年末もせまろうかというクリスマス前。 そういうイベントには関係なく、知人らとこちらでディナー。
この時期のジビエもいかがでしょうか?ということで。
写真は珍しくまっすぐに(笑)
本日のジビエは、ベカスでございます。 事前にお願いしておいたもの。
ベガスは1月入ってからが安定供給されるようで、この時期は少し早いかどうか?というところ。
だからだろうか? 前回の感動がなかったのは、時期のせいなのか? あるいは一度食べたからなのか??
というのは残念なところ。 前回は1月末だったか、2月頭という時期。
シェフの腕は十分に分かっているのですが、素材もやはり大事ですからね。
乾杯と前菜などにあわせるようにロゼの泡を。
Cremant Bourgogne Louis Picamelot Rose Brut
瓶内二次発酵のスパークリングとのことで、1929年創業の少量生産、手摘みとはネットから。
市販は2600円程度のようです。
泡ということもあり軽い感じで、ちょっと甘さが口に残るかな?
乾杯、、というより、前菜にあわせるにはこのくらいのほうがいいかもしれません。
そうこうしているうちに、本日のメインの食材がでてきました。
乾燥しないようにバターを塗っているようです。
最初はいつものアミューズ。
獣臭と柔らかい酸味と旨味のある味わい。 マッシュルームの食感とハーブもすがすがしく。
これもかなりの手間がかかっているそうですが。 詳細は以前記載済みなので、今回はパスにて。
もちろん豚の血のソーセージですが、こちらでは初めて?
ちょっと甘めですが、香りはブータンノワールそのもの。
味わいはよく知るブータンノワールほど濃くなく、
クリームチーズが濃く、酸味もあって。
ちょっと美しくないですが、断面図はこんな感じです。
どちらかというあっさりとしたスタイル。 個人的な好みからすると洗練され過ぎたかの印象でしょうか?
こちらのほうが万人向けにスタイリッシュとは思うのですが。
この前いただいたバージョンと逆とのことですが、こちらのほうがバランスよく感じます。
スープがオマール。口の中に広がる香りと旨味。
キノコのフランが下にしいてあり、それがそれらを土台としてしっかりと受け止めています。
グラスワイン(白)は樽のしっかりきいたシャルドネとヴィオニエのラングドックを。
ヴィオニエは柑橘系な香りですが、青いバナナとしっかりとしたこくもあって。
香ばしい香りとバジルのソース。こちらもちょっと甘め。 最近そういう味わいが多い??
隠し味にスパイスはこちららしく。 ふわっとした身質。
バジルは酸味あるソースとなっていて、こちらでバランスを取っているのと思われますが。
|
|