ぴったり

       

嫁さんが風邪でダウン。 では、せめて体でも温まるものを作ってしんぜよう。


といったわけであるが、なにせ鍋などの和風なものは作れない。 従って、洋風鍋を 適当に考えて作ってみた。  ← このあたりがデンジャラス

ベースはポトフをイメージした。

スープなど取っている時間はないため出来るだけスープがうまくなるようにと。

 豚バラ 500g
 鶏手羽 10本
 こんぶ 少々
 あさり 少々
 コンソメの素 少々

などでスープに味がでるようにし、野菜もたっぷり。主にキャベツと玉ねぎの甘みとトマトの酸味を ベースにして後は根菜類を適当に。


   あ、たっぷり作り過ぎた・・・・


10Lの鍋で入りきらないと言ったら、お分かりいただけるだろうか??
まあ、いつものことであるが、今回は従来にないほど多かった。


煮込むこと数時間。 別の土鍋に移し替えて食卓に並べる。そして、白ワイン・・・ 味付けは塩だけで、さっぱりと。 見た目はかなり悪い。 やや溶けたキャベツやだれたセロリなど
( というわけで写真の掲載はなし(笑) )

が、そこは慣れている。 まずスープを一口。 あ、これはうまいかも・・・・


自分が作ったもので、自分がうまいと思うことは年に1度あればいいほうである。 しかも、毎回量が目分量であるからして、2度と再現できない。 それこそ「一期一会」。


そして、ワインを一口。 う〜ん、なんとなくうすっぺらい印象。 であるが、樽を感じるわけでは なく、あまり特徴のない感じ。 じゃ、冷やしてみましょう・・・・


15分後、熱いスープを一口すすり、その後で冷えた白ワインを一口。


  あ、これは合う!


あまりワインと料理のマリアージュなどというものは正直気にしないほうだと思うが、今回は 何か納得できるものがあった。 熱と冷。 ワインの酸と料理の酸。 対照と比例。 
う〜ん、ちょっぴり幸せな一晩でした。 結局一晩で飲み干してしまいました。


問題はあと2、3日は食べつづけられるこの量だな・・・・