Legumes bioligique choudes et noix de st-jacque poelee, sauce anchoide
天然の四年物というホタテはさすがに肉厚で大きなもの。
もちろんフレッシュでもいけるやつを軽くグリエして。
付け合せは色鮮やかな野菜たち。 トマト、ねぎ、もろっこいんげん、黄色人参、赤カブ、大根、にんじん、カリフラワー、などなど。
この時期はさまざまな根菜達の旬となっていて、冬とは思えないほど華やかな一皿に。
ソースはバジルとアンチョビ。 どちらも強い主張をせず、野菜やホタテを引き立てる出来がまた心地よい。
モロッコインゲンはフリットに。
ホタテはグリエされた香ばしい香りと自然な甘みがいい。 噛み応えがこの厚さがまた。
野菜の甘み、苦味、さまざまな食感などを堪能できる一皿。
シンプルかもしれないが、かなり好みな一皿に。
2004 Domaine Bott Geyl Gentil d'Alsace
ボット・ゲイユという家族経営の作り手のものらしい。
セパージュがなかなか変わっていて、ミュスカデ、シルバネール、リースリング、ピノブラン、ピノグリなど。
なんでもありって感じです(笑)
ちょっと甘めの香りだが、飲んでみるとほどほどのボリュームとほどよい香り、甘さはあまりなく、また酸味もわりと抑え目に。
このほのかな甘さのある香りが、野菜の甘みやホタテに非常にマッチする。
単体ではシャープさにかける印象があって、いまひとつかな、、、と思ったのだが、料理にはぴったしで楽しめました。
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