メニューからは”北海道産の栗蟹のダシで作ったリゾットにツブ貝、空豆、山菜のフライ添え”と。
栗蟹は、ちょっと調べてみると毛蟹に似ており、代用品として使われますが肉量が少なく、
商品価値はそれほど高くできないそうです。 だからこそのリゾットなんでしょうね。
また、リゾットはイタリアンなどのブイヨンを継ぎ足し継ぎ足しするレシピではなく、
スペイン式で作っているとのこと。
空豆は素揚げ、わらびなどはフリットになっており、なかなかどうして、この一皿もよい。
栗のダシがしっかりしみこんだお米はしみじみとした旨さがあり、若干の甘さを感じるところが、
ほろ苦い山菜などがよくあいます。
また食感もリゾットのつるっと(?)したものと、揚げられた山菜はサクッと。
味としてのアクセントはツブ貝も味わいもしっかりと、食感はつるっとコリコリというのもまた楽しい。
たらの芽、ぜんまい、こごみなどのベニエ。 空豆などの緑も目に鮮やかで色彩からも春を。
ワインはグラスにて。 ジュランソンはフォワグラに。 CISETEはリゾットに。
グラスワインもそれほど種類があるわけではありませんが、なかなかよいセレクションではないでしょうか?
このジュランソンが意外に好きでね〜 何度か頂きましたが。
さて、以前飲んだ記憶がない、、かな?
LE CISTE BLANC 2003 Domain Lagueere Cotes du Roussillon
コートドルーションとはちょっと考えにくほどの生き生きとした酸味が楽しい。
葡萄が、グルナッシュブラン、マルサンヌ、ルーサンヌとは、、 ちょっとびっくり。 もっと北のほうイメージのワインです。
しかも、2003なんて。
(最新のビンテージでは)市販価格が2500円ぐらいですから、ちょっと普段使いのワインにもいいかも。
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