公式ページは
こちら。
知人にオススメいただいたこちらのお店を一押しで訪問。 そんなわけで期待値のハードルあがりまくりです。
もともとジビエは得意で、、とか聞いていたのですが、事前にお願いすると、あんまりそんな力を入れている様子はなく、???なところもありつつ。
サービス3人いらっしゃるようで、この席数ではかなりのサポートだと思います。
最初の1杯のグラスシャンパーニュは、ミッシェルローラン 黒ブドウ 2011でした。
たっぷりと。 アタックがガツンと強いわけではないが、アフターというか口の中で味わいが広がります。
イベリコ豚チョリソと発酵バター
豚の風味とバターの風味がうまくあっています。
赤と緑のコントラストがいいですね。
手前がチーズトースト。 定番的に美味しいのですが、なぜここで?という感じも。
私には分からない奥行きなり、ドラマがあったのか?
左奥が卵です。 意外にも冷たいもの。
中にはフォアグラとトマト凝縮したものも。よく混ぜていただきます。
トマトの酸味とフォワグラのコク。 なめらかな口あたりがなかなかよいもの。
バターはシャラントとボマラ? 有塩とノルマンディーの無塩のものだそうです。
レモン酢で3日マリネしたもの、とのこと。
上にハーブ。下にはクスクス。 甘味は干しぶどうを使って。 カレー風味もしつつ一口でぱくっと。
続くグラスワインは2009 サヴィーニ ブルミエクリュを。
優しい感じですが、香りはよく。 ちょっと苦味がアクセントになっています。
まだアミューズが続きます。 どこまでがアミューズなのか、こういう最近の流行はよく分かりません。
軽くタタキになっていて、タルタルですね。
タルタルにはケイパー、アボガド、イタリアのフルーツ?を使って。 下にはじゃがいものピューレ。
手前にはレモンのジャム、と奥にはゴルゴンゾーラとナッツを練り込んだパン。
前と後の料理とのコンビネーションから考えてしまうと、ワインとは合わなくなってしまうのはいた仕方ないところ。
ジャムは甘さしっかりめ。レモンの皮なども使っているようで、さっぱり感もありつつ、チーズはほんのりとアクセント。
Meursault les Chevalieres 2009 Alain Coche-Bizouard
ムルソー・レ・シュヴァリエール
今の作り手はコシュ・デュリの従甥だそうで、、、1940年からのドメーヌ。
さすがに市販価格はお高めで、、お店だと結構しそうですね。
どちらかというと、以下の魚へのワインとして。。
トレビスの苦味、バジルとニンニク。 見た目はエスカルゴ的なイメージでの一皿?
肝のソテーとソース。 バジルの風味はしっかり。
コルトゥーラというイタリアの魚醤、アンチョビを発酵させたようなもの? を使って香りと旨味をちょっと追加しましたとのこと。
なかなか楽しい一皿です。 見た目はそうですが、食感は違いますしね。 こういう苦味も嫌いじゃないし。
小さいですが甘さはうまさしっかり。セップ竹のリゾットが添えられています。
真ん中にある黄カリフワーは生とビューレ。 ピューレはオレンジ風味。
組み合わせが楽しい。 味わいはやや大人しい感じでしょうか?
オレンジがさっぱりとセップのうまさ、ホタテの甘さとキノコの食感が楽しい。
パンは皿ごとにいろいろ別のものが供されたり、それが一番面白いかもしれません。
脇にあったボルチーニのパンがまた絶品。
ムルソーも最初は酸味しっかりとしたイメージだが、徐々にはふくよかに。
白子は、身とソースの2種の使い方を。
タラの身というより白子と芋の甘さを楽しむ感じ。 ミルクの泡を楽しむ料理。
身は皮の焦がした感じがアクセントに。 ワインはシェリーのようなシルバネールを。
後味ドライだがその後からまた芋がふんわりと広がって、楽しい。
グラスワインをいろいろ料理にあわせていただいておりますが、それが楽しいですね。。
Ni Vu Ni Connu Domaine RIETSCH
ニ・ヴュ・ニ・コニュ シルヴァネール (ドメーヌ・リエッシュ)
グランクリュ・ツォッツェンベルクののシルヴァネールを3年7ヶ月間ヴァンジョーヌ的アプローチで熟成させたという面白い味わい。
これが甘さとしっかりとした旨みの白子によく合います。
市販3000円ちょっとぐらいでしょうか?
|
|