が増えるよ うだ。それでも50%とか。ヨーロピアンはドイツ人がもっとも多く、その他イタリア、フランス 人を確認した。このリゾートでは他のアジア系は見なかったと思う。ホテルのスタッフには日本人 は居ないが、英語は通じる。

島は丸く、その周りにさんご礁が発達しており、さんご礁 を抜けて外洋に出る通り道が6個所用意されている。(passage1〜6と呼ぶ)。 日本人のダイビングスタッフは4人いる。

ここでは、ダイビングのチェックを受けて、OK をもらうと、1日3本まで自由にその島の周り (ハウスリーフという)を潜ることができる。その他、ボートが午前、午後1回でるので、 前日までに潜るかどうか申し込みを行って潜りに行くことができる。翌日のポイントはホワイト ボードに書き込まれており、自由に選択できる。従って、本来ならチェックダイブを受けて、ダイビングに 燃えることになるのであるが、日程に余裕があるので、まずは体をモルディブに慣らすことにして、 初日はシュノーケリングのみ。

天候は晴れ。雲一つないとはいえないが、十分明るく、強い日差し。風は非常に強かった。 例年ではこんなに風はないらしい。そのおかげで、ボードダイブのポイントが限られたとも聞く。 そのおかげで涼しい。海から上がると寒いぐらいに感じることもある。
またボードダイビングで海があれ、遊園地のバイキング状態になったことも滞在中あったようだった。 「酔うより恐かった」というのが体験者の言葉だ。ボートは外枠(縁)がなく、捕まっていなければ、 簡単に振り落とされそうだったとの事。行かなくて良かった。
船の中ではフィンなどがあっちこっち流されていたとの事。スタッフの人間が話していたのだから、 めったにある事ではないのであろう。


〜環境〜

部屋にはテレビがなくダブルベッド。ベッドは毎日ベッドメイキングのモルディブ人が花やバスタオルで デコレーションしてくれる。ヤシの実や意味不明の模様など。とりあえず南国風。 怪しげな日本語を操っていた。部屋からは海がすぐ近くなのだが、木が多く海は見えない。 早朝になると正体不明の鳥が鳴いて起こされることもある。

島は素朴な感じで、島の周囲に2Fのホテルタイプの建物が並び、中心にはスタッフ専用の建物や モスクがあるらしいが、木で覆われて見えない。木は豊富にあるのだがほとんどがヤシでヤシの実 がよく落ちてくるらしい。(ヤシの実爆弾と名づけた。) 頭上に注意する旨があちこちに記述されている。 しゃれにならない。また大きなヤシの枝も時折落ちるようで、私たちも背後で落ちる音を聞いた。 ヤシの枝も3mぐらいはあるようなもので実際当たったらしゃれではすまないであろう。その他、 小さなトカゲが多くあちこちで見られる。蚊は想像していたより少なく。滞在中、悩むような事はなかった。 もちろん虫除けスプレーなどはしっかりしていたが。


〜 初日 〜

朝食が7時〜9時というので、目覚ましを8時にセットして食堂にいくと、まだ開いていない。 おかしいと思いつつ、ふらふら島を1周する。レセプションで時間を見ると時計が間違っていて 1時間早かったためと判明。

食事は、1つしかないレストランで。毎日同じ決まったテーブルで、決まった人が滞在中サービス に当たる。すべてモルディブ人。挨拶ぐらいなら、何とか日本語が通じるが、小さな声で英語を 話すので、よく聞き取れない。(もちろん英語がわからないからかもしれないが)
私たちのテーブルは、窓際の場所であったがクーラーから非常に遠く、 またクーラーに近い人が寒いため消されてしまうことが多く、昼間は非常に暑かった。


朝食  バイキング形式(以下、毎日ほとんど同じメニューを食べる)

以下左のテーブルから並んでいる順番に、

フルーツ
パイナップル、すいか、りんご、モンキーバナナ(1回だけ) が日替わり。
ヨーグルト
酸味が押さえられているのだが、あまり好きではない。ジャムや蜂蜜を加えたりしたのであるが、どうしてもなじめなかった。  
コーンフレーク
ノーマルのフレークはデフォルトで。それ以外に、チョコ系と木の実みたいなのが交互にでる。冷たい牛乳と暖かい牛乳があってそれで食べる。暖かい牛乳で食べていた人は見掛けることはできなかった。
パン
味はともかく、バナナブレッド(は結構いける)やレーズンパンなど4種。ジャムも数種ある。チーズも。(チーズはうまくない) 滞在中は握るとほとんど中身がなくなってしまうのではないかと思えるほど希薄なパンがメインとなるようだ。
ハム
ちょまず(連れ)
卵料理
小さなレンジが2つあり、そこで2人のモルディブ人が注文を聞いて卵焼きを作ってくれる。男性だと卵3個、女性だと2個かな? (卵は小さ目) もちろん、言えば何個でもokだと思う。オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグなどが可のようだ。通常、具は唐辛子、チーズ、トマト、玉ねぎの4種があり、それを好き好きで入れてもらって、オムレツを作ってくれる。(これを怪しい日本語で聞いてくる)。 私は 「Everything Mix」と言って、全部入りを毎日食べつづけた。
毎日オムレツでは飽きてしまうため、数日経った頃「目玉焼きー!!」と注文した。ころその後私の顔を見るたびに、モルジブ人の内の1人が「目玉焼きー??」と怪しげな微笑みを見せるため、「こいつおちょくっとんのか?」という感じだった。(連れ)
ソーセージ
ベーコンと日替わり。味は不明。
ゆで卵
味見しなかったため不明。
ホットケーキ
フレンチトーストと日替わりで。溶かしバターと蜂蜜で。蜂蜜があまりおいしくなかった。(連れ)
ハッシュブラウンポテト
私はビタミンCの補給がわりに毎日。好きだった。
ジュース
オレンジ、パイナップル、りんご、グレープフルーツ、ピーチが日替わりで2種だけ登場
以上、朝食はこんな感じ。評判では食事がおいしいと聞いていたのであるが……う〜ん。 それほど評価できない。日本人のテーブルには醤油が常備されていた。 しかし、結局使うようなことはなかった。


〜 シュノーケリング 〜

透明度はそれほどでもない。10〜15mというところか。 後ほどわかったことだが、 午前中は20mぐらいあるのであるが、午後は15m以下にまで落ちる。おそらく、 舞い上がった砂などによるものであるとの事。魚はもう十分。私たちが気が付いただけでも、 40〜50種はみつけられたのではないだろうか?(ダイビング中も含む) インド洋固有種が多くて、うれしくなる。
また、40〜50cmの浅瀬にもブラックチップが現れたり、エイも豊富に見られる。 その他ギンガメアジと思われる群れも passage 5近くの浅瀬で見ることができた。



昼食    バイキング形式

スープ
日替わり。毎日ヒットのないスープが続く。引き立ての胡椒をいれて味を調えてなんとか飲める。
サラダ2種
モルディブでは魚以外はすべて他からの輸入になる。したがって、サラダは非常に単調。 キャベツ、にんじん、きゅうりみたいな瓜が千切り。その他、マヨネーズあえのジャガイモ、グリーンピース、 にんじん(?)ぐらいしかない。ドレッシングは、サウザン、マヨネーズ、醤油、ワサビの山 (どうやって使うのか)、オリーブオイル、ビネガーが用意されている。
しかし貴重な野菜源のため、毎日必ず食べていた。(連れ)
ココナッツ
なぜか、ヤシの実の千切り(皮付き)が毎食出される。それほどうまくない。多少甘みを感じるかな? 皮は食べないらしい。最初は食べてしまった。
パスタ
日替わりで具のないパスタが並ぶ。バター和え、ペペロンチーニ、ナポリターナなど。 パスタの種類も意外に豊富だった。味は最低。ただイタリア人は、これを皿に山盛りにして、 これだけで昼食にしているやつが多い。何故だ? こんなので、おまえ達は満足できるのか? パスタの産みの国(?)であるプライドはないのか?
肉、魚
それぞれ日替わりで料理がでる。最初は毎日食べたが、どれもこれもまずいので途中で食べるの止めた。 例えば、ナスのトマト煮、魚の輪切りの煮付け、鶏肉の香辛料炒め。
ライス
インド米。バターライスやココナッツで炊いた物が日替わりだったような感じ。ただ、カレーをかけていていたので、よく分からない。
カレー
毎日4種。さすがに食える。私は毎日カレーを食べつづけた。野菜や魚介類、鶏、マトン、内臓(?) などがあった。ただ、ブタのカレーはなかった。野菜のカレーが豊富だった。 ポテトとカシューナッツのカレー、ナスのカレーなど良く分からないカレーが多い。 ただ味はそれほど良くないと思う。 魚介類(イカ、魚)もそれほどうまくない。 しかし肉(鶏、羊)がうまい。 特にマトンは非常に評価できる。さすがイスラム圏。 羊の扱いが非常にいい。肉のカレー煮みたいなカレーもあったがうまい。付け合わせも豊富で6種。 ミントペースト(非常にうまい)、にんにく、チリペースト(それほど辛くない)、ラディッシュ、後は不明。
デザート
ケーキ2種、果物2種が日替わり。デザートは非常に豊富。10日ぐらい食事をしたはずだが、ほとんど同じ物を食べたことはないと思う。しかし味付けは食うに値せず。毎日味見はしたが…。甘い、うまみがない。プリン、タルト、生クリームケーキ、フルーツゼリーなど。果物は朝と同じような感じ。
特にフルーツゼリーはちょまず!ただし、1度だけ出たコヒープリンはまあまあだった。(連れ)


〜 夕食 〜


夜は昼に比べて非常に質素。特別ディナーもよく催されるが、それは別にして、 通常のメニューはコース。前菜(スープか前菜の2種のうち、どちらか)、 メイン(カレー(3種)、肉、魚、野菜の4種から選択)、デザートの3品。味は、昼と同じ感覚。 特筆すべきものはまったくない。
以上の食事でとりあえず私たちは全く食事に困るようなことはなかった。 おいしいと思える事は少なかったが、飽きたり日本食が恋しくなるような事はなかった。 持っていった味噌汁のインスタントやカロリーメイトなどは最終日に日本人スタッフにあげてしまったぐらいだ。



〜 バー 〜

レストランの近くにバーがある。アイスがおいしいらしいが、残念ながら機会を逃した。 バーで特筆すべきは、地面が砂でしきつめられており、素足が非常に心地よい。 最もバーに限った話ではないが、後半ほとんど素足による生活になってしまった。 これが気持ちよい。道は毎朝モルディブ人が掃除してくれるため、それほど痛くなく、 砂が非常に心地よい。たまに気を抜くと、小石で痛い思いをする事もあったが。 現地滞在の日本人ダイビングスタッフは、「もう靴なんて履ける生活になんて戻れない」 と言っており、ずっ〜と裸足でいるようである。
飲みながら、皆つい足元で穴をほったり砂をいじっている。日本人ダイビングスタッフ が大体飲みにきており、面白い話を聞かせてくれる。またゲストもいろいろで、 我々の滞在中は中国出向中の日本人夫婦や、ベトナム在住の夫婦3組(当然日本人)などで 話題が非常に豊富で夜もあっという間であった。新婚旅行では少なく、もう少しムード のある島の方にはかなり居たようである。
もっとも島到着当初は慣れない海で疲れ果て、食事終了後そのままベットに倒れ込み、電気・クーラーなど そのままで寝入ってしまっていた。多い時は9時間ぐらいの睡眠時間を確保していた。遅い時は、夜1時すぎ まで飲んでいたことも数日あった。


〜 観光 〜

以後、翌3日間はダイビングのみ。5日目はアイランドホッピングという他の島を訪れるツアーに参加し、 その後3日間もダイビング。通算ここでは15本ダイビングした。 振り返ってみるともっとダイビングしたかった。毎日遊ぶのに忙しかったが、意外に何もしていなかったこ とに気づき愕然とした。

アイランドホッピング

地元の漁師の島、無人島(そこでバーベキュー)、他のリゾート、サンセットフィシングを1日がかりでまわる。船はドーニというモルディブ特有の船。波と風次第で、かなりの波しぶきがかかる。かかるというよりは「かぶる」といった感じ。非常に参った。風が強く非常に寒い。まさか南国へきてこんなに寒い思いをするとは思わなかった。特に陣取った席が一番前で一番水をかかる場所となってしまったのが、最悪だった。

同行した人は日本人4人。私たちのほか1人できたらしい女性客が2名。残りはすべてイタリア人のようだ。非常にうるさい。ガイドはイタリア語で説明してくれていたが、最初に英語で説明してくれた以後、一切英語でのガイドがなかった。どういう事だ!!

日本人をなめているのか? まったく何もしないガイドだ。わからないことは付き添いのモルディビアンにつたない英語で聞いたりしていた。それにしてもイタリア人がうるさい。特に変なおやじが最もうるさかった。ささいな事で騒ぐ。非常に気になる。船が大きく揺れて、水しぶきがかかる度に大騒ぎをする。

そんなに水飛沫がいいなら、一番前の私たちの席と代わってやろうか!と思うほどであったが、さすがに疲れたのか途中静かになった。

 〜 漁師の島 〜 

リゾートから30分ほど。見るところはなにもない…。お土産屋が並んでおり、値切りを楽しむ(?)ぐらい。 一応モスクもあるらしいが訪れず。価格はリゾートより安い。雰囲気は楽しんだ。女子供が多い。

 〜 無人島 〜

船で1時間ぐらい。非常に砂浜はきれいであったが、シュノーケリングはBiyadooの方が面白く、 単調。珊瑚などはいいが、透明度が非常に悪く。そうそうに日焼けにはいってしまった。 食事はヤシの実に無造作に火をつけたバーベキュー。素材がアルミフォイルに入っており、 そのまま火をかけただけのもの。鶏肉の香辛料入りと白身の魚の半身(かなり大き目)の2種。 鶏肉は美味。魚は周囲に新鮮であるはずなのであるが、それほどおいしく感じないのはなぜだろうか?
リゾートでも同じ。身が非常にパサパサしていてうまみがない。なんでだろう? ただ、ベトナム在住の日本人は魚が普段魚がめったに食べられないとかで、ソースをよけて醤油をかけて 食べていたとのこと。また、無人島では他のリゾートからの観光客がきたが、それがすべて韓国か中国系 でこれもうるさい。どうしてあんな大声になるのであろうか?

 〜 他のリゾート 〜 

そのリゾートには日本人が珍しいらしく、じろじろ見られた。

ドイツ人が多そうだ。結局、何もすることがなくぼっ〜として過ごした。そのままリゾートへ向かい、 途中で釣り。太い針金のようなでかい針でつる。竿はなく、釣り糸のみ。こんな物でいったい何が釣れ るのであろうか? 結果、アカマツカサみたいな魚が釣れるようだ。えさも豪快。魚の切り身がえさ。 釣れた人は4人ぐらい。連れも釣ることができた。(記念写真あり)。

とは言っても途中からモルディブ人が代わりに、引き上げてくれた。大きさは40cmぐらいはあろうか。 さすがに引きもすごかったとのこと。また釣れた時のイタリア人の騒ぎといったら、 「うれせえ!」とどなりたくなるぐらい。人の釣っている脇から場所を横取りしてくるし。 どういう連中なんだ。


そういえば、レストランの席でとなりがイタリア人だったことがあったが、これが本当にうるさい。 後で聞いたのだが、夕食でメニューにないパスタを要求して無理やりウェイターに出させたりしていた。 物好きにも観察していた人がいたのであるが、相当無理を言っていたらしい。今回のツアーでは、
イタリア人への印象が相当悪くなった。


その他のツアー:ヘリコプターツアー、アイランドホッピング2(他のリゾート3つに行く)、 サンセットフィッシング、マーレ観光(マーレはモルディブの首都)などがある。



 〜 スペシャルディナー 〜

2、3日に一度、スペシャルディナーが用意されており、それはビーチでのバーベキューや モルディブ料理スペシャル(カレーとシシカバブのようだった)などがあった。私たちはレストランの 前のオープンデッキでのシーフードバーベキューを食べた。(1人26$)  最初にスパークリングワイン(日本円で2600円ぐらい)を勧められて注文。 その後、魚介類のカクテルとメインのシーフードのバーベキューが出る(料理の写真あり)。 エビはおいしかったが、それ他はまあまあ。もうこの時、料理に大きな期待をしていなかったので、 どうということはない。また、この日がイスラム教徒の断食明けの日でモルディブ人には夜簡単なお 祭りがあったようだった。



 〜 外国人 〜

中でも外国にほとんど訪れることがない私にはショッキングだったことが結構あった。 中でも朝散歩すると朝6:00ぐらいに年寄りがランニング(と本人は考えているらしい)して いるのであるが、これがえらいタフで、ダイビングでは一番最後まで潜っているし、かなり 早く移動するらしい。またウインドサーフィンもやるらしく、私もその光景は見た。 風が強いためサーフィンが相当に早い。もう腰が曲がりかけているのに。

夜にレストラン前のサンデッキでDISCOが催された日があったが、かなりハッスルし て踊っているのを見かけた。タフなじじいだ。。。(連れ)

ダイビングスタッフの話を聞くと年齢は70を超えて、毎年2ヶ月ぐらい滞在する常連らしい。 海外は休暇が長いと聞くが、それにしてもうらやましい話だ。また、ダイビングのスタイルも 相当違うらしく。絶対インストラクターの指示に従わないで勝手に行動するらしい。 体がでかいから寒くないのか、水着にTシャツで潜っているやつもいるし。

なにしろデブが多いので非常に見苦しい。そのくせにとんでもない水着を着ているやつもいた。 水着が贅肉に隠れて股間のみ黒い布を覆っているように見える男性もいた。見たくない…が、 それを見て大笑いしたこともあった。

たしかに見たくはない光景だったが、しっかり目に焼き付いてしまい今でも思い出して 笑ってしまう。(連れ)

またあの体でフィンキックするため、日本人に比べて相当早く動けるらしい。 その代わりにエアの消費もアメ車並みらしく、相当早くエアがなくなる。一度チェックダイブで 一緒に外国人と一緒に潜ったことがあったが、私がエアを60残し浮上したところ、そ の外国人はもう20〜30のみを残すのみであった。(私はエアの消費は早いほうである)

また、あの日差しの中で寝ていてやけどをしないのであろうか、あの連中は。 ダイビングに血眼になっている日本人を尻目に滞在期間が長いヨーロピアンは日光浴したり、 シュノーケリングをしたり、非常に優雅な物だ。何をしているのか、浅瀬に二人で温泉のように 浸かっているのも多く見た。日本人のこの少ない休暇はなんとかならない物か、痛切に感じる事多々あった。



〜 ダイビング 〜

ダイビングは、今回初心者ということで主に島の周囲を連れと2人だけで潜ることが多かった。 これが非常に不安であった。何せ日本では通常ガイドが引率するタイプであり、バディとは言っても、 有名無実であるが、ここでは2人っきりしか一緒にいないのだ。他に助けを求めように誰もいない。 自分達の技量と知識だけで潜らなければいけないのだ。その点非常に疲れるが、 その代わりに自由にもぐれる。1個所にとどまっていたければ、ずっ〜とその場でとどまって魚の 群れを見ていようが、写真を撮りつづけてもいい訳だ。これは今までに味わえなかった楽しみで あると断言できると思う。確かに島の周りであるため回遊魚などの大物は少ない。が、もともと 魚影の豊富な島の事でもあるし、流れも弱いため非常に気持ちのいいダイビングができた。 カメなどは1mぐらいにまで寄れて、全然逃げようとしない。
(島の周りでも強くて潜水禁止されている所もあるが、簡単な所しか潜らなかった)
ダイビング上級であればボートでの上級者コースへ行けば、よりエキサイティングな ダイビングもできることであろう。

夜になると星がきれいであった。蚊が恐かったので夜はあまり外には出なかったが…。最後にイタリア人と韓国(中国)人は非常にうるさかったが、再訪を誓う私たちであった。もうちょっとダイビングがうまくなったら…
かなりモルディブ何回目という人が多かったのもうなずける場所であった。


〜 おまけ 〜

日本人ダイビングスタッフよりのお言葉。
 ・ カツ丼は20$だしても食べる。
 ・ ラーメン、餃子、半チャーハンなら30$。
 ・ 日本の雑誌(その人は週刊文春)が読みたい。
 ・ 餃子が食べたい。崎陽軒の真空パックシュウマイを持ってきてくれ。


 〜 ダイビング詳細 〜


  2日目 

午前中にチェックダイブ(passage 6→1)を受けて何とかクリア。チェックダイブは 水深5m前後にロープがはってあり、そこでマスククリア、オクトパスブリージング、 レギュレータクリアを行う。 チェック後、ビギナークラスと経験者クラスに分けられ、それによってボートダイビングなどの クラス分けが行われる。
午後は、初めて2人だけでダイビング(passage 6→5)。非常に緊張した。初めてのポイントで どのくらい泳げばいいのか、いつ目的地につくかわからない。そういう不安が潜りながら頭をよぎる。 結果、なんとか無事に生還することができた。
最大水深14m、平均10m、潜水時間40分と浅めに流した。


  3日目

1本目 passage 6→5
メインの桟橋脇からのエントリーで、途中水深10m前後に小さなケーブがある。 Passage 5はスポーツ専用の桟橋で昔はギンガメアジが群れていたところであるが、今はいないようだ。

2本目 passage 5→5
passage6へ向かったのだが、潮の流れが強くエントリー場所に戻った。

3本目 passage 4→3
passage4-3間は珊瑚の発育がすばらしく、潮の流れも弱い。ただエントリー/エクジットがちょっと遠いのがやっかい。

  4日目

1本目 passage 4→5
非常に長いポイント。ゆっくり流すと60分ぐらいかかる。後で聞いた話だとナポレオンフィッシュ(1m)が見ることができたそうだ。その他、飛びエイやブラックチップが遠くに見えることが多い。
2本目 passage 6→5
いつもお世話になっている八丈島のダイビングショップのインストラクターが同じ島にきていたことが判明。なんという偶然。そこで、一緒にダイビング。エントリー直後カメがお出迎え。透明度も良く、純の面倒も見てくれたので非常に楽で気持ちのいいダイビングができたと思う。
3本目 passage 6→5
モルディブで知り合った女性と3人でダイビング。午前中の印象が良かったのであるが、結果今滞在中で最悪に近いコンディション。エントリーで相当の流れと透明度の悪さ。 ちょっと残念でした。


  6日目

1本目 passage 5→5
2本目 コーラルガーデン
モルディブで初めてのボートダイビング。ドーニにて移動。あまりゆれずに助かった。 ポイントは白い砂地に珊瑚の根があるような感じ。昨日ここでマンタの群れが見られたらしいので楽しみにしていたが、やはり無理だった。(通常、雨季に見られる)

ガーデンイールを始めて見た。後で聞いた話によると、島の周囲の砂地にはものすごい数がいたらしい。そこまで深く潜らなかったので知らなかった。クダゴンベも居たらしいが未確認。



  7日目

1本目 passage 6→5
2本目 ハラベリレック
ボートダイブ。沈船ポイント。水深30m〜20m前後の所に、5年前ほどに沈んだ船とその近くの根をまわる感じ。船は沈んでまもないため、まだ魚や珊瑚などはついていない。初めてのレックダイブとなった。その近くの根はオーバハングや穴がところどころにあり、ツバメウオが群れている。かなり大きいものもいるし、1m前後までよれる。カメラを持っていかなかったため、撮影ができなかったのが、残念だった。魚影も濃い。さすがといったところか。



  8日目

ああ、哀愁の最終日
1本目 passage 6→5
2本目 passage 3→4
純は体調がすぐれず、モルディブで知り合ったベトナム在住の日本人女性と2人で、大物はでなかったが、潮の流れも少なく、気持ちのいいダイビングだった。

3本目 クダギリ
ボートダイブ。これも私一人だけで潜った。モルディブ最後のダイビング。超初心者向けで根の回りを周回する感じ。結構単調で、これならハウスリーフの方が良かったと思う。ただ透明度は午後にしてはよかったと思う。やはりボートだからだろうか。