ワイン会

2013.8.29
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最近ちょくちょく声をかけていただいてのワイン会。
毎回さすがのラインナップで、ちょっとほかでは飲めないものばかりで恐縮のかぎりです。

というわけで、ちょっと遅れての参加になりましたが、駆けつけ1杯は・・・

Chablis Domaine Raveneau 2010

おいおい、最初からラブノーですか?
噂はかねがね、、というか家でも1、2度AOCは飲んで普通においしいぐらいで終わってしまったのですが、半端ない味わい。

濃厚さとシャープさが共存して、濃度もかなりのとろりとして。
聞くところよれば、昨晩抜栓したものだそうです。 ドヴィーサも同様だそうですが、上のクラスだともっと前から抜栓したほうがよさそうです。
もちろん好みによりますが、ぜんぜん違います。

なお写真は宴たけなわのころから撮り始めているので、グラス乱立しており美しくなくてすいません。

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ALZINGER 2011 Reserve Gruner Veltilner Wachau

アルツィンガー レゼルブ グリューナーフェルトリーナ。
オーストリーの北限にあたる位置だそうですが、このグリューナーフェルトリーナはオーストリーで有名な一番有名な品種固有種だそうです。


アルコール高めで、ほんのり甘めにも感じますが、これはアルコール度数によるものか?
こちらは昨日の夜抜栓したそうです。 徐々にずっしりと重い印象に変わっていきます。 肉でもあいそうな酒質。

アルザスのピノグリに近い印象だろうか・・・と思いきや、徐々に重さが増していき、目をつぶって飲んだら赤だか白だか分からないボリュームに。
非常に面白い1本。 二人で食事通していくとすると一番楽しめることはシャンパーニュに通じるものがあるでしょう。
とはいいながら、これは個人輸入しているもので、市販はされていないと思われます。

グラスの最後のほうは徐々に日本酒テイストに。 酸味が抜けていったからでしょうが。

ちなみに、ザルテのグラスでいただくと、重心が高くなりさらに印象が変わるとか。。
皆さんは普段使いでツィーデルとか。 参考にさせていただきます。

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Yoichi Nobori Kyumura 2011 Pinot Noir

続くは前回の流れで私が飲んだことがない、、ということで準備していただいた1本。
ってほとんど飲んだことはないのですが、皆さん絶賛しているドメーヌ。

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香りは昔のブルゴーニュの雰囲気。 味わいはちょっと甘い感じで、色はかなり明るめ。
抜栓は今。 臭いぐらいのむんむんとする感じ。 

味はまだ薄いが、徐々に時間とともに味が乗ってくるらしいが、このワインは香りを生かしたくて今の抜栓にしたとのこと。

色あいから想像されるイチゴジャムテイストも多め。 ただ、この色と想像と違う印象もあるのは緯度のせいでしょうか?
いわれたとおりに時間とともに、旨味がのってきます。

しかしあまりもたないか? それにしても日本らしい凝縮した1本という印象。
軽く古漬キノコご飯にあうヴォルネイといった感じ。 なかなか特徴的な1本。

知らなかったのですが、小布施ワイナリーの弟さんだったかな?
だいぶつくりが違うようですが。 兄弟でおりあいはイマイチとかきいたことがありますが、兄弟なんてそんなもの。
主張が強ければ、強いほど。 それは悪いことではありません。 新たな挑戦と再びまた交わることもあります。
それまで異なる経験をするというのも面白いと思います。

まだまだ楽しみです。

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赤ワインを注いだグラスが2つ。 右側は日本のピノ。
左側はこちらのワイン↓。

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Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes Hudelot Bailley 2009


なんという色合いの違いでしょう? 日本は2011でフランスが2009です。
ブラインドで出されたらまったく分からないと思います。
シャンボールはエッジのアルコールもたっぷり。

こちらのユドロバイエの抜栓は今日の朝とのこと。シャルムはシャンボールで想像する定番の華やかさが豊富だそうで。
今回のように若いうちならこの畑が一番とのこと。ほかのもっといい畑はかなり経たないと・・・とのこと。

畑まではなかなか分かりません。

そしてその指摘どおりの華やかさが満載。 シャンボールで想像する味わいど真ん中。
ああ、この華やかさはやはりフランスですよね。

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Charmes Chambertin Grand Cru Domaine Armand Rousseau 1997

こちらも抜栓は今とのこと。 こちらはさすがの風味。 最後に牡蠣の香り。
王様、、といういった貫禄。 隙のない風味。 徐々に味覚にぶっているのが残念ながらですが、やはり今回一番印象深いのはこちらです。

普段の食事にあわせるのにはやはり日本産のワインだと思いますが、フレンチを最も愛する私にハレとしてツボってしまうのはこの王道のワイン。
脱帽です。

もちろんお値段も、、、でしょうが(笑) なぜ、これだけ状態がいいのだろう??
あけて直後のこれだけの香り。。 信じられません。

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Roses de Jeanne Cedric Bouchard Avril 2011
初ビンテージは2000年からという新しいRMだそうですが、生産数の少なさや評価もかなり高いようで。
ちょっと検索かけましたが、ほとんどこちらのロゼにいたっては見当たらず。
セル・シュール・ウルスに拠点を置いているそうです。 畑は1ha以下。

なかなか貴重なワインとお見受けしました。Rose de Saignee / ロゼ・ド・セニエ。
公式ページはこちら

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ピノノワール100%。香りは白桃と鉛筆を混ぜた繊細なもの。
桃も徐々に強くなっていきますが、遠くにイチゴのようなニュアンスも。

なかなか美味しいですが、個人的な好みにもよりますが、泡が飛んでからは極上の白ワインにもなるとか。
最後にすっきりとしたシャンパーニュというのもいいですが、もっと口の広いシャンパーニュグラスだったら、もっと引き出されたかもしれませんね。

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今回もすごいラインナップでした。。。 

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