こちらはトリュフの一番美しい姿を見せたくて、、と。
写真もそのトリュフのテクスチャーを壊すことないように、ちょっとあっさりテイストに仕上げております。
緻密なサシが細かく入ったトリュフは素晴らしい。
なんでも、今年は高めの相場なんだそうですが、質はかなりいいです、とはシェフの弁。
フォワグラは上に表面に軽い歯ごたえを残したポワレと、下にはふんわりとしたフランが上下層につまっております。
その合い間にあるのが根セロリのスープ。
どれが主張するわけでもなく、味わい・香り・食感がそれぞれに素晴らしいバランスを保っております。
本当にあっという間に食べてしまいます。
根セロリは、今ヨーロッパからは入ってこないようです。
クリームスープは鶏のブイヨンを使って。
Charles Hours Cuvee Marie Jurancon Sec 2004
非常にありがちですが、Marieは娘さんの名前だそうです。
公式サイトはこちら。(全部フランス語;;)
今まで頂くことはジュランソンは甘口が多く、辛口は珍しいでしょうか?
このようなフォワグラ系の料理だとやや甘めのものをチョイスすることが多いですが、
今回はトリュフということもあり、このようなチョイスなのでしょう。
しかし、このワインも料理になかなか合います。
最初に鼻をくすぐる香りは、やはりジュランソンっぽいニュアンスもあり、甘口かと思うとそれを裏切るようなきりっとしまった酒質。
割とボディもありますが、酸味もしっかりとしており、いいバランス。
葡萄品種もちょっと失念しましたが、美味しいのではないでしょうか?
市販価格だと3000円ぐらいかな?
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