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毎月ぐらいだろうか? 特別コースがアレンジされているので、それを狙って。
さらには最近はソムリエの方が変わり、土日はフリーフロースタイルをとっているのもなかなか興味深いところで。
最初のシャンパンはちょっと大きめなグラスで。香りふくよか。
飲んでは意外にシャープな感じですが、後からふわっと旨さと香りが広がります。
葡萄はピノノアールとのこと。
Gosset Brabant Tradition 1er Cru Brut
こちらが今宵のコースです。
最初のアミューズ、、という位置づけで。
コンソメダブルというのもいまどきなかなか珍しい。
ほっとする温かさとちょっと濃厚さのバランスが楽しい。 もちろん香りのよさと。
口の中に残る旨味と香りの余韻の長さが丁寧に作られたことを物語ります。
きれいな透明感がいいですね。
続く白ワインは次のお皿に、、
牡蛎が意外にしっかりした身質。 優しい塩気と後からいただくワインとの温度差が口の中で変化に。
牡蠣にあわせたワインはミネラルと旨味が後からふわっと。
2009 アリゴテ/フィリップ・ロティ Bourgogne Aligote Phlippe Roty 2009
ちょっとメロンの香りとドライな味わい。やや樽っぽさもあり、アフターにしみじみと酸とミネラルが優しい。
一方、残っているシャンパンのほうは、しばらくするとボディが出てきて牡蛎をよりふくよかに感じさせます。
アリゴテには徐々に樽がでてきて。 下のフランがつなぎ、ミネラル感とドライ感が強く感じられるようになります。
ピンクペッパーが牡蛎独特の風味を引き出して。 アリゴテちょっとメープルシュガーの香り
野菜はフォンブランで別々に火入れにて。
ジャガイモするっと、カリフラワーはスープを吸って。
空豆はかわいいサイズです。レンコンも小ぶりながらしゃきっと。
セロリ優しい食感、カリフラワーもクリーム感引き立て、ニンジンの甘さと風味などが
いろいろ食べるたびの異なる味わいが楽しい。
ほかにはほうれん草、スナップエンドウ、インゲン。
家ではなかなかこういう料理は出来ません。
ソースは緑のはにんにくベース。 赤のはビーツです。
セルフィーユの根というのもありましたが、面白いですね。
これにあわせたワインは
アレキサンドル・バン プイィ・フュメ 2010 Pouilly Fume DOMAINE ALEXANDREl BAIN 2010
口に含むと蜂蜜的なニュアンスが広がりますが、それがすっと旨味に変わります。
変わり身が早いワイン。 しゅ、っとなってぱっと広がる感じ(笑)
ワインは時間とともにどんどん旨味に、香り豊かになっていきます。
これはボトルで1本ゆっくり飲んでみたいワインですね。
続くワインは、次ならお皿へもの。
Ratzaenberger 2010 Steeger St.jost Riesling Kabinett Halbtroken
ドイツはライン中部のバッハラッハ村にわずか14haしか持っていないラッツェンベルガー。
生産の7割が辛口〜中辛口というから面白いですね。
ウサギの味わいを包み込んだワインというチョイスだそうです。
ウサギ自体は優しい味わいですが、ワインと一緒だと甘みが引き立って後から旨味がふわっと広がります。
ちょっと香ばしさもあり、葉に軽い苦味でアクセント。
比較的な淡白なウサギにいい脂のフォアグラと、それにあわせてのほのかな甘口。
どちらかといえばフォワグラに甘口ベースなのかもしれませんが。
ソースはシャープな感じでワインがハーブな感じもあって。
ベーコンの泡と赤ワインのソース。
アンコウのシャキッとした食感とにんにくベースの風味にソースの酸味。
もちろんベーコンの風味、ネギ甘みと香ばしさも感じられつつ、
赤ワインのソースが全体的を引き締めている。
それがスパイシーなワインとよく合います。
カブとビーツの甘みはワインの旨味にあってきます。
ほかにはチーズなんかも少し。ズッキーニ、玉ねぎ、ニンジン。
トマトの酸味と甘み、にんにくも徐々に主張。
バランスすごく、ダイレクトなうまさではないものの、飽きのこない一皿に。ないが
Patapon Rouge Chapelle Domaine le Briseau パタポン・ルージュ シャペル
梅 香辛料の風味が面白く、このビンテージではありませんが、好感度の高いワインです。
決してビオだから、、というのではなく、料理ともよくあって。
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