軽くグリエした秋鮭の上にはボタン海老とシェフが筋子から作ったというイクラをのせて。
ボタン海老は春と秋に旬が２回あるのだが、今の季節1ヶ月ぐらいの短い旬だそうで。
ソースに使ったオリーブオイルは、オリーブを絞るときにレモンを一緒に絞って、あとでオイルが分離してしまった果汁分はすててしまって
オイルに溶け込んだレモンの成分だけがのこったというもの。
またホワイトバルサミコも使っているという。
そのためだろうか？ オリーブオイルにさわやかな香りがついて、雑味のないすっきりとした味わい。
ガレットは、じゃがいも、人参、イタリアンパセリをつかったもの。
食感がアクセントになっております。
肝心の鮭は脂分が少ないようだが、それをソースのオイルが補っているえている。
上にのったボタン海老の甘さ、イクラのうまみと塩分などのバランス。
また先のワインと相性もよく、一緒に食べたときに後味に感じられるほのかな苦味もよいアクセントだし。
見た目、香り、味わいとともに非常に楽しめる。
がつんとした感じではないのですが、組み合わせでうーんとうなってしまうぐらいに。
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