Roti porc "iberico" au povre long
ローストはもちろんブロックで(笑)
目の前に供された6人分の豚はなかなかに大きい。
これが本当は五人前だそうで、1人アバラの骨付きのところがかけてしまうそうですが、このくらいで充分です。量的に。
写真ではちょっと大きさ分からないかもしれませんが。
ふたを開けてもらうと、スパイスの甘い香りと豚肉の香ばしさがふわんと辺りを漂います。
横から見るとこんな感じになります。
切り分けるとこんな感じ。 ごろっと肉厚な豚肉が供されますが、これが意外にするっと胃におさまっていくのはかなり怖いものがあります。
付け合せは四角豆、トマト(パセリ、パン粉をまぜんでローストしたもの)など。
面白いのは右手前に見えるのがケール(花つき)。
そう、青汁の元となる野菜ですが、すじをとってこの様に調理すると苦味はなく、なかなか美味しい野菜であることを知りました。
歯ごたえもいいし。
しっかり目の肉質ですが、非常に柔らかい。 見た目以上に白身っぽいイメージ。
皮のパリ感もいいし。 しかし、この料理の本道はやはり、脂だ。 非常に美味しい。
あまり好感を持つことが少なかったイベリコ豚だったが、やはり美味しいものは美味しい。(一時期、どこでもありましたからね・・)
Egly-Ouriet Brut Grand Cru 1996
豚にもやはりシャンパーニュで、といううれしい配慮。
エグリ・ウーリエはちょっと濃い目のシャンパーニュを作るRMという印象もあリますが、今回はちょっと泡を飛ばす意味を含めてちょっと
小さめのムルソーを飲むような形の丸いグラスで供されます。
市販価格9000円ぐらいでしょうか? セパージュはピノノアール70%、シャルドネ30%とのこと。
シナモンの香りににたスパイスのほんのり甘い香りと、豚の脂の甘さに対抗できるしっかりとしたシャンパンで、
するっと口の中を流して次の一口を誘ってくれます。
それにしても、これだけ濃いとシャンパンはやっぱりメイン以外に合わせるものないよね??
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