食前酒からグラスワインで。
アラカルトのポーションが多いということで、前菜、魚を分けて3皿っぽく出していただいております。
フリットというともっと衣の厚いものを想像しておりましたが、さにあらず。こんな感じで。
プリプリの身は好印象。 もうちょっと、強気の塩があるとよかったかな? という気もします。
脇に添えられたピストーの風味ともよく合います。
フリットの上にはギリシャオリープとみじん切りにしたエシャロットの酢漬けを
オイルで和えたものがのっていましす。
ピストーは伺ったところ、エストラゴン、タイム、バジルなどを使っているそうです。印象としては、割と控えめな感じ。
野菜はモロッコインゲン、トレビス、アスパラ、インゲン、レタスなど
ただし、もしよかったらどうぞ、と添えられたレモンをかけると味のバランスがごちゃごちゃ。
かけなきゃよかった、、、
皿が供されると、ふわっとベーコンの脂の香ばしさと甘みを伴った香りが漂います。
こちらのアンコウも身質がむっちりとしているのですが、いかんせんベーコンが勝ちすぎです。
ベーコンの味に消されてアンコウは食感しか感じられず。
ソースは、アンコウのガラからとった出汁をベースに作ったそうで、意外にしっかりしたもので、
なすの甘みや下にしかれたジャガイモともよくあうし、決してベーコンに負けておりません。
セラファン 2000 ブルゴーニュ
9800円にて。蔵出しだったかな?
綺麗な澄んだブルゴーニュで、もちろん、そんなに強い香りがありませんが、ちょっと鼻をくすぐり、
バランスのよさも感じられて。
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