Sinp's Wine

Aux Delices de Hongo オ・デリス・ド・本郷

パイ生地で包んだ旬のジビエとフォワグラ 山葡萄ソースで
パイ包み
Tourte Feulletee de gibier et foie gras, sauce au raisin sauvage

まずはカットする前に大きな塊で見せていただきますが・・・でかい。
メインに鳩1人1匹と聞いているので、みんなややビビり気味。 これ6等分ですか!?

お店の方にお願いして、少量ずつに(笑)
パイから肉汁があふれでているのが分かります。

焼きあがってから、少し寝かせて落ち着かせる必要がありましたので、しばらく待っていると以下のお皿にように。

パイ包み
ひき肉というより、小さめのブツ切りに切ったという肉は噛み応えあり、旨さが凝縮している。
詰め物の上のほうには大きめのフォアグラがたっぷり。

またソースがいい。 山ぶどうの甘さと軽い酸味が肉質にあっていて。
香りがまたよくて。
肉はさすがのジビエ。 かみしめる毎に広がる滋味。 フォワグラに充分対抗できるしっかりとした味わい。 鹿は煮込みと生をつかったり、青首鴨と豚などをつかったとのことです。

これがメインでもまったく違和感のない充実度。 美味な一皿でした。

ワイン Coteaux Champenois Ambonnay Rouge Cuvee des Grands Cotes Vieilles Vignes Egly-Ouriet 2001
エグリ・ウーリエ・アンボネー・ルージュ・キュヴェ・ド・グラン・ルージュ 2001

お店の方も料理とあわせるワインでずいぶん悩んだようでしたが、結局冒険的なこの1本にしてみました、とのこと。

この地方のワインはそれほど評判はあまりよくないということでしたが、さすが優良なシャンパンメーカのエグリウーリエ。 非常にチャーミングなピノノワールで、ほどよい軽さと酸味が好みな1本でした。

さすがに料理には負けてしまいましたが、この料理に勝てるワインをもってくると後が大変でしょうから、これで正解かと。 2002年はさらに評判がよいみたいですね。

せっかくなので、鹿の角と一緒に撮ってみました。

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